visoflexⅢのスクリーン交換
前回、
visoflex3のミラーを半透過ミラーに換装しましたが
今回はスクリーンを交換したいと思います。
交換するのはこれ
Nikon FM3A用の K3スクリーン
スプリットマイクロ式が嫌だという人は、
B3 や E3 というのもあります。
スプリットマイクロ式スクリーンとは、
簡単に説明すると
一般的な被写体がくっきり見える状態にするピント合わせ以外に、中央部分に設けられたレンジファインダーの二重像の様な表示で、上下でズレた映像を繋げるという方法でもピント合わせができるようになっているスクリーンのことです。
交換は簡単なのでサクッとやってみましょう。
まずは横のボタンを押さえながらファインダーをスライドさせて外し、
見えるネジをマイナスドライバーで外します。
左のカメラ側のネジだけ短いのでそれだけ覚えておいて下さい。
レンズ側の突起がスクリーンの押さえにキツめにハマっているので、隙間に何か差し込んで少しコジッていきます。
マイナスドライバーなど金属を使う場合は傷つけないようにしましょう。
外れました。
ファインダーのロックの為のボールとバネを無くさないようにどこかに移動させてスクリーンを外します。
大きさの比較をしてみましょう。
ほぼ同じ大きさですが、Nikon用の方は角が直角なのと取っ手となる出っ張りが付いています。
これらをニッパーでカットします。
バリが出てもどうせ隠れるのでそのままでOKです。
あとはスクリーンの厚みについてですが、
visoflex用は約2mm、Nikon FM3A用は約1.6mmなのでテープなどで厚みを調整する必要があります。
私はスクリーンの押さえの裏側に0.3mm厚のテープを貼りました。
あとはホコリを除去して、逆の手順で組み付けたら完成です。
だいたい40分ぐらいで出来ました。
交換後の感想ですが、
スクリーンの明るさは言われてみれば明るくなったかなという程度ですが、
ピント合わせは格段にやりやすくなりました。
スプリットマイクロ式のファインダーはあまり使ったことが無かったのですが、目が悪い人にはすごく便利な物なのですね。
簡単なので気になった人はやってみて下さい。
それでは