夢の日記8

夢を見た。

私は高校に通っていた。終業式の日だったが、終業式の前に教室に集まってるところで、担任の先生から突然、私が今日で学校を辞めることが発表される。
どうやら私は以前から学校を辞めたがっていたらしい。理由はたぶん、学校がつまんないから。でも夢の中の私は「まぁでも一回、高校も大学も卒業してるし、学歴的には問題ないから辞めてもいっか」と思っていたのだが、そもそも何故高校に行っているのか。
終業式のために講堂に向かうが、のんびりしてたら遅れそうになった。講堂の入り口はすでに閉まってるので、裏口から入る。
裏口に回ると三階くらいの高さにぽっかり穴があって、鉄製のはしごがかけてある。無茶苦茶危険な裏口だが、全部で四つくらい、穴とはしごが並んでいた。そこに50人くらいの生徒が群がっている。遅刻しすぎやろ。
列になってはしごを上っていたら、私の前の子が、はしごが錆びて縦軸?が千切れそうになってるのを見つけた。私は後ろから「それ危ないよ。今このはしご5人くらい上ってて重いし、危ないからいったん降りて別の入り口から入ろう」と声をかけた。
みんなではしごを降りて、別の入り口を探していると、焼却炉があった。内部のダストシュートと繋がってるらしく、ここから中に入れるじゃん、と言っていたら、焼却炉に火がついてそこも入れなくなってしまった。
そこで終業式が終わって、ぞろぞろ生徒が出てきた。なぜか袴を着てる子もいる。
「学校やめるの?」
と仲の良い子に聞かれた。
「全然聞いてなかったよ」
と悲しそうに言われ、相談すれば良かったな、と思った。

車がビュンビュン走ってる道路を渡って、自宅へ帰った。自宅は田んぼの中にあった。ご飯を食べながら、家族と今後について話す。
「学校やめたなら、なんか運動した方がいいよ。ジムいったら?」
娘が学校やめたのにお気楽な家族である。
「ジム一回退会しちゃったから、どうしようかな」
「家の回り田んぼだらけだし、30分くらい自転車で走り回ったら?」
冷やし中華を食べ終わって、お皿を洗おうとすると、私のお箸からモッサリと大量のモヤシが生えていた。
よく見ると母の箸からも、表面が見えないくらい大量のモヤシが生えている。
「なんで私とお母さんのお箸だけモヤシが生えてるんだろう。細いから菌が回りやすいのかな」
「ちゃんと洗ってないからだろ」
ほーん、と思いながらしっかりとお箸を洗っていると、大変なことに気がつく。
「そっか。今夏休みだから行ってなかったけど、来週からまた仕事じゃん。学校やめてすることないとか思ってたけど、別にそんなことなかったね」
だから何で学校いってたの?という感じだが、夢の中ではそういうことは問われない。

午後からは従兄弟が遊びに来ており、ボードゲームをしたり、古い戸棚の中にあったスプリガンを読んだりしていた。なぜか従兄弟はユーチューバーになっており、企画に協力してくれと言われた。
企画とは、投稿者からのお題に挑戦して成功すれば、CMができるというものだった。
私へのお題はダンスだった。ダンスなんてわからんからとにかく音楽に合わせてボックスステップを踏む。辛うじて成功と判定されて、CMの時間をもらったが、何を宣伝していいのかわからず、
「とにかく騙されたと思って一度スプリガン読んでください!絶対面白いから!」
と視聴者に訴えて、

目が覚めた。

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