夢の日記7

高校生だった。演劇部で文化祭当日がゆっこの誕生日なのでサプライズで祝おう!ということになり、劇が終わった後にカーテンコールと見せかけて、皆でゆっこを称える歌とダンスをやろう、ということになった。
皆で秘密の特訓を重ねて当日。舞台の幕を下ろしたら、ゆっこ以外のキャストは全員、ハンドベルを持って舞台に集合、再び幕をあげる。

oh ゆっこ ohゆっこyeah
ハッピバースデーアワゴッデスゆっこ
いつもありがとう 君は素敵さ
生まれてきたこと 今日まで生きててくれたこと
そしてこれから生きてゆくこと
ゆっこ ありがとうゆっこ
ハッピバースデーゆっこ
ぼくらの仲間 素敵な友達
ゆっこフォーエバー みんな大好き

歌とダンスは大成功 ゆっこのことを知らない観衆も、なにがなんだか解らんがゆっこおめでとう!と大盛り上がり。突然のサプライズに号泣するゆっこ。そんなゆっこに演劇部全員で作ったゆっこを称える同人誌(重い)を手渡す私。

そこでハッと気がつくのだ。

あれ?私、この人、知らない。

この人本当にゆっこなの?ていうかゆっこって誰?

号泣するゆっこ。もらい泣きする部員たち。感動した聴衆の、拍手の嵐。でも私はゆっこを知らない。

うっすら怖い。そんなかんじのゆめ。

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