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未経験でウェブ業界に転職したお話  「アルバイト編」

こんにちはM氏です。
今回の記事は以前投稿した【未経験でウェブ業界に転職する為に僕がやった事】の続きのお話しになります。

▼前回の記事はこちらになります。

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前回の記事のおさらい

僕はコールセンターでアルバイトをしながら半年ほどウェブ制作を学べるスクールに通い、知り合いのミュージシャンのサイトとPhotoshopで作った壁紙をポートフォリオ にまとめて転職活動を行いました。
その結果、コンテンツマーケティングに力を入れてるSEO会社にアルバイト入社をする事ができました。
こちらの会社はアルバイトから正社員の登用を積極的にされていて、実際に社員を目指しているアルバイトの方の大体は1年くらいで正社員になっていました。

アルバイト入社をして何をしていたか

こちらの会社で僕はデザイナーとして業務対応を行い、主にクライアントの商品をランキング形式にまとめたPCサイトのスマホページの作成や、グループ会社が経営している英会話教室・結婚相談所・婚活支援事業部(街コン)のバナー制作や競合調査などを行いました。

またデザイナーという枠を超えて下記の様な採用サイトの撮影や東京ドームで開催した街コンのPRのお仕事にも関わり、その様子は会社が運営しているブログにも紹介されました。

▼会社の採用サイトの撮影を紹介した記事

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▼新宿駅でダンボールを被って東京ドーム街コンのPRをしている時の写真

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変わった仕事も色々しましたが、、、
様々な経験をさせて頂いた事は今でも感謝しています。

ここまでの文章を見ると、とても恵まれた環境で仕事をして順調に成長ができた様に見えますが、決して順調ではなく本当にたくさん苦労をしました。

僕が入社してから苦労した事はこれからスキルを学んでウェブ業界に転職をしたいと考えている人の参考になるかもしれないので、ここでご紹介できればと思います。

Excel・PowerPointの資料作成

僕が通ったスクールではマークアップ言語(HTML・CSS)とプログラミング(JavaScript)、Photoshopの操作のみを教わった為、ExcelやPowerPointなどのオフィス系ソフトに関しては一切触れる事はありませんでした。
当時僕の上司だった方はこのスキルを僕に叩き込むために毎日僕に課題を与えました。
課題はExcel・PowerPoint以外にも多々あり、その時の睡眠時間は基本2時間くらいで週末にまとめて睡眠を取る生活をしていました。
ちなみにですが課題は週末の対応分もあり、「お休みなんだからこれくらい勉強してきますよね??」という上司の圧力に抗えず平日以上の課題対応をこなす為、一日中休む事はできませんでした。
業務とあまり関係のない課題をほぼ強制的に毎日やらされていたので、精神が病む時も多々ありましたが、それだけ頑張った経験があるから乗り越えられた事もあったかも知れないので無駄ではなかったにしろ、とても大変な思いをしました。

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今現在でもウェブ関連のスクールの広告などで、マークアップ言語(HTML・CSS)を学びPhotoshopが扱える様になれば「ウェブ業界に転職できる」という宣伝を見る事がありますが、オフィス系ソフトの勉強もしないと、もしかしたら自分の様に入社後に大変な思いをするかもしれません。
(今は働き方改革のおかげで業務時間外の過ごし方も指示される様な事はあまりないかも知れませんが・・・)
このSEO会社以外にも色々な現場を経験をしましたが、僕の経験上オフィス系のソフトを使用しなかった現場は一つもありません。
ウェブ業界に転職を検討している方はオフィス系のソフトも使える様に練習をした方がいいと思います。
特にExcel・PowerPointは勉強する事をお勧めします。

Excel・PowerPointの勉強方法について**

ExcelもPowerPointも主に資料を作成するときに使うツールです。
その為、お勧めの勉強方法は自分でなにかしらの資料をたくさん作ってみる事です。
例えばですが、、、

Excel
・履歴書を作ってみる。
・スケジュール表を作ってみる。
・表を作ってみる。(お気に入りリストなど)
・Excelの関数でSUM、VLOOKUPを使ってみる。
・ピボットテーブルで表を作ってみる。

PowerPoint
・自己紹介をスライドにまとめてみる。
・趣味を説明するスライドを作ってみる。
・将来のビジョンをスライドにまとめてみる。

上記のような内容を実践してみてはいかがでしょうか。
最初からクオリティは求めず色々作って見る事が大事です。
そして作った資料を誰かに見せて資料の内容を説明する事もお勧めです。
資料の内容を第三者に説明しようとすると、説明したい事が上手く伝わらない事があると思います。
その時に「もっとこうすればよかった」などの気づきがあれば資料の改善点が見つかり資料をブラッシュアップする事ができます。
改善点を見つけて資料を修正していく事で作成した資料のクオリティを上がっていきます。
また自分の資料を人に説明しようする事でプレゼン力も鍛えられると思いますので、資料を作るだけではなく人に見せて説明する方法はとてもお勧めです。

タイピングテスト

僕がアルバイトで入社したこの会社はタイピングのテストがあり、社員の方はe-typingというサイトで「Sランク」を出す事を命じられていました。
当時僕の上司だった方はこのe-typingで「Sランク」を出す事を僕にも課題として指示し、「Sランク」が出るまでは平日は100回、祝日は200回の回数をやってくる事を指示しました。
あの時合計何回やったんだろうと思って久しぶりにe-typingのサイトのカルテを見たら合計4760回の練習をしていました(笑)
※e-typingのカルテのキャプチャ

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当時は強制的に業務時間外でタイピングの練習をこんなにさせる事に苛立ちを感じながらやっていましたが、ウェブ業界のお仕事は基本PCを使いますし、メールのやり取りや議事録の作成などタイピングスキルがないとスムーズにこなせないものばかりなので、タイピングの練習はe-typingなどのサイトで高ランクの成績が出るまで練習した方がいいかも知れません。

正社員ではなく別会社への転職を選択

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入社当初はこの会社で社員になる事を目指していましたが、ある事をきっかけに僕は転職を決意します。
ある撮影の業務で経営企画部の方とお話する機会があり、その方に今後のキャリアについてあるアドバイスを頂きました。
そのアドバイスは「この会社だけがウェブ業界の全てではないから、自分と同じ肩書きの人が他社でどんな働きをしているかをもっと知った方がいい。」というものでした。
そのアドバイスがきっかけで色々なセミナーや勉強会に足を運ぶようになり、セミナーの講師の方やセミナーに参加されている方と交流をする様になりました。
色々な方と交流をする中で自分がウェブ業界に就職(正社員)になる事ばかりにこだわっていた事、ウェブの仕事を通して何がしたいのかというビジョンがぼやけている事に気付きました。
ウェブの仕事で何がしたいかを考えた時にもっと別業界の仕事がしたいと思い僕はこの会社で正社員ではなくSOUL系の音楽に特化したレコード会社 のウェブ担当者を目指す事を決意します。

M氏さんとは未来がない。。

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これはこの会社でデザイナーをしている時にお付き合いをしていた先輩のデザイナーの方から言われた言葉です。
僕は目指しているレコード会社のウェブ担当者になれるようにその会社の事を調べ、会社のイベントに足を運び、そのレコード会社の採用情報の条件を満たせる人材になる努力をしていました。
丁度その時期に他部署の先輩デザイナーの方との関係が恋愛に発展しました。
彼女は結婚をして早く子供を産みたいという願望が強い方だったので、その願望を満たしてあげられる自分になりたいという思いもあり、転職に向けてさらなる努力をしていました。
ところがある日彼女から電話があり、別れを告げられました。
その時の別れの理由が「M氏さんとは未来がない」との事でした。。

詳しい事情を書くとあまりにドロドロしているのでここでの記載は控えますが、当時の僕では今すぐ結婚して彼女を養う事ができなかったので僕はすぐに別れを受け入れました。
そして彼女が望んでいる事をすぐに叶えてあげれない自分に悔しさを覚え、転職のビジョンがレコード会社ではなく、大きい仕事をして人並み以上の年収を得るというビジョンに変わりました。

転職活動の結果

今より大きい仕事をするという事を第一条件に転職活動を行った結果、転職は成功し大手広告代理店でお仕事をさせて頂く機会に恵まれました。
こちらの大手広告代理店では大手航空会社の自社サイト運用案件でディレクター(Adobe targetの設定者)を担当しその当時の最前線のデジタルマーケティングに関わる事ができました。

転職後も色々な葛藤があり、フリーランスとして活動を始めるのですがそれは下記の記事で紹介しています。
※画像のタップor クリックで次の記事に飛びます。

転職のKV3

今回の記事はウェブ業界にアルバイト入社をしてからどんな事があったを記事にしました。
ウェブ業界に転職を目指す方の何かしらヒントになれば嬉しいです。

また独学でウェブデザイナーを目指す方の為に、
下記の事をご案内するセミナーを実施しています。

「独学でなにを学んだらいいか」
「独学でどうやって勉強をしたらいいか」
「ポートフォリオはどうやって作ったらいいか」
「どの媒体で未経験OKの転職先を探すのがいいか」
「面接に向けて準備すると好印象を与える事ができるテクニック」

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自分のセミナーでもウェブ業界への転職をするための方法についてご案内をしていますので、ぜひ相談してください。

またまた記事が長くなってしまいましたが、、、
今回の記事はこれで終わろうと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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