20210908 デザイン日報
○今日の気になるWebサイト
東京芸術祭2021
https://tokyo-festival.jp/2021/
「歴史のまばたき」をテーマにした東京芸術祭2021の特設サイトです。
東京芸術祭とは
東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、毎年秋に東京・池袋エリアを中心に開催している都市型総合芸術祭です。東京の芸術文化の魅力を分かり易く見せると同時に東京における芸術文化の創造力を高めることを目指しています。中長期的には社会課題の解決や人づくり、都市づくり、そしてグローバル化への対応を視野にいれて取り組んでいます。
たくさんの色で織りなすグラデーションは芸術の多彩さを、ランダムな曲線を用いたシェイプは芸術の柔軟さを表現しているように感じました。
グラデーションはベタ塗りではなくノイズのようなテクスチャがはいっており、クリアなグラデーションのスタイリッシュさに比べて、より人肌を感じるような親しみある雰囲気を演出しています。
○今日の気になる記事
1964年東京オリンピックのロゴ設計図 ベクター素材で無料配布中 - PhotoshopVIP
https://photoshopvip.net/131021
グラフィックデザイン界の巨匠であるミルトン・グレイザー(Milton Glaser)が、「今までで一番好きなオリンピックロゴ」として選んだのが、1964年の東京オリンピックのロゴでした。
今年の東京オリンピックでも話題になった「スポーツピクトグラム」も、1964年の東京オリンピックで初めて起用されました。(参照:https://www3.nhk.or.jp/sports/story/6244/index.html)
現在はスタンダードになっているミニマルスタイルのデザインも、1964年の東京オリンピックが始まりだという考えもあるようです。
約60年前にはIllustratorなどのデザインツールはなかったものの、緻密で正確な寸法でデザインされた1964年の東京オリンピックのロゴは、現代も色褪せずに多くの人を魅了しています。