20210422 デザイン日報
○今日の気になるWebサイト
Whatever Inc.
https://whatever.co/ja/
媒体に縛られずなんでも作るクリエイティブスタジオ「Whatever」のWebサイトです。
ファーストビューでころころと変わっていく「Whatever」の文字が印象的で、favicon(ブラウザのタブに表示されるアイコン)も同じようにくるくると変わっていくのがユニークです!
そしてスクロールすると走り出すグラデーションのアニメーションがとっても鮮やかで気持ちいいです。
画像のリンクをマウスオーバーするとこちらもグラデーションがオーバレイされるのですが、そのグラデーションの色がランダムになっているところも、クリエイティブの幅の広さを表現しているのかなあと感じました。
私は特に左上のボタンを押すと出てくるメニューがすきで、クリックするたびに背景がランダムな色のグラデーションでなっていて、テキストにも同じようにグラデーションのアニメーションが走っており、色の情報が多いはずなのにきれいに収まっています。
○今日の気になる記事
Chatwork「10周年」ロゴ制作の裏側|Chatwork Design|note
https://note.com/chatworkdesign/n/n7d07ae36fa51
弊社でもチャットツールとして大変お世話になっているChatworkが、3月頭頃に10周年記念特設サイトを公開していました。
左上のChatworkのロゴが10周年記念仕様に変わっていたのに気づいていた方も多いのではないでしょうか?
この10周年記念のロゴの制作のプロセスを記事で紹介してくださっています。
デザインを決定する際、自分たちが意図したものが伝わらない可能性もあるので、デザインのプロセスに携わっていない人に決定権を委ねることはないのですが、今回は10周年を社内全員で作り上げたかったので、アンケートで社内の意見も聞いてみることにしました。(記事引用)
単に「どのロゴが良いか?」という聞き方をすると、好みの話になってしまいます。そうならないためにも、10周年のコンセプトの説明、そのコンセプトを表現するためのデザインの意図をしっかり説明してからアンケートを取る必要があります。(記事引用)
こういったサービスを運営する企業のデザインチームは、複数の人が携わるチームだからこそぶれないようにプロセスがしっかりしていて、魅力的なクリエイティブになっていきますね。
社内で唯一のデザイナーとして一人で作っていると盲目的になりがちなので、フラットでいられるように気をつけたいです。