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クイーンC 最終見解

桜花賞へのステップレースとして東京の1600で行われるこの一戦。クロノジェネシス推しの私からすると割と注目しているこの一戦。阪神JFで本命にしていた馬も出ており、最後の最後まで1.2.3番手で迷っていました。それでもしっかりと甲乙をつけて桜花賞に向けてしっかりと予想していきたいと思います。


【印】
◎ 4     ラリュエル
○ 2     ベルクレスタ
▲ 13   プレサージュリフト
△ 8.9
☆ 6.12


【見解】
◎ 4   ラリュエル
かなり迷いました。もともとベルクレスタとプレサージュリフトを本命候補に挙げていましたが、直前でこちらに変更しました。この文章を書き始めた時の本命はベルクレスタでした。それでもベルクレスタにも不安要素があり、同様にプレサージュリフトにも不安要素があった中で、オッズやこの馬の不安要素などを考えた際にこの馬が一番妙味があると判断し本命にしました。では、この馬の評価できる点はどこなのか。


これが新馬戦の最後の直線内回りとの合流地点あたりのパトロールビデオですが、この馬だけ1頭分ぐらい内を走っているのがわかります。そして、2.3.4着馬は大外を走っているピンク帽2頭と一番外のオレンジ帽の馬。どう考えても外が伸びる馬場だったのです。直線入るところで内が空いたため、うちから追い出すことになったが、そのような競馬をしても勝つところに評価ができる。さらにはこの時の2.3着馬はしっかりとその後勝利しており2着のストロングウィルはきさらぎ賞5着とまずまずの結果。それに勝っただけならあまり評価はできないが、不利な競馬で勝っているところを見ると、牝馬限定の重賞から十分勝ち負けになると判断。そしてこの時の1600の通過タイムが、1分35秒3と人気になるプレサージュリフトの勝ちタイムよりも1秒以上速いというのも推せる材料。頭できてほしい。


○ 2   ベルクレスタ
本命から評価を変えた理由としては終いが甘くなる点。阪神JFはそこまで評価を落とすような内容には見えなかった。大外の枠から全く壁を作ることができずかなり外を回して捲っていって最後は脚が上がってしまった。あの競馬で勝つようなら桜花賞は圧勝してもおかしくないと思え、むしろ負けて当然。評価を下げたレースとしては新馬戦とアルテミスS。負けた馬はサークルオブライフとセリフォスであり、強い相手であるのは間違いない。それでも、新馬戦はセリフォスにいい手応えで並びかけようとして、追い出してからなかなか並びかけることができず、少し離されてしまう。そしてアルテミスSでも、絶好の手応えで直線を迎えるが、追ってからの伸びは手応えの割にはという内容でサークルオブライフにさされてしまう。さらには3着のシゲルイワイザケとの着差が1馬身もついていないことから、先頭に立ってからこの馬が甘くなってしまうということがよくわかるのではないかと思う。最終追いでの松山騎手のコメントからもそこはまだまだ修正できていないのかと判断し、強いけれども東京で勝つには厳しいのではないかと思い対抗の評価。正直軸には最適だと思う。


▲ 13   プレサージュリフト
正直かなり未知な馬。それでも上がり33.3は正直強すぎると思えた。ただの33.3ではなく、上がり2位の馬が34.7秒であり1.4秒の差がついているという点。東京での上がり3Fはほぼほぼ直線のみのタイム。そして2着には前半の1000mを1分2秒ほどというかなりスローに落とし込む逃げを打った馬でありその馬に3馬身差。それも4角11番手という位置から差し切った。競馬がうまいようにも見えないため東京じゃなかったら1戦しかしていないこの馬を高評価することはなかったが、東京でならもしかしたら。


△ 8   モカフラワー
赤松賞だけを見るとスターズオンアースよりも強く見える。さらには新馬戦では馬群の内から抜けて行って勝ち切る競馬もできている。今回3戦目にして全て東京で走っていることを踏まえても東京巧者であるということが伺える。完全にスターズオンアースを物差しに考えた予想になってしまっているが、スターズオンアースが重賞でも十分にやれているということを考えるとこの馬も十分に渡り合えるのではないか。


△ 9   スターズオンアース
前走はかなり強い内容であるように見えた。内側で馬群をしっかり捌いて2着に上がってきている。キレがあるようなタイプには見えないが、競馬もうまいし、馬群を割ってこれるだけの力もある。さらには重賞で好走した経験もあり、フェアリーSで好走しながらここを使ってくるということは桜花賞を見据えてっていうよりも、ここをしっかり狙っているようにも見える。ただ、赤松賞のレースを見るかぎり、頭でくる可能性はほとんどないのではと考えている。


△ 6   ハピネスアゲン
正直いうことはあまりないが、しっかりと上がりを使える馬であるし、中山2戦走った後の東京変わりは絶対にこの馬にとってプラスである。中山が合うようには思えないので、後ろからきて3着などはあるかもしれない。
点数を抑えたい人は切るべき。

△ 12   アオイモエ
この馬は長くいい脚を使える印象。新馬戦の相手が強くないにしてもこの馬自身は終始外を回しながら直線に入るところで後続馬をしっかり突き放して2着以降に全く詰め寄らせない競馬。可能性としてはかなり低いが、荒れる予想であれば抑えてもいいとは思う。


【買い目】
☆・単勝 4   ラリュエル

☆・ワイド 2 - 4.13  (○ - ◎.▲)        計2点

・3連複フォーメーション (○ - ◎.▲ - ◎.▲.△)
2 - 4.13 - 4.6.8.9.12.13           計9点




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