京都金杯 最終見解

今年も中京での開催となった京都金杯ですが、左回りでの実績と小回りに対応できるかというところを重点において予想しました。
開幕週の中京開催ということで極端な追い込み馬は軽視しています。


◎ 10  カイザーミノル
この馬の適性は1400〜1800までと見て、前走の敗戦は度外視して良い。近走を見てもわかるように明らかに左回りを狙って使われており、前走の天皇賞は相手のレベルが違いすぎるため度外視できる。京王杯や毎日王冠では、多少メンバーが揃ったが番手から良い競馬をできていた。競馬がうまい馬であり中京で行われるG3であれば、安定した力を発揮すること間違いなし!ここは軸馬に最適!


○ 5  ディアンドル
安定感はないが、鞍上にC.デムーロを配置してきたことからこのレースに対する本気度を感じることができる。また、前走はパンサラッサ、コントラチェックにせりかけたこともあり、適正より長い距離で、ハナ争いをしたら最後垂れることは目に見えていた。左回りのマイルの距離では安定した走りを見せてくれるであろう。うまく立ち回ることができれば勝ちまであるだろう。


▲ 6  シュリ
前走は16番枠から終始大外を通って壁を作れず直線伸びきれなかった。2走前にスローペースで逃げのような形になった上に距離延長とマイナスな部分がかなり多いことが原因と考えられる。その2走前では自分の形ではないもののしっかりと勝ち切ることからこの馬の地力を感じることができる。また、昨年の京都金杯では、勝ち馬とは通ったところの差であると思える。内から抜けていくことができればさらに差が縮まっていた可能性もある。今年は絶好枠で前に壁を作ることができて、前に行く馬が多く縦長になることも考えられることから、馬群を捌いてくることができれば頭もあると考えられる。7ヶ月の休み明けは少し不安ではある。


△ 1  ヴィジュネル
3勝クラスからの勝ち上がりではあるが中京、新潟、東京と左回りへの適正は申し分ない。さらには前走の勝ち方、前々走のレースも強いレースをしている。久しぶりのマイル戦と、メンバー強化の部分で不安はあるが、1枠からうまく立ち回ることができれば、3着はあってもおかしくない。


△ 8  ルークズネスト
この世代のマイル路線はまずレベルが高い。ファルコンステークスでは、1400ではあるが、グレナディアガーズにも勝っている実績もある。中京への適性もかなりある上に、MBSスワンでも、錚々たるメンバーを相手に十分通用していたことから、実力は評価できる。ただ、連闘という部分が引っかかる。前走は1400のレースで全く追っていないことからダメージ自体はほとんどないと見て良いとは思うが、なぜここに使ってきたのか、合うレースがここしかないため無理矢理使ってきた可能性もあり、高い評価はできない。


△ 11  ダイワキャグニー
この馬はもう少し長い距離の方が合うとは思うが、左回りの適性と、力は十分にここでも通用することから抑えておく必要はあると思う。


買い目
三連複 10 - 5.6 - 1.5.6.8.11     計7点

or

オッズによっては
単複 6 

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