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フィギュア/塗装初心者が、改造ねんどろに手を出してみた話⑤/完
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※別アカウントから記事移行いたしました。記事の盗用ではございません。
前回のあらすじ
立体造形が苦手なくせに、大好きな作品のねんどろ改造に挑戦することに。
ついに成形を終えて塗装へ。初めてのエアブラシに四苦八苦しながらも、まあまあ良い仕上がりに。
※今回の作業、ほとんど写真が残っておりません…雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。
細かい模様が残っている
さて、ここからが一番心配していた作業です。この二人、服の至る所に細かい模様がある!!エアブラシを使うわけにはいかず、大まかに吹き終わった後は筆での作業に挑みました。
ガンダムマーカーも購入したのですが、メインで使っていたのが水性塗料だったため、アルコール系のガンダムマーカーは上から使うと下の水性塗料を溶かしてしまうんですね…
そのため筆オンリーで頑張るしかなかったのでした。
模様を把握するために事前に攻略本や雑誌、資料集、既製品フィギュアと睨めっこしながらお絵かきソフトにスケッチしましたが、以前の記事にも書いた通り主人公くんのバンダナの模様が既製品フィギュアでは簡略化されていたり、どの資料を見ても模様にバラツキがあるためもういいように解釈しました。雰囲気。
お顔にお化粧
そのままだとお顔がちょっとのっぺりした印象だったり、眉毛の色が違うのが気になるため、髪の毛に使用した塗料の残りや我らがタミヤさんのウェザリングマスター(G,H)を使って顔の立体感や頬の赤らみをつけました。お化粧をしたりイラストを描く要領でウェットパウダーを顔パーツに擦り付ければよかったので、感覚的にはとてもやりやすかったです。
仕上げに艶消しニス
全てのパーツの塗装が終わったら、保護のために仕上げ用の艶消しニスを塗装した全パーツ及びお顔に吹きかけます。塗装時に艶消し剤を混ぜ込んだものの、まだテカリが気になっていたので、ここで艶消しニスを拭いたことで全体的な雰囲気が落ち着いてよかったと思います。
完成しました
完成したのがこちら。
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※この時はまだ主人公くんのペンダントがありません
完成直後、とにかく「かわいい!」しか言えませんでしたね…不慣れな作業だけどたくさんこだわってよかったなと思いました。
ここまで辿り着くのに新しい知識を得たり、今までの自分の経験で補った部分もあって楽しい3ヶ月でした。
さまざまな方に「かわいい」と言っていただけるのも嬉しいですし、毎日眺めているだけで元気をもらえるので、本当に作ってよかったと思いました。
手を出すと意外とハードルの低いねんどろ改造。道具を揃えたりするのが大変ですが、自身のこだわりを詰め込むことができるので推しジャンルにねんどろいどがない方はぜひ改造に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ご拝読、ありがとうございました。
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