頑張れ
「頑張れって言葉は無責任だから、ひとには言わないようにしている。」小6の担任の先生が言っていた。どういう文脈で言ったのかは覚えてないけど妙に心に残っていつの間にかそのまま自分の価値観になり...自分の中で考えた結果、私は無責任というよりも、余計な力を入れてしまう感じがしてそれが嫌で、かわりに「応援してる」と言うか「楽しんで」をセットで言うように必ずしていた。
生きていると、言えない言葉がじわじわと増えていく気がする。ちょっとした一言が心の中を掻き回したり、気分を180度変えたりするから、言葉は、とんでもない魔力を持ってると思う。
でも、私の好きな人は躊躇いもなく「頑張れ」と言う。もがいて苦しくてどうしようもない時でも、「頑張れ」と言う。ただそれがとても頼もしい。嬉しい。目の奥に優しさがあれば、やっぱり言葉は言葉であって、結局は不完全なのだと前向きに、思った。
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