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リョクシャ化される
皆さんこんにちは。
12月15日から、緑黄色社会初のアリーナツアー『リョクシャ化計画2023-2024』が行われれた。
中の人は、横浜アリーナで行われた2公演に参戦してきた。
今回は、その様子をお伝えしていきたい。
(2024/1/14追記)
ツアー完走に伴い、セットリストやライブ本編などのネタバレ要素を追記したうえで更新を行った。
公演概要
2023/12/15(金)・16(土) 横浜アリーナ
2024/1/7(日)・8(月・祝) 日本ガイシホール
2024/1/13(土)・14(日) 大阪城ホール
参戦に至るまで
『pink blue tour 2023』にて、緑黄色社会のライブに初参戦し、パフォーマンスの凄さを知った中の人。
そこから、緑黄色社会のライブに参戦したいと思っていた。
7月上旬。
その日は夜勤に入っており、最初の休憩に入ったとき、リョクシャ化計画というアリーナツアーの開催が決定していた。
そのニュースを知った後、友人に連番希望の旨を連絡したところ、もう一人の友人も連番したいとの連絡を受けた。
どうせならと思い、友人2人と連番することに。
さっそく友人と手分けして応募し、当落発表を待つ。
その後、当落発表の日。
楽しみ!! pic.twitter.com/njUtRedlGA
— うすぽての尺 (@msh46_usp) July 20, 2023
横浜アリーナ初日公演が無事当選。
友人も2日目の公演が当選し、横浜アリーナ2日間の参戦が決定した。
(この時、中の人は3日連続でライブ参戦となることを、まだ知らない…)
初日
火曜日からの3日間にわたる変則的な夜勤を終え、迎えた初日。
起床して時計を確認したら、目標にしていた到着時刻には間に合わないことが発覚。
身支度を整えて出発し、現地に到着した時点で、グッズの販売開始時刻を過ぎていた。
中の人がグッズ列の先頭に到着した時点で、長屋さんプロデュースの"@haruyama_555"ジャージはすでに完売。人気の高さを実感させられた。
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グッズを購入したものの、開演まで時間があること、そして思いの外寒かったため、横アリ近辺の喫茶店で時間を潰す。
その後、連番相手と合流し、高揚感に包まれた中で入場。
連番相手と、1曲目に何がかかるかを予想しながら開演時間を待つ。
ちなみにこの日は、中の人の人生3度目、そして自名義では初のセンター席へ。
発券した時、「センター」の文字を見た瞬間、思わず声が出てしまったのは言うまでもない。
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開演前のBGMが終わり、いよいよ6公演にわたる「リョクシャ化計画」が幕を開ける。
今ツアーのロゴの背景が緑化されるアニメーションが放映される中、バックミュージシャン、そして緑黄色社会のメンバーが登場する。
その開幕1曲目に披露されたのは、意外や意外。『またね』だった。
イントロが流れた瞬間、予想外のセットリストに、とても驚いたのを覚えている。
その後『アウトサイダー』『始まりの歌』と披露した後、ストリングスの伴奏の下『マジックアワー』を披露。
サビ部分で、夕日が沈んでから少し経過したような情景、夜空には一番星が光るという、曲名の由来となった撮影用語を表すような、とても印象深い素敵な演出がされた。
MCパートで、このリョクシャ化計画をやるにあたり、メンバー間で沢山話し合いを行ったことが語られた。
そして、長屋さんが「今日これから、いろいろな景色を見せていきます」との発言。
中の人が、長屋さんが紡ぐ言葉が好きだと、改めて感じさせられた。
その後『想い人』を披露。
この曲は、ブロっ子の中でも人気が高い曲であり、実際、中の人の連番相手が、この曲のタイトルを発表された途端に、とても感動していた光景が印象深い。
その直後、ステージ脇に置かれた電話にて、長屋さんが横浜アリーナにいる1万2千人分の餃子の注文を取ろうとするも、いきなり電話を切られ、思わずため息。
そこから『ピンクブルー』を披露。
ポップな曲調に、会場の温度が上がったように感じられた。
『Starry Drama』では、背景で宇宙旅行をしているような演出がされ、とても幻想的な光景が広がった。
このMCパートでは、小林壱誓さんから、今ツアーを行うにあたり「街ごとリョクシャ化計画」というものが行われていることや、新たに設けられた親子席の説明も行われた。
そして、全員緑黄色社会のことを好きになってもらうという意味の「リョクシャ化」しに来ているとのこと。
このライブで、観客全員が「リョクシャ化」されて欲しいと言っていた。
直後の声出し練習の際、親子席の声のかわいさに、メンバー含め、横浜アリーナ全体が癒されていた。
その後『あのころ見た光』で、声出しや「21」の手の振りなどで、さらに一体感を高める。
そして、中の人がライブで初めて聞くことになる『陽はまた昇るから』。
生でこの曲を聞いて、この曲にとても勇気づけられた。
「みんなの近くに行こうかな」との長屋さんの発言から、メンバー全員が、センター部分の設けられたステージに移動する。
下手側通路に割と近かった中の人は、通路の近くに移動。
近くで見る長屋さんとpeppeさんのかわいさ、壱誓さんと真吾さんのカッコよさに、思わず圧倒された。
センターステージでは、アコースティックバージョンにアレンジされた『Re』と『時のいたずら』を披露。
中央のライトを囲む形で披露され、特に『時のいたずら』では、Cメロ部分での合唱で会場が一つになり、その一体感で感動した。
バックミュージシャンの演奏の後『花になって』を披露した後、ストリングスの伴奏による『Shout Baby』を披露。
Aメロの前半をしっとりと歌い上げた後、長屋さんのパワフルな歌声響いた。
その後の『LITMUS』。
この曲、中の人がリョクシャ化計画に参戦し、一番印象に残った曲である。
サビ部分で、リトマス紙のような赤と青の光の演出。
それを聞くたびに、今でもその演出が脳裏をよぎる。
MCパートの後、今年の夏を彩った『サマータイムシンデレラ』を披露。
イントロが流れた瞬間、いつもより濃く、少し特別だった夏の思い出が思い出され、少し感傷に浸ってしまった。
(この時、裏でやっていたラジオで、この曲のリクエストが採用され、しかも連番相手とシンクロしていたということは、中の人は知る由もない…)
そして、クラップの練習をした後、『Landscape』で
『Alice』は、今回のツアーで、最もライブ映えすると感じた。
『sabotage』では、サビで全体が照らされ、ワイドショーのエンタメコーナーで見られる演出で、中の人はそれを見て感動した。
間奏部分では、メンバー紹介を行っていたが、壱誓さんのギター、peppeさんのピアノ、真吾さんのベース、修さんのドラム、バックミュージシャンの方々それぞれの技術どれもが、とても最高で、ただ凄いだけのバントではないと思わされた。
そして、本編ラストには、緑黄色社会の知名度を上げたと言っては過言ではない『Mela!』を披露。対バンライブやフェスなどで数多く披露されている曲だが、今回のライブ本編の最後に持って来て、盛り上がりが最高潮のまま、本編が終了した。
Bonus Stageに入る前、ライブ恒例となっている穴見真吾さんShingo Teacherによるグッズ紹介VTRが流れる。
このゾーンによると、国立科学博物館で現在行われている特別展「和食~日本の自然、人々の知恵」のどこかに、真吾さんのサインがあるという。
その後、Bonus Stageが始まるが、『夢と悪魔とファンタジー』初披露の場に立ち会うことができた。
生で聞いた後から劇ハマりしている。
その後のMCパートでは、15日の昼に発表された、来期放送のアニメ「ダンジョン飯」のエンディング主題歌を歌うことが改めて報告され、会場からは祝福の拍手が送られた。
そして、もう1つ発表があるとのことで、ステージ上のスクリーンを注目する。
そこで発表されたのが、来年6月15日(土)と16日(日)、横浜アリーナにて、緑黄色社会が行う対バンライブ『緑黄色大夜祭』の開催である。
会場全体が、半年後の予定を入れ、そのライブを楽しみにした瞬間である。
その後『あうん』で、長屋さんと壱誓さんのハーモニーを味わった後、最後に『キャラクター』を披露。
終演後、中の人は、心温まる光景を見ることになる。
アンコール終盤の演出にて、天井から風船が降り注いできた。
その風船を、できるだけ多くの人に持って帰ってもらおうと、なんと、多くのブロっ子が、風船をほかの人に渡していた。
その光景は、アリーナ席後方でも見受けられ、アリーナ席からスタンド席へ向け、風船を上げている様子に胸を打たれた。
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セットリスト
M01.またね
M02.アウトサイダー
M03.始まりの歌
M04.マジックアワー
MC
M05.想い人
M06.ピンクブルー
M07.Starry Drama
M08.あのころ見た光
M09.陽はまた昇るから
MC・メンバー移動
M10.Re
M11.時のいたずら
バックミュージシャン演奏
M12.花になって-Be a flower
M13.Shout Baby
M14.LITMUS
MC
M15.サマータイムシンデレラ
M16.Landscape
M17.Alice
M18.sabotage
M19.Mela!
Bonus Stage
B01.夢と悪魔とファンタジー
MC(緑黄色大夜祭決定)
B02.あうん
B03.キャラクター
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2日目
迎えた2日目。
この日の最高気温は22℃。
12月らしからぬ暖かさに、中の人は思わず"はんそデビュー"してしまった。
前日、物販でライブグッズを購入した中の人は、昼過ぎに現地に到着。ちなみにこの日、長屋晴子さんプロデュースのジャージは、発売開始から5分で売り切れという人気っぷり。
peppeさんプロデュースのラゲージタグも売り切れという人気っぷりに、土曜日の人の多さを実感した。
昼食を済ませ、ターコイズSの馬券を仕込んだ後、いざ会場へ。
写真を撮るなどして、開場時間を待つ。
連番相手と無事合流し、いざ場内へ。
この日は、アリーナ席だったものの、ステージに限りなく近い座席。
連番相手の引きの強さを実感し、頭が上がらない思いでいっぱいだった。
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前日と同様『またね』でスタートした2日目のライブは、2曲目には『ずっとずっとずっと』を披露し、緑黄色社会の楽曲の良さを見せつけられた。
『マジックアワー』は、前日にも披露されたが、日没直後の演出が、前日以上にエモさを演出させ、中の人は思わず泣きそうになってしまった。
最初のMCパートの後、『幸せ』を披露。
この曲は、昨年5月に行われた『MTV Unplugged Presents:Kyoko Saito』にて、先日、日向坂46からの卒業を発表した齊藤京子さんが披露していた。
この曲のイントロが流れた瞬間、"おさきょん"の絆を再認識した。
前日に『Alice』を行った部分で『Don!!』を披露。
イントロがかかった瞬間、会場のボルテージは最高潮に達し、会場中が手が痛くなるほどのクラップで一体となった。
『sabotage』のイントロ部分にて、壱誓さんの「横浜アリーナ!ラスト2曲!」という全力の煽りを聞くことができた。今でもこの曲を聞くと、壱誓さんのこの煽りが脳内再生される。
Bonus Stageにて、久々に披露すると宣言した後、『逆転』と発表された瞬間、観客席が一気にどよめき、最大の盛り上がりを見せた。
終演前、peppeさんの「みんな大好き!」という、peppeさん史上最大ではないかと思われる声量で感謝を伝えた時、会場は割れんばかりの歓声と拍手で溢れた。
こうして、横浜アリーナで行われたリョクシャ化計画の2公演は、最高潮の盛り上がりを見せ、次の名古屋への期待感を溢れさせ、終演した。
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セットリスト
M01.またね
M02.ずっとずっとずっと
M03.始まりの歌
M04.マジックアワー
MC
M05.幸せ
M06.ピンクブルー
M07.Starry Drama
MC・声出し練習
M08.あのころ見た光
M09.陽はまた昇るから
メンバー移動
M10.Re
M11.サボテン
Back Band
M12.花になって-Be a flower
M13.Shout Baby
M14.LITMUS
MC
M15.サマータイムシンデレラ
M16.Landscape
M17.Don!!
M18.sabotage
M19.Mela!
Bonus Stage
B01.夢と悪魔とファンタジー
MC
B02.逆転
B03.キャラクター
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124948033/picture_pc_8180221b5d3a706dafdb3abce51d3e15.jpg?width=1200)
その後の感想戦。
居酒屋であれやこれやを語り合い、その楽しさで、人との縁を大切にせねばと感じた。
ちなみに、このタイミングでの呑み。
餃子を注文し、『花になって』のMVの一部分を再現したのは言うまでもない。
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まとめ
今回「リョクシャ化計画2023-2024」に参戦し、生で浴びる音楽の良さを再認識することができた。
それは、緑黄色社会のメンバー4人の力が凄いということもあるが、それだけでなく、サポートドラムの比田井修さんや、バックミュージシャンの方々も参加し、そして、そこに観客として参戦している我々が、クラップやコーラスで参加し、一つのライブをみんなで作り上げるという、いわゆるライブに「参加する」感覚を味わうことができた。
「同じライブは2度とない」とはよく言ったものだが、その日それぞれの光景、それぞれのアレンジなど、音源で聞くのも良いが、この2日間で、緑黄色社会の音楽は、生で聞くのが一番いいと再認識した。
今回のツアーのタイトルが「リョクシャ化計画」ということだが、途中のMCにて、壱誓さんから「リョクシャ化される」とはなんだろうかという問いかけがあった。
その問いかけの後、このリョクシャ化計画で、初めて緑黄色社会のライブに参戦した人や、緑黄色社会の曲をあまり知らずに来た人もいると思われる。
そんな人たちが、このライブを通して、緑黄色社会の楽曲を聞くようになり、そして、緑黄色社会のことが好きになるのではないかという答えが出た。
実際に中の人は、このリョクシャ化計画に参戦してから、緑黄色社会にハマり、今では、通退勤時のBGMはもっぱら緑黄色社会の曲という、まさに「リョクシャ化」されてしまった。
この2日間、中の人がもともと聞いていて、やって欲しかった曲を披露していたり、初めて生で聞く曲もあったが、披露された曲の数々がとても素晴らしく、未だにその余韻に浸ったままでいる。
中の人の、緑黄色社会に関する設問の答えはこちらである。
好きな曲「夢と悪魔とファンタジー」
好きな歌詞「決められていた運命のよう」
好きなMV「サマータイムシンデレラ」
好きなメロディ「ブルーなんてほどじゃない 大袈裟だから」
好きなイントロ「sabotage」
好きなところ「仲の良さ、歌詞のメッセージ性、メロディ」
最後に、横浜アリーナ2日間で会ってくださった方、呑みで一緒だった方、そして何より、今回連番を引き受けてくれた友人2人には、この場をお借りして、心から感謝申し上げたい。
これからも、「リョクシャ化」の果てしない旅は、まだまだ続く…。
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じゃ、また。