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小学校の先生をふと思い出す話

小学校の先生って、女性が多いですよね。
自分が女だからか、もう30年近く前にお世話になった先生達を思い出す事があります。

私は小学校時代の記憶がたくさんあります。
とても鮮明に覚えています。
担任の先生達のフルネームも、声も、教室の匂いも、今でも覚えています。
やっぱり幼い頃は全てが新鮮で、脳も新しくて記憶力が良いからでしょうか?
思い出すとちょっと切ないような懐かしいような。

子供の頃は、学校の先生は生まれた時から先生なんだろうという感じで見ていました。(ディズニーランドのミッキーマウスにミッキーマウス以外の時がないのと同じで。)
それくらい、いつも先生は先生でした。

でも、自分が当時の先生たちの年齢に近づくにつれて、あの時ヒステリックで常にキレていた先生は更年期障害だったのかもしれないなとか。
私が一番好きだった、あの「結婚相手さがすんだ〜」って寂しそうに笑って退職していった先生は、きっと仕事に燃え尽きてしまったんだろうなとか。
自分と同じ1人の女性という角度から思いをはせるようになりました。

自分が社会人になって働くようになり、さらに歳をとって当時の彼女たちと同年代になってくると、先生にもいろいろあったんだろうなぁと思うようになりました。

今から考えてもあれは理不尽だろうと思うことで怒られたり、解せないことはあるけど。笑
人の基礎を築く時間を共有する仕事に、くじけそうになったり、実際に挫折しちゃったりしても、理想を持って触れ合ってくれたことは子供の記憶にずっと残ってるもんですね。

当日の年齢から、今はもう80歳くらいの先生もいるはずです。
元気かなぁ。


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スローロリスのひとり言
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