夢の日記30
私は人気売れっ子漫画のアシスタントをしている。先生のアシスタントは男女あわせて10人。すごく売れてるのですごく忙しい。仕事場は工事現場のプレハブみたいな平屋の家で、部屋数は3つくらい。
ある日アシスタントの1人の三つ編みの女が突然発狂して先生を刺しに来る。一番手前の部屋から室内に押し入ってくる。残りのアシスタント9名で先生を守らねば、と慌てて仲間に武器を配る。武器は麺棒とか布団叩きとかラップの芯とかそういうやつだ。相手は刃物持ってるのに。
そうこうしてる間に敵が最後の部屋に押し入ってくる。乱戦になったが、私は自分の武器である高いところにある窓とか開ける棒(先っぽに鉤のついてる細長い棒)で三つ編み女の襟の後ろがわを捕まえることに成功した。そのまま宙に吊り上げるとあら不思議。女は灰色の小さなうさちゃんのぬいぐるみになった。
これはこの棒の効果らしい。だけど鉤のから外れてしばらくすると、また人間に戻っちゃうから。相手が動けないぬいぐるみのうちに何とかするしかない。私は周りのアシスタントに「今だよ!今のうちに誰か!!手を貸して!!」と叫ぶ。しかし誰も助けてくれない。自分の手を汚したくないからだ。
仕方ないので私は自分の手でうさちゃんのぬいぐるみをやっちまうことにする。鉤からはずしてシンクの洗面器に沈める。ブクブクと、ぬいぐるみからは異常な泡が出る。明らかに普通のぬいぐるみから出る量を越えている。まるで水の中で息を吐き出したように。
しばらくすると一際激しく泡を出して、そのうち、泡は止まった。
人を殺してしまった、という奇妙な連帯感に包まれる我々。誰からともなくぬいぐるみを焼こうと言い出す。玄関の外に出る。
すると玄関の外にいかついおっさんが立っている。行方不明になった人を探してるらしいのだ。きっとあの三つ編みのことだ。そう思った私は、不自然に強くシラを切る。
しかし、男が探してたのは三つ編みではなかった。もう1人、ここいらで行方不明になってる人がいて、それは893らしい。おっさんは私が舎弟の失踪に関わってると思ったらしく、小さな拳銃を私に向ける。顔を撃たれる。
死んだ。そう思った。しかし気づくと救急隊員が私を見下ろしていた。どうやら顔を撃った弾は頬を貫通して外に突き抜け、奇跡的に頬を負傷しただけですんだらしい。ガーゼを噛まされて救急搬送される。
病院には北海道から心配した家族がかけつけていた。手術を終えて金ぴかのロビーで家族と話していると、入り口が騒がしい。どうやらテロリストが病院に攻めてきたらしい。
病院は金のロビーを中心に線対称の形をしていて、どうやら左右の入り口がテロリストにそれぞれ封鎖されているらしい。出ようとすると撃たれる。しかしロビーにいても、黒い毒ガスが注入されてくる。ピンチだ。
廊下に出れば安全圏のようなので、廊下に出る。入り口からは銃撃戦の音がする。ここで現れる江戸川コナ〇くん。どうやらテロリストは私たち人質の人数を把握したがっているらしい。
そこでコナ〇くんが一計を暗示、100人の人々を半分に分け、時間差で50人を左右に移動させることで、左翼と右翼に50人ずつ、合計100人がテロリストの制圧下にいると見せかける。
そして残りの50人は屋根裏から各入り口に降り立ち、背後からテロリストたちを各個撃破するというのだ。
その作戦は当たり、テロリストは〇ねーちゃんたちの活や国より無事制圧された。よかった。
そして私のウサギのぬいぐるみ殺しも、闇に葬られた。よかった。
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