【ネタバレ注意】【音楽談義】2025/02/22 LUNA SEA | GLAY "The Millennium Eve 2025" in 東京ドーム


1.はじめに

おはようございます🌞

今日は身体中がバッキバキの清々しい朝を迎えました!w

昨日は2000年12月23日以来25年振り2回目の開催となった、LUNA SEAとGLAYによる"日本最大級の会場"における対バンイベント"The Millenniumu Eve 2025"に行ってきました!

実は前回は意外にも両バンドの共演は一切なく、カーテンコールで一緒に登場したのみ。でもその後、それぞれライブの中でhideさんの楽曲をカバーなどされてたので、今回は何かしらの共演があるのでは…と秘かに期待していました!

一方で、東京ドーム公式で演奏予定時刻が「18:00~20:30」と書かれていたため、転換を考えると両者1時間ずつ演奏して転換やったら、やっぱり今回もカーテンコールだけかなぁ、とライブ開催側の視点からリアルな目線で見たりもしつつ。。。

2.ライブ前

(1)現着~グッズ購入

自分のM3春新譜制作が押しに押していることもあり(通常進行)、9時に起きてからギリギリ13時過ぎまで制作を進め、そこから準備して15時頃に水道橋へ!駅最寄りの階段を上ってTokyo Dome Cityに足を踏み入れると…そこにはまさかのグッズ列最後尾w 数時間待ちのとんでもなく長い待ち行列がwww

早々に心折れた僕w 気を取り直してまずは近場のコンビニでスポニチさんとコラボのLUNA SEA新聞を購入、そしてグッズとは別会場のCD/Blu-ray販売ブースでBlu-rayを購入し、本日の会場購入特典である"The Millennium Eve 2025"ロゴ入りアクリルキーホルダーをGet!最低限、今日の記念グッズを確保しました!

ちなみに購入したBlu-rayは「GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~ 2007/12/24 Tokyo Dome」。個人的にはこれまで観た中で最も好きなLUNA SEAのライブ。当時はWOWOW生中継で観ましたが、いい機会なのでメディアを入手しておこうと思いました!

(2)交流

続いて、X(ex.Twitter)で相互FFのミュージシャンの方と初めてお会いしました!お相手は、ヴィジュアル博士のるさん主催のV系オムニバスアルバム「NO VISUAL, NO LIFE」シリーズ第3弾、2023/11/18リリース「NO VISUAL, NO LIFE~CARPE DIEM~」でご一緒させていただきましたV系ボーカリスト/クリエイター、Area jacta est の coma さん

もはや同世代で音楽活動を続けている仲間は一人としていなくなってしまった僕ですが、同人音楽界隈を含め若いクリエイターやDJ、ミュージシャンの方々と交流させていただける機会は本当にありがたく、常に新鮮な気持ちにさせていただけます!✨

下手をすれば親子ほど歳の離れた人同士が関わる機会なんて、バイトや仕事でもなければそうそうないかと思いますが、「音楽」という共通性があるだけで、初対面でも話が限りなく続けられるって凄いことですよね!!✨

話はお互いの音楽活動から、今後に向けての〇○○、そしてそこからなぜかラルクの話に飛び、先月のhyde生誕祭ライブ in 東京ドームでkenさんの楽曲の選曲が多かった件について2人で考え込みつつ、ドトールから会場に向かいましたw

(3)入場~天井席

会場入りしcomaさんと別れた後、自席へ。今回は20年前のB'z以来となる恐怖の"天井席"2階席でしたが、2列目でした。

1列目は転落防止のため座っての鑑賞が義務付けられているため、2列目の視界を遮るものは一切なし。1階ベンチからほぼ直上の位置だったこともあり、ほぼステージの全景を見渡すことができました。

本人たちからの距離はあった反面、映像や演出効果を余すことなく観ることができて、メディア鑑賞では叶うことのない貴重な経験だったと思います!

3.GLAY

前回はくじ引き?で決めたそうで先行がLUNA SEAでしたが、今回はGLAYが先行。「LUNA SEA 35th」という冠もついてる公演なので順当ですね。ライブは定刻18:00にほぼオンタイム開演!

実はGLAYのライブを観るのはこの日が初めて。これまでは、1998年11月27日に横浜アリーナで開催されたhideさんの追悼ライブ"hide Se'va [C-Aid]"で「TELL ME」を歌うTERUさんを観る機会があったのみでした。

GLAYのライブを観てまず何よりも感じたのは、TERUさんの突き抜けるハイトーンボーカルの圧倒的な説得力!そして僕がこれまで観てきたロックバンドとは明確に異なると感じた点は、ライブ全編を通して感じられた多幸感!

メジャー調、マイナー調を問わず、どこかずっと幸せな気分のままでいられたのは、TERUさんの歌声、そして歌詞の世界観に寄るところが大きかったのかもしれません。

その中でも特に印象的だったのは、「pure soul」の演奏が始まった時、周囲のあちらこちらから聴こえてきたすすり泣きの声。。。最近は演奏機会が少なかったのでしょうか?90年代大ヒットアルバムのタイトル楽曲にして、この日僕が特に聴きたかった2曲のうち1曲でしたが、歌詞の内容を含めてまた当時とは異なる印象が強く心に残りました…✨

(ちなみにもう1曲聴きたかったのは「Soul Love」でした。正直残念な気持ちがありました。が…。)

そしてラストの「BEAUTIFUL DREAMER」はもはやすでにライブ大団円!メジャー調の高速でパンキッシュな楽曲にTERUさんの伸びやかなハイトーンがどこまでも冴えわたる、まるで東京ドームが青空の下にあるかのようなポジティブな空気に溢れる最高の時間でした!!!

【SET LIST】
01. WET DREAM
02. MERMAID
03. サバイバル
04. 口唇
05. pure soul
06. HOWEVER
07. 月に祈る
08. THNIK ABOUT MY DAUGHTER
09. whodunit~JESUS(LUNA SEA cover)
10. 誘惑
11.さよならはやさしく
12. BEAUTIFUL DREAMER

4.LUNA SEA

転換にしてはかなり短い時間で、スタッフの皆さまの苦労が偲ばれる状況でしたが、早々に会場が暗転。ベートーヴェン「ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調『月光』第1楽章」がOpening SEとして流れ始めた途端、会場内に張り詰める緊張感。

あえてGLAYを「陽」だとするならば、LUNA SEAは「陰」。ここまで個性の異なるバンドを1日で感じられるのが、対バンライブの魅力。

「広いライブハウスだなぁ~」とは、MCでのRYUICHIさんの弁www

1999年5月30日、台風で崩壊したステージをバックに開催された東京・有明での10万人ライブを思い出させるかのような嵐の映像と共に「STORM」からライブはスタート!

35周年を迎えたLUNA SEAは「ERA to ERA」と銘打ち、終幕以前のアルバムをテーマにしたライブ内容を再現する全国ツアーを行っていました。そのグランドフィナーレが、このライブの翌日2025/02/23に東京ドームで開催される「LUNATIC TOKYO 2025 -黒服限定GIG-」。

この流れからきっと25年前のライブを意識した選曲が何かしら行われると予想、その中でも3曲聴きたい曲がありました。「Unlikelihood」「SHINE」そして「SEARCH FOR EDEN」。残念ながら1曲目は演奏されませんでしたが、「SHINE」が持つポップな開放感はこの日のGLAYとの共演にもマッチしていて印象的でした!

そして「SEARCH FOR EDEN」。激しくノリの良いシングル曲が多数セレクトされる中、漆黒の闇に包まれるかのような暗く重い音楽性を体現できるのが、このバンドの魅力だと改めて感じさせられる、そんなステージングでした。

かと思えば、まさかの「Soul Love」のカバーが披露されるとは夢にも思わず…!?でも過去のイベントで披露されたhideさんの楽曲「SCANNER」「ROCKET DIVE」などのカバーしかり、完全にLUNA SEAの音に染められて違和感がなかったのが凄いです!これは嬉しかった!!

そして「BELIEVE」ではギターソロ終盤にSUGIZOさんがGLAY「彼女のModern…」のリフを挟み込む遊びも!こういうの好きです!

ラストが「ROSIER」だったのは、超絶「TONIGHT」推しの僕としてはちょっと寂しかったですが、2007年復活後のXのライブで「Orgasm」で本編終わりの定番がいつからか「紅」終わりになってたのをふと思い出しましたw 

【SET LIST】
Opening SE: ベートーヴェン「ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調『月光』第1楽章」
01. STORM
02. Dejavu
03. DESIRE
04. SHINE
05. IN SILENCE
06. SEARCH FOR REASON
07. I for You
08. Soul Love(GLAY cover)
09. BELIEVE
10. ROSIER

5.アンコール

(1)夢バンド結成

前回同様カーテンコールで終わりかな…と思ってたら、真矢さんのドラムセットの横に並んで、再度GLAYのサポートドラマーである"TOSHI NAGAI"こと永井利光さんのドラムセットがセッティング!?こ、これは…!?と思ってたら、後列に座ってる方々が。

「これさ~、ワンチャンYOSHIKI出てくんじゃね?」
「あ~、Endress Rainとか聴こえてきても全く違和感ないwww」

Extasy Records出身の両バンドとして、共演するとしたら共通の先輩であるhideさんの楽曲のカバーとか来たりするんじゃないか、とは僕も予想してました。ちなみにこちらはGLAY EXPOでカバーされたhideさんの「MISERY」!


しかしながら、それらの会話を聞いたら急に

「Hi!YOSHIKIです!」

って正面のスクリーンにYOSHIKIさんからのビデオメッセージが流れ出すような気がすっごいしてきてたまらなくなりましたwww

しかし期待はいい意味で裏切られ、流れてきたのは両バンドメンバーが揃った映像。

「夢バンドを作りたいんだ…!」

熱く語るTAKUROさん(台本?w)のセリフをきっかけに、両バンドからシャッフルされた2バンド、TERUさんボーカルの「テナシー」、RYUICHIさんボーカルの「THE★BAND」が結成されました!

(2)テナシー

【MEMBER】
Vocal: TERU(GLAY)
Guitar: TAKURO(GLAY)
Guitar: INORAN(LUNA SEA)
Bass: J(LUNA SEA)
Drums: TOSHI NAGAI(GLAY/support)

言うまでもなく、テルだからテナシーwww

テナシーで演奏されたのはLUNA SEA「TRUE BLUE」。TERUさんのボーカルと楽曲が凄くマッチしていて良かったです!個人的にはJさんと永井さんのリズム隊も新鮮でした!

メンバーがステージに上がってきた際、Jさんが「カタカナ…!?」ってTERUさんにツッコんでたのがメチャメチャ面白かったですwww

(3)THE★BAND

【MEMBER】
Vocal: RYUICHI(LUNA SEA)
Guitar & Violin:SUGIZO(LUNA SEA)
Guitar: HISASHI(GLAY)
Bass: JIRO(GLAY)
Drums: 真矢(LUNA SEA)
Piano: 村山☆潤(GLAY/support)

バンド名はRYUICHIさんの「シンプルに」という発案に、TAKUROさんが星を入れたいと言って決定!

THE★BANDで演奏されたのはGLAY「BELOVED」。この日の唯一のViolinを手にしたSUGIZOさんがピアノをバックにサビのメロディを奏でた時は、会場中がどよめきがありました。その後、全編アコースティックギターを担当するSUGIZOさんも新鮮でした!ちなみにINORANさんは本編「In Silence」でアコースティックギターを演奏してました!

ただ、演奏が始まった時から、僕は一抹の不安を感じました。確かにライブ本編を観ていて、RYUICHIさんはステージ両サイドを歩きながら「I for you」を歌うなど、ここ数年の病状からすれば今回は明らかに喉、声の状態が良くなっており、東京ドームに合わせて仕上げてきたことは確実。それでもこの曲はサビでかなりのハイトーンが求められる楽曲であり、果たして歌い上げることが可能なのか。。。

不安は杞憂に終わりました。本当に凄いボーカリストです、RYUICHIさん。歌い方のニュアンス、ブレス、発音その他、あらゆるテクニックを注ぎ込んで、楽にハイトーンを当ててる印象すら感じられました。35年間プロの世界で歌い上げてきたボーカリストの矜持に、僕はこの日一番の感動を覚えました。

(4)オーラス~WISH

最後は両バンドの全メンバーがステージ上に集結!
(サポートの永井さんと村山さんがいらっしゃったかどうかは、僕の座席からは確認できませんでした🙇)

【MC(意訳)】
TERUさん「いや~凄い!なんかExtasy(*)みたいですね~」
RYUICHIさん「…もしかしてYOSHIKIさん、会場にいたりしないよね!?」
TERUさん「さすがに海外にいますよね!?」

*:X JAPANのYOSHIKIさんが主宰していたインディーズレーベル「Extasy Records」。LUNA SEAはhideさんが、GLAYはYOSHIKIさんがそれぞれ見出し、ExtasyからCDを発表後、メジャーデビューを果たした。ちなみにL'Arc~en~Ciel加入以前のyukihiro(Dr.)さんも元Extasy所属バンドメンバー。

後輩たちに東京ドームのMCでいじられるYOSHIKIさん、さすがですwww

という訳で、「全員で!全員でかかってこ~い!!!」というMCからLUNA SEA+GLAY全員でかかってこられたLUNA SEA「WISH」!

前の方で、このライブが多幸感に包まれているのはGLAYが理由と記載しましたが、LUNA SEAのライブで「WISH」が演奏される時間は正に多幸感そのもの!

両バンドの思い、そしてSLAVEとBUDDYの思いが一つになって、この日最高に幸せな空間、幸せな時間を感じることができました…!!!!!✨

6.ライブ後

最後のMC中、少々早めに会場を出て向かった先はSLAVEブース。会場限定プレゼント企画があるとのことで、そちらを聞きに行きました。

その後向かったのはグッズ売り場。幸いまだ早かったみたいで列が形成される前に売り場にたどり着きましたが、残念ながらお目当てだった"ミレイブ"グッズは全て売り切れ💦切り替えて記念に「LUNATIC TOKYO 2025」のTシャツ、ステッカー、パンフレットを購入して、帰宅の途に着きました!

7.おわりに

この素晴らしい経験を経て、僕はようやく決心しました。予定通り、本日2025/02/23のLUNA SEA 東京ドームライブには参加しないことを。

恥ずかしながら、昨年罹患した病気とその療養に伴う影響で、僕の体力は激しく低下しています。この日も約3時間半に及んだライブで、「WISH」の頃には腕を上げることも叶わず、足腰もガクガク震えて立っているのがやっとの状態。それでも、一切妥協することなく、最後の最後までライブを楽しみ切ることができたので後悔はない、そう言い切れる1日でした。

昨日は帰宅次第早々に10時間以上寝て静養に努め、起きてからはこのnoteを書きながら自分の気持ちを整理しました。

でも改めて、昨日のライブは本当に一生の思い出として残る素晴らしいライブだったと断言できます。そして、今後はLUNA SEAだけでなくGLAYのライブもぜひ観に行ってみたい、そう思えました。

…5月のGLAY EXPO 東京ドーム2DAYS、間に合いますかね?💦

そして今日東京ドームで開催されるLUNA SEA「LUNATIC TOKYO 2025 -黒服限定GIG-」が大成功に終わることを信じています!いずれSLAVE限定盤で楽しませていただきます!!

最高のライブをありがとうございました!!!!!!!!!✨

8.あとがき

(1)コピーバンド

僕がベースを始めるきっかけになったのが、LUNA SEAのJさん。
Jさんのアーティストモデルとは異なりますが、全編真っ赤のESP BottomLine STDを購入したのは間違いなくJさんの影響です。

学生時代はLUNA SEAのコピーバンドで多数楽曲を演奏させていただきました!もちろん、「ROSIER」では間奏のJさんのセリフを担当してからマイクスタンド、に見たててダンボールで作った偽スタンドを客席に投げ込むコントを行うなどして遊んでましたwww

ちなみにJさんシグネチャーモデルの「TECH 21× J(LUNA SEA) BASS DRIVER DI-J」も密かに導入してます!たぶん初めて言ったと思います。

そして、ライブを観たのはこの日が初めてでしたが、GLAYのコピーバンドもLUNA SEAのコピーバンドと同時期にやっていました!

こちらもベース担当が大半でしたが、一度だけ「誘惑」でドラムを担当したことがありました!基本的に僕のドラムはテンションが上がるに比例して走りまくるため、竿部隊の皆さんは常に大変そうでしたwww

(2)新曲

このnoteを書きながら昨日のことを思い返していたら、新曲ができましたw

いや、今からボーカリストさんやギタリストさんを新たに手配して春新譜に収録とか、ただでさえ制作遅れてるのに正気の沙汰じゃないでしょ!?

と思いながらも、これまで自分が音楽活動においてやりたいと思ったことを自分の決められる範囲内で意図的に延期したことは

一度

たりともなかったことを、自分は知っています。
はてさて、どうなることやら…www

という訳で、以上一切推敲することなくここまで書き殴ってきたため、後で読み返してバッサリ削除したり修正したりするかもしれませんがご容赦ください🙇

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました!!!✨

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