クリエイターキングダム (週刊クリプロ特別号)
週刊クリプロ編集長 息子デストロイヤーである。
今回の週刊クリプロは特別編。
内容はもちろん「クリエイターキングダム」である。
4月4日に開催された史上最大のトークイベント「クリエイターキングダム」。当初は「新木場1stRING」でリアルイベントとして開催予定だったが止む無く中止……それでもそこで諦めないのが我々クリエイタープロレス「クリエイターキングダムTV」なるオンラインイベントとして開催を実現させたのである。
当日は日本各地の約300人もの視聴者がオンライン上に集結し、朝から夜までなんと10時間もの間コンテンツを配信し続けた。
今回はその内容についてお届けするぞ。
なお、当日観戦できなかった方でも期間限定で「アーカイブ配信」を行っているぞ。今からでも下記のリンクからチケット購入すれば「4月12日 23:59」まで当日配信されたすべてのコンテンツが視聴可能である。
※4月13日以降は視聴することができないので注意
開幕直前 機材トラブルにより30分の遅れ
朝10:00の開幕に向けてTVやPCの前で待ち構えていた全国の視聴者たち。
ところが時間を過ぎてもなかなか開始されず……
どうやら機材トラブルがあった模様。事前に準備済だった設定がなぜか当日うまく行かなかったようである。開始が30分ほど遅れることに。
準備が整いいざ開幕 まずはフリートーク
無事準備が整い、クリエイターキングダムついに開幕。
最初はタイガーとドラゴンのフリートーク。
コメント欄に届いた「スクショ用に決めポーズお願いします」の言葉に答えるタイガーとドラゴン。オンラインとはいえ、リアルタイムで行っているイベントならではの掛け合いである。
GMとドラゴンも決めポーズ。
そんな楽しいトークや全国の視聴者とのやりとりを楽しむなか、最初のコンテンツとなる「上司ニシグチが実践している100のスキルを大公開スペシャル!」の準備が整った。
いよいよ本編スタートである。
なお、当日のコンテンツについて、イラストレーターのしまだあやさんがリアルタイムで「描いて出しメモ」をまとめて投稿してくれた。その仕事の早さも内容も素晴らしい。それらの投稿を拝借しつつ、各コンテンツについて紹介していくぞ(ご本人承諾済)。
しまださんのTwitterアカウントとWebサイトはこちら。
①上司ニシグチが実践している100のスキルを大公開スペシャル!
【出演】上司ニシグチさん
【概要】
いちクリエイターとして実践しているノウハウを100個大公開。デザイナーの仕事道具、思想、仕事の向き合い方、コミュニケーション術、スケジュール管理術、メール術、ガジェットの紹介、インプット・アウトプット術など、あますことなく大公開いたします。過去最大級のボリュームでお届けする予定です。
100のスキル……正直読めないな。
以下、詳細である。
①スムーズで効果的な「デザインワークの進め方」
②みんな大好き「Twitterのビジネス活用術」
③これからの時代に必要な「テキストコミュニケーション術」
④時間を制するものは人生を制する「スケジュール管理術」
⑤業務の効率化に最適な「オススメの仕事道具」
⑥ガジェットを駆使する「デジタルツール術」
⑦価値観と考え方を極める「マインドセット」
⑧これからの時代に必要な「営業術と働き方」
⑨自分を高める「インプット・アウトプット術」
⑩これをするだけでプラスに変わる「気配り処世術」
【しまださんの描いて出しメモ】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
クリエイターランチタイム
最初のプログラムが終わり次は「クリエイターランチタイム」。
要するにお昼休憩である。
タイガーやドラゴンたちのランチ風景を見られるある意味貴重な時間でもあった。
普通にマスクを脱ぐタイガー。
ドラゴンのお昼ごはんは梅田「ブーズキッチン」のおにぎり。
おにぎりを食すドラゴン。
ここで紹介動画とともにスポンサーさんの紹介が行われた。
以下、今回のスポンサーさんの詳細である(五十音順)。
②とっておき!清川英恵のセルフブランディング講座
【出演】清川英恵さん
【概要】
長年インハウスデザイナーとして勤め、フリーランスとして独立して早2年!紹介などのリアルな流れとSNS経由で仕事をゲットしてきた清川が実践する「ターゲットを意識したセルフブランディング」と「オンリーワンでターゲットを作るセルフブランディング」、2面性を持つ?彼女のコントロール術を共有します。
清川英恵さんが「セルフブランディング」について語る講座は今回が初めて。清川さんがどのようなことを意識して自身のブランディングを行い、自らの理想に近づいていっているのかをお話いただいた。もちろん「清川ドラゴン」についても話があったぞ。
【しまださんの描いて出しメモ】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
③ママパパだからカセグーン
【出演】マエダ計画さん、サイトウナツミさん、マツさん
【概要】
クリエイターの稼ぎ方を共有するイベント「カセグーン」がついにオンライン配信!!ママパパだからこそ稼がなきゃいけないので、今回のカセグーンは特に実践的かもしれません。もちろん、いつものカセグーンと同じくいろんな職種でもプラスになることが盛りだくさんですし、ママパパじゃなくても学びがたくさん!ぜひオンラインで稼ぎ方を共有しましょう。
以前に開催予定だったが止む無く中止・延期となっていた「ママパパだからカセグーン」が満を持してクリエイターキングダムTV内で配信。事前に収録されていた動画を流す形での配信であった。
マエダ計画さん
カセグーンと言ったらマエダさん、マエダさんと言ったらカセグーン。今回のトップバッターとして登壇し、自身の仕事への向き合い方や家族との向き合い方について語ってくれたぞ。
サイトウナツミさん
フリーランス1年目のサイトウナツミさん。昨年東京で行われたカセグーンに参加してから積極的に活動の幅を広げ、明らかな結果を出している。デザイナーとして、妻として、ママとしてどのようなことを考えどのように動いてきたのかを語ってくれたぞ。
マツさん
ストックイラストレーターとして活躍されるマツさん。ストックイラストで売れるようになるまでどのようなことをしてきたのか、ママとして仕事や子供のどのように向き合っているのか語ってくれたぞ。
【しまださんの描いて出しメモ】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
④清川ドラゴンVSせいた社長『あたまひとつ飛び抜けよう』
【出演】清川ドラゴン、せいた社長
【概要】
清川ドラゴンがトークバトルとして指名したのは、IQ148+の経営者。フリーランス1年で年収1000万円を達成した彼だからこその独特のポリシーや思考に迫る!
自身の会社を経営しIQ148の頭脳を誇るせいた社長。その頭脳でいったい何を考え結果を出してきたのかをドラゴン様との対談によって迫っていった。
【しまださんの描いて出しメモ】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
⑤上司タイガーVS鷹野雅弘『選ばれるクリエイターになるための戦い方』
【出演】上司タイガー、鷹野雅弘さん
【概要】
上司タイガーが尊敬してやまない念願の鷹野雅弘さんをお迎えしてのトークバトル。AdobeのEvangelistとして活躍されている鷹野さんですが、いちクリエイターとしての考え方や姿勢を語るイベントやセミナーに登壇されたことはほぼありません。鷹野さんがいちクリエイターとしてもレジェンドであるのかを証明するべく、上司タイガーが多くの質問ととも牙をむきます。
タイガーの憧れの人であり、イラレの神様でもある 鷹野雅弘さん 。クリエイターとして何を考え、どう動いてきたのかをタイガーが迫ったぞ。後半はIllustratorのTipsを紹介。ベテランのタイガーたちでさえ知らなかった様々な機能を教えてくれたぞ。
この日紹介、実演してくれた内容は鷹野さんご本人がTwitterで紹介してくれているぞ。
【しまださんの描いて出しメモ】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
⑥トツカ・マエダの『受注シミュレーション』
【出演】トツカケイスケさん、マエダ計画さん
【概要】
トツカさんとマエダさんにより、実際の依頼問い合わせから、どうやり取りしてるかをシミュレーションで披露。今回はチャットでのやり取りです。
普通見れないので学びがあるし、リアル以上のものが見れます!
毎度おなじみで実は多くのファンがいるトツカ・マエダ。今回はマエダさんが依頼主に紛して、トツカさんがどのようなやりとりで案件を進めていくのかをチャット形式で紹介。トツカさんの(意外に)真面目で誠実な仕事柄に感心……かと思いきやいつの間にかトツカ・マエダ節が炸裂し、話は思わぬ方向に向かっていく。
(中略)
(中略)
(中略)
(中略)
(中略)
(中略)
【しまださんの描いて出しメモ(メモは無し)】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
⑦上司とサタケ 戦略アミーゴ
【出演】上司ニシグチさん、サタケシュンスケさん
【概略】
昨今の自粛ムードの中、クリエイターはこれからどのような戦略を打っていくべきなのか。すぐそこにある未来について考える30分のトークセッションです。3つのテーマに沿って話を進めていきます。
・戦略其の一:走:どうやって前に進んでいけばいいのか!?
・戦略其の二:攻:どうやって仕事をとっていけばいいのか!?
・戦略其の三:守:どうやって準備をしていけばいいのか!?
日本に留まらず海外でも活躍されているイラストレーターのサタケシュンスケさん。ここ最近メディアでもひっきりなしに取り上げられ多くの方が目にしているはず。そのサタケさんと上司ニシグチさんが、かつて野ブタをプロデュースして一斉を風靡した高校生2人組に紛してこれから先クリエイターとしてどのような戦略をとっていくかを語り合った。
【しまださんの描いて出しメモ】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
⑧クリエイター失敗先生
【出演】上司タイガー、GM、清川ドラゴン、鷹野雅弘さん
10時間におよんだコンテンツもついにラスト。最後は「クリエイター失敗先生」と題してベテランクリエイターたちが過去の失敗エピソードを披露。クリプロの御三方だけかとおもいきや鷹野さんも飛び入りで参加していただき、大先輩の失敗談という貴重なお話を聞くことができた。
【しまださんの描いて出しメモ(メモ無し)】
【Twitterでのリアルタイムの反応】
あっという間の10時間 ついに閉幕
まさかの機材トラブルから始まったクリエイターキングダムもついにフィナーレ。
10時間と聞くととてつもなく長く感じるが、見ていた誰もが「あっという間」と感じたのではないだろうか?
それだけ中身が充実していて有意義な時間だったということであろう。
最後はみんなドラゴン様の掛け声にあわせてみんなで、
せーのっ、
「エナジー・フォー・ユー!」
みんなの感想ツイートをピックアップ
こうして幕を閉じたクリエイターキングダム。
終了直後から現在に至るまで多くの感想が寄せられている。
それらの中からピックアップしてご紹介していこう。
ちなみに閉幕以降のTwitterでの反応はこちらから見られるぞ。
以下、出演者のみなさまからの投稿。
【番外編】デモンのプレゼント 当選者発表
クリエイターキングダム開催にあたってイエロー・デモンが募集していたプレゼント企画。多くの応募が寄せられ、当選者2名が発表されたぞ。
みんな大好きジャーマン・スープレックスの当選者はわさびたろうさん。
もう1作品、スパイダーマンの当選者は雪見ゆきさん。
【番外編】はちえみさん 四角いクリレスラーたち
クリエイターキングダムのためにはちえみさんが四角いクリレスラーたちを制作。なんと現時点で所属している29名全員分である。
さらに、クリレスラー以外にもクリエイタープロレスではおなじみのROMの方々まで。これには驚きである。
【番外編】しまだあやさん まとめnote
リアルタイムで描いて出しメモを投稿してくれたしまだあやさん。今回の週刊クリプロでも大変お世話になっているぞ。そんなしまださんがまとめnoteを公開。こちらも要チェックである。
【番外編】ろこさん こんなことを考えながら見ていました
当日、ある思いを抱いて投稿をし続けてくれたろこさん。イベント終了後その思いについてnoteとTwitterのモーメントで発信してくれた。
【番外編】トゥギャッターでリアルタイムツイートまとめ
マエダさんが当日のツイートをトゥギャッターでまとめてくれたぞ。こちらも要チェックである。
編集後記
以上、クリエイターキングダムについて綴ってきた今回の「週刊クリプロ」、いかがだっただろうか?
……というかこの編集後記まで読んでくれた方が一体どれだけいるか?
今回の記事、
……長すぎる。
これがここまで書いてきた私の率直な感想である。
これまでの週刊クリプロの中でも圧倒的なボリュームである。
さすが10時間におよぶ大イベント。
まとめる方も一苦労である(今日は朝から一日中編集していた)。
ただ、これだけ長い記事ではあるが、その割に文字数はさほど多くはない(6000文字程度)。
なぜなら、書くのを「諦めた」からである。
ひとつひとつのコンテンツについて、自分なりにまとめ、感想や考察を書けばもっと文字数も多く、より充実した記事になったであろう。
私も最初はそのつもりで記事を書き始めたが……正直、挫折した。
あまりのコンテンツ量……これらをひとつひとつ詳細に記事化していくとなったら……途方もない作業である。
私にライティングスキルがもっとあれば実現できたのかもしれないが、残念ながらそこまでのスキルは持ち合わせていない。
数日かければ実現できたのかもしれないが、週刊クリプロは毎週日曜(〜月曜)公開。ましてや、クリエイターキングダムが終了して興奮冷めやらない今こそ公開するべき。時間が開いてしまったら盛り上がっている気持ちが多少なりとも落ちてしまう。公開するならやはり今である。
そんなことを考えた結果、今回の週刊クリプロは私自身の感想や考察はあまり持ち込まないことに決めた。
当日、あるいは終了後に多くの方が感想やレポート投稿してくれている。中にはイラストやグラレコやnote記事など素晴らしいコンテンツとして発信してくれているものもある。そんな中で何も私自身の感想や意見などを無理に盛り込む必要もないだろう。
私が役割はそれらの発信を「週刊クリプロ」のひとつの記事としてまとめて、多くの方に読んでもらうこと。
そう考え、今回の形に至った。
各コンテンツについても当日のハイライトをキャプチャとして掲載しているに過ぎない。なんとなくの雰囲気は伝わるだろうが、初見の方からしたらどんな話の内容だったのかわからない部分も多々あるだろう。
ただ、当日配信、あるいはアーカイブ配信を見た方であればこの記事を見ればその内容を思い出せるはずである。
むしろ「この記事さえ読めばすべてわかる!」ではイベントをやった意味も薄れてしまうのではとも思う。それならデザイン書やビジネス書などを読めば済む話である。
今回の週刊クリプロは、2020.4.4のイベントをオンライン上で一体となって盛り上げてくれた方々に向けた内容だ(配信を見ていない方……申し訳ない)。
……というわけで、
出演者のみなさま、視聴者のみなさま、本当におつかれさまでした!!
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