VRDJを始めた話
一応DJやってます。ミサイルです。
…ほんとにDJやってるかって?
ああやったとも、VRで。
そもそもVRに入門した経緯はこちらで話しているので割愛。
VRの世界でもやはりやってみたくなるのはDJ。
VRChatにおけるDJは、少なくとも日本においてはTopazChatというシステムを利用するのが主流のようだ。
おおまかに説明するとこのような仕組みでDJを行っている。
VRCのTopazChat対応ワールドに用意されているストリームキーを確認
OBSで配信先を専用のサーバに設定。このときストリームキーを使用
DJの音声+映像を配信
VRC側で配信同期ボタンを押すとワールドに配信映像が入る
配信、DJ、VR、これらはなるべくPCを分けた方が良いだろう。
自分はWindows(VR)、Macbook(DJ, 配信)でやっている。
さてここからはHMDとコントローラーを使用する一般的なVRプレイスタイルを想定して話す。
VRDJをするにあたって、以下のハードルがある。
視界の確保
コントローラーを持ちながらDJ
まず視界から話そう。
普段DJをしている現実の視界と、VRの世界の視界。
どうやって両立するか?
手段はいろいろあるが、自分の場合ALXRというアプリが適していた。
VR機器とPCを接続するアプリのひとつなのだが、このアプリはVRの映像と、HMDのカメラ越しに映した現実の映像(パススルー)を合成してくれる機能がある。
これで2つの世界を同時に見ることができ、観客を気にしつつDJプレイに集中することが可能になる。
パススルー映像には限界があり文字が読めるか心配だったが、rekordbox側で文字を大きくする設定があるので解決。
続いて、コントローラーを持ちながらDJをするとはどういうことか。
…これは正直言って、慣れである。
使っているコントローラーの形状にもよるだろうし。
上手いことコントローラーを持ち替えてDJ機材を触りやすいようにするか、もしくは何らかの手段で手のひら側がフリーな状態でコントローラーを固定するか。
やり方によってはVR側から見て手の向きなどが不格好になってしまうが仕方ない。
ここまで長々とVRDJのやり方について話してきてようやく本題。
2023/2/6に、魔いたけさんのワールド「Club&Bar羽ばたき」にてDJをしました。
見に来てくれた方々の感想を掲載。
そしてセトリがこちら。
1時間じゃ足りないだろうなくらいに考えてやったら2時間弱までやってました。
そんなこんなで楽しかったです。
リアルでもVRChatでもDJ案件お待ちしております。