夢の日記22
ある島に別荘がある。母方の親戚のおうちに住む人がいなくなり、譲ってもらったものらしい。 親戚の集まりがあるということで行くと、15人くらいの見覚えの無い老若男女がいた。おばあちゃんがその日の料理を担当しており、おばあちゃんによると母方の親戚とはいっても再婚などで血のつながりがなく、だから私と親戚は似ていないらしい。
料理を手伝って料理を運んでいると、酔ったオッサンに女の人が絡まれていた。なんやら4冊くらいの本を指差して、最近の若いもんはなっとらん、女がどう振る舞うべきか、少しは昔の本でも読んで勉強しろ、と。どうやら彼女は台所にたたずに酒を飲んでいたから絡まれたらしい。
鬱陶しい~!!と思っておじさんに、「へぇ~、私もそんな本なんて全然知りませんでした!読めっていうことはおじさんは読んだ感想はちゃんと聞いてくれるんですよね?責任もって聞いてくれるんですよね?4冊ありますけど私明日までに全部読んで感想言いますんで、もちろんおじさんはそれを聞いてくれますよね?2時間でも3時間でも4時間でも!ご自分のお考えは一方的に聞かせておいて、まさかこちらの考えは聞かないなんて言わないですよね!?」とウザ絡みしたらおじさんの目が赤く光り、暴れ始めた。なんとおじさんは吸血鬼だったのです!
みんなでおじさんを取り押さえ、この家は何かおかしい…と警察に電話しようと部屋を出たら、別の吸血鬼が襲ってきた。すると間一髪のところでおばあちゃんが謎の力で助けてくれた。なんか目がピカ!!って光って吸血鬼が倒れたのだ。
なんとおばあちゃんの話によると、この島には昔から吸血鬼がいて、この一族に少しずつ紛れ込んでいたらしい。
「一族の者はもう助からない。あんただけでも逃げな。早く島の外へ」
しかしおばあちゃん一人をおいては行けない!ので電動自転車に2ケツして島の外を目指す。(夜だからフェリーはもう無いし、島を出る大きな橋の車の方は検問にあって出られないとの判断から)
チャリで島の外まで行こうとしたら、大きな橋の人と自転車の通る方も検問が始まった。検問は海の上、もう反対側の陸地が見えるところで行われており、よし!と私たちは海へと飛び込んだ。おばあちゃんは泳ぎがうまく、数百メートル先の陸地なら余裕だった。(なお、吸血鬼は流水を渡れないのである)
ようやく陸地にたどり着いて、助かったねおばあちゃん!と振り向いたら、なんとそこには
アザラシがいた。
なんと、おばあちゃんはうるうるお目目のチャーミングなアザラシ🦭だったのである。
アザラシが人間に化けて吸血鬼から守ってくれていたのである。
正体がばれたからにはお前とはいられない…というおばあちゃんを私は引き留めた。
おばあちゃん!私と一緒に人間として、もしくは人間時々アザラシとして生きようよ!!でもおばあちゃんがアザラシだけやりたいなら尊重するけど…と。
おばあちゃんの答えやいかに……
で、起床した。
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