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な!つ!だ!(全ツまとめ)

皆さんこんにちは。


さて、今年も長いようで短い夏が終わりを告げた。

先週月曜日から水曜日にかけて行われた東京公演をもって「乃木坂46真夏の全国ツアー2022」は、全15公演を完走した。

残念ながら、最後まで全員揃うことはなかったものの、ステージに立てなかったメンバーの魂まで背負って完走した。

今回は、このツアーを通して特に印象的だった事柄をまとめる。

『好きというのはロックだぜ!』

今回の真夏の全国ツアー2022は、この30thシングルを引っ提げてのツアー。この曲とアンダー楽曲の『Under's Love』(センター:和田まあや)、そして5期生楽曲の『バンドエイド剥がすような別れ方』(センター:菅原咲月)はツアーの大阪公演での初解禁。表題曲は、7月27日放送の「乃木談LOCKS!」での音源解禁となったが、聞いた瞬間に夏を感じさせる楽曲と感じた。そして、ツアーでの披露を見て、ライブに似合う曲だと一瞬で感じた。切なめのピアノイントロ→全員でタオルを回す前奏に、この夏を盛り上げる1曲としての何かを感じた。そして、それは神宮でも感じることができ、まさに「この夏を彩った1曲」となった。


賀喜遥香ちゃん

今年のこの全国ツアーを引っ張ってくれたのは、間違いなく30thシングルでセンターを務めている賀喜遥香ちゃんである。

ハルカチャンカワイイネェ。

グループにとって節目となる今回30thのシングルのセンターという重責。そして、今回の全ツの「座長」としての重圧。さらに、センターで披露する楽曲が多いことなどからの苦しさから、特に辛さを感じることがあったと思われる。それでも、乃木坂46メンバーやスタッフなどからの愛情、そしてファンの応援もあり、このツアーを通して何段階も成長出来たと思われる。


1・2期生から後輩へ

エモの極み

今回の全国ツアーでのユニットゾーンのコンセプトは「1人でも多くの後輩メンバーを知ってもらいたい」というもの。『君の名は希望』の披露中、1・2期生メンバーが後輩のために何ができるかを考え、セットリストを組んだことをMCで述べた。その後の飛鳥ちゃんの「まだまだ私達も負けていられません。これからの乃木坂46の応援を、どうぞよろしくお願いします。」という言葉で、これまで歩んできた10年の道のりの大きさを実感させられた。

ひなちまあや

尊いof尊い

そして、長らく乃木坂46を支えてきた樋口日奈と和田まあやの2人にとっては、これが乃木坂46で過ごす最後の夏となった。7月18日に今シングル限りでの卒業を発表。勿論、最後の全国ツアーとなり、2人が長らく過ごしてきた乃木坂46でのパフォーマンスの集大成となった。
だからこそ、神宮で披露された『海流の島よ』は、1・2期生の温かさと仲の良さが感じられ、非常に素敵な披露となっていた。
しかも、全公演で披露されたアンダー最新曲の『Under's Love』は、まあやがオリジナルセンターの楽曲だが、この曲がまあや唯一のオリジナルセンター楽曲。最近では『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』でセンターを務めることが多いが、全体ライブでセンターに経つ姿はこれがラスト。鍛え上げられたパフォーマンス力を見せつけた。神宮千秋楽での『Under's Love』披露後に目に涙を浮かべていた姿は、非常に印象に残った。


ステージに立てなかったメンバーの思い

未だに収束する気配のないコロナ禍の中で行われた今年の全国ツアー。もちろん、その波はメンバーにも容赦なく襲いかかり、ツアー期間中にコロナ陽性が確認され、休演を余儀なくされるメンバーも相次いだ。
さらに、8月29日の東京公演にて、掛橋沙耶香がステージから転落。負傷の状態を考慮し、その後の公演を休演となった。
そして、早川聖来について、舞台期間中に体調を崩し、翌月10日に一定期間の療養が必要との医師の診断が下され、活動休止が発表された。

8月31日に行われた東京公演の千秋楽。この日は冨里奈央、掛橋沙耶香、早川聖来の3人が休演となっていた。オープニングで披露された『好きというのはロックだぜ!』の落ちサビで、今回休演となった3人のタオルを各メンバー(掛橋沙耶香タオル→金川紗耶、早川聖来タオル→田村真佑、冨里奈央タオル→五百城茉央)がカメラに向かって掲げていた。この演出について「3人はステージに上がれなかったが、タオルで全員揃ったような気持ちになっていいライブにしようと思った」とまゆたんの言葉。乃木坂46の団結力と温かさが、この素敵な演出に繋がった。


多くの人との繋がり

今回の全ツは、福岡と神宮に参加したが、いずれも多くのラジオリスナーの方とお会いし、ライブ後の飲み会などを通して交流を深められたのが1番大きかった。
特に、福岡で行動を共にしたお二方やSPERANZAで御一緒した方、神宮3Daysの後のリスナーオフ会で御一緒した方はもちろん、それぞれの地で会ってくださった大勢の方には感謝してもし切れない。それほど、中の人にとって大きな財産となった。今後も、一ラジオリスナーとして、お会い出来た方に少しでも追いつけるようにメール投稿に励みたいというモチベーションに繋がった。


まとめ

今回の真夏の全国ツアー2022、もちろん残念な部分はあったものの、全体を通して素敵なものになった。それは、単純に乃木坂46が好きだからというものではなく、メンバーの楽曲に対する思いやメンバー同士の絆、そして、ツアーを通して成長する姿に感化されたからなのかもしれない。

結成から11年を迎えた今、世代交代は行われてしまっている。1・2期生も、この記事を執筆している現在(2022/9/7)残り5人となってしまった。それでも、メンバーの思いを受け止め、これからも一ファンとして応援していくしかないと改めて感じた。




来年の夏はまた きっとここに来るだろう
愛するとは言葉じゃなくていい
そばにいることだ
『ひと夏の長さより…』歌詞引用

夏の終わりになると思い出される『ひと夏の長さより…』。上の歌詞は、この日神宮球場に詰めかけた乃木坂ファン、そして、配信でこのライブを見たファンの気持ちそのものかもしれない。









乃木坂46の皆さん、素敵な夏をありがとうございました!





じゃ、また。

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