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不妊治療中にやって良かったこと

不妊治療を経て子無し人生デビュー☆を果たしたわたくしですが、不妊治療経験者として現在妊活をしている方に向けて何か支えることができないかなと思い、今回は私が不妊治療中にやって、リフレッシュしたり前向きになれたりしたことをシェアしたいと思います。

ポイント1:不妊治療の他に熱中できる時間をつくる

例えば、多くの方がご経験のある受験勉強は、集中して勉強すればするほど結果が出たと思います。でも、不妊治療はそういうものではありません。頑張りと結果が正比例するものではないのです。どんなに頑張っても上手くいかないこともあります。でも、それはあなたのせいではありません。現代科学では妊娠のメカニズムや治療法が未解明な部分もあるのです。

だから不妊治療だけに集中していると、精神的に追い詰められてしまいます。人生で今一番集中したいことが不妊治療だとしても、他にも集中できることを探しましょう。

私のお勧めは習い事です。

外国語を習ってみる
ヨガやピラティスやダンスを習ってみる
料理教室に行ってみる

ポイントとしては、緩く参加できそうなものを選びます。不妊治療中はスケジュール管理が難しいです。なるべく突然休んでも大丈夫そうなレッスンを選びます。「ちょっと休みがちになることがある」と、先生にあらかじめ相談しておくといいかもしれませんね。また、今はオンラインでできる習い事も増えたので多少体調が悪めの日でも、「自宅でレッスンを受けられる」ということで取り組みやすいかもしれません。

ポイント2:自分にご褒美をあげる

治療中はなにかとセーブしがちです。そして心身ともに大きな負担をかけています。結果が思わしくないとズーーーーーンと沈んでしまいます。これはもう当然のことで、仕方ないことです。パートナーにも全力で慰めてもらいましょう(男の最も重要な出番は精子提供と妻を慰めることだと思う)。そして自分で自分にご褒美を用意しておきましょう。ご褒美は自分が嬉しいものなら何でもいいです。

スイーツとか、漫画を読みまくるとか、ジャンクフード食いまくるでも良いですし、エステに行くとか、旅行に行くとか、いろいろです。

ポイント3:ちょっと先の事を考えておく

これは考え方の違いがあると思うのですが、本当に個人的な意見ですので気に障ったらすみませんが。

逃げ道を用意しておくことは大事だと思います。もし、このまま望んだ結果が得られなかったらどうするか、と言うことです。治療を何年続けるの?どこまでステップアップするの?というのは早い段階から考えておくと良いかなと思います。

その際に不妊治療のことだけを考えるのではなく、自分の仕事のキャリアをどう考えているのかとか、自分たちが家族としてやっていくためには子供を得る以外に方法がないのだろうかとか、角度を変えながら総合的にこれからのことを考えると、治療を何年続けるかっていう答えを出しやすいんじゃないかと思います。そして夫婦の一方が考えるのではなく、二人でアイデアを出し合って、とことん話し合って、すり合わせていくことが大事です。

さっき「逃げ道」と書きましたが、正確には逃げ道ではありません。「選択肢」です。選択肢を複数持つことは、人生においてかなり重要なことです。それは、より自由に生きられることを意味しているからです。

男性は論理的に考えがちなので感情に寄り添うことを心がけながら、女性は感情的になりがちなので論理的に説明できるよう努力しながら、ちょっと先の事を夫婦二人で考えておくと良いんじゃないかなと思います。

以上です。

ちょっとでも誰かの参考になったら嬉しいです。

photo: chiến nguyễn báによるPixabayからの画像


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