夢の日記16
悪夢。流血注意。
ホテルのような場所で母親を探していると、エレベーターで会社みたいな内装の階に着く。廊下の向こうに白い壁にグレーの絨毯の部屋が3つあり、各部屋には10人くらいずつの人がいる。
その部屋の中では、処刑が行われてる。1部屋に一人ずつ。残りの人は処刑する側らしい。
うち1部屋では処刑方法が斬首なのだが、2部屋では絞殺で、なかなか死ねなくて騒ぎになっている。部屋の中の人と目があって、なんかヤだわ~、と思って廊下からエレベーターホールに戻り、会社の待合室みたいなところで雑誌ラックに置いてある雑誌をパラパラ見てると、廊下から荷台に人がのせられてきた。
ようやく処刑終わったかな~と思って荷台を見ると、のせられてる人の様子がおかしい。頭は普通の大きさなのに、頭から下の体が全部干からびて縮小しており、二頭身くらいの大きさになってるのだ。しかもその状態で生きている。
人々の話すところによると処刑に失敗したらしい。絞めすぎて絶命より早く首から下の水分が抜けてしまった、と。その状態になると、ルールでは許されるらしく、再度の処刑は行われないという。
なんか気持ち悪いな、ここ。はよ出よ。
そう思ってエレベーターにのると、ボタンに一階がない。
仕方ないので適当な階で降りる。そこはホテルのような内装だ。しかし廊下を歩いていると私は誰かが「上」から見ていることに気づく。何故なら夢の中のカメラワークが、私を上から見ている何者かの視点だからだ。ホラゲの実況みたいな画面構成。
いやほんときもいな。そう思っていると別のエレベーターを発見。タッチパネル式のボタンで、やっぱり一階がない。6と42しかない。
えーなにこれ、と思っていると、タッチパネルの横にある小さい液晶に温泉たまごの妖精みたいなマスコットキャラが映る。
「42.6」
と言っている。どうやらこの順番でタッチしろ、ということらしい。
42→6の順番でタッチすると、ピンポーン、とSEが鳴り、エレベーターの内壁が一枚、べこん、と剥がれて落ちる。そしてまあタッチパネルにいくつかの数字が出て、温泉たまごの妖精の指示する順でタッチする。ピンポーン、べこん、ピンポーン、べこんを3ターンくらいやったところで、もうほとんど天井が骨組みになったエレベーターが止まる。
そして「上」にいる誰かが話しかけてくる。今キャンペーンやってるんで。お安くなります。みたいなことを、もごもごした男の声で言ってくる。不気味。
普通に無視してエレベーターをおりて、建物の外に出る。すると眩しい光に包まれて、エンディングテーマが流れる。
エンディングテーマは、暴れん坊将軍だった。
そして、目が覚めた。
起きてから思うんだけど、「キャンペーンやってるんで。お安くなります。」はもしかしたら画面の外の実況者の声だったのかもしれない。有料チャンネル登録してね~、みたいな。仕組みよう知らんけど。
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