VRDJのスタイルいろいろ
[23.10.10追記]
VDパススルー型を追加。もうこれで全部解決です。
VRDJのやり方なんもわからん、ミサイルです。
VRでDJをするとき、どのようなスタイルでやるか?その方法は多種多様です。
大きく分けて、DJ周りの視界・VRの視界、この2つをそれぞれどうするかという形になると思われます。
今回はそれを軽く調べてまとめてみました。
前提として、HMDで通常のVRプレイをしているものとします。
合成型
いきなりマイノリティです。僕の当初のスタイルです。
ALXRをクライアントにALVRでPCに接続、ALXRの機能でVRとパススルーを合成。
*GOOD
VRの没入感とDJ操作の両立。
*BAD
パススルーの映像の限界のため、DJソフトの画面が見辛い。Macbookでレコボの場合、文字サイズを大きくした方が良い。
ALXRが対応しているALVRのバージョンが古く、VR映像がいくらか劣る。
あとごめんなさい、こちらの環境を一旦やめて久しく、導入方法がそもそもわからなくなっています。
HMD隙間覗き型
HMDの鼻の隙間からDJの手元を見る。
*GOOD
VRの没入感との両立。
*BAD
DJの視界が非常に限られる。
これは僕自身があまり試したことがないのでコメントしにくい。
HMD外し型
HMDを外しておでこのあたりに固定し、DJは現実を、VRはデスクトップのウィンドウを見る。
*GOOD
恐らくDJ操作の安定感は一番。そりゃ生身の視界でやるわけですから。
*BAD
VR側から見て頭の角度がおかしく見えるかも。
VRの没入感は薄れる。
オーバーレイ型
DJソフトの画面をXSOverlayでVR空間に出す。
*GOOD
没入感最強。VR空間にDJの画面出すってカッコよくないですか?
*BAD
手元の視界の確保が別途必要。
DJとVRのPCが別の場合、なんらかの方法でVR用PC側に画面を持ってくる必要がある。
後述で細かく見ていく。
DJ画面解決: キャプボ式
DJ用PCの画面をキャプボで持ってくる。
*GOOD
キャプボにもよるが、映像遅延がほぼない。
*BAD
いちいちキャプボに繋ぐのが面倒。
DJ画面解決: リモートデスクトップ式
リモートデスクトップで画面を持ってくる。
*GOOD
配線の煩わしさは低減。
*BAD
映像遅延。通信環境次第では映像自体が不安定。音で聴いて合わせればなんとかなるか。
続いて手元について。
DJソフト周りの曲漁りなどの操作はキーボードのブラインドタッチで頑張るとして、機材を見るのはHMD隙間型でやる人の話を聞いたが、僕は別の方法を提示したい。
手元解決: WEBカメラ式
上からWEBカメラで手元の映像を映し、これをオーバーレイに追加。
画面サイズを現実側に近づけるとなお良い。
VDパススルー型[23.10.10追記]
最近Virtual Desktop内で、指定した色をクロマキーにパススルー映像を出す機能が追加されました。
PICO4の仕様変更でパススルーとPCVR併用ができなくなりましたが、これで決着がつきました。
やることは簡単です。適当にクロマキーで塗りつぶした画像を開いてXSOverlayのウィンドウに出すだけ。
個人的にもうこれで良いです。他の手法全部忘れていいレベル。
とりあえず書き殴りました。
いろいろ試してみましょう。