【ネタバレ注意】【音楽談議】2021/11/17 B'z presents LIVE FRIENDS③

こんにちは!MSGEXのGAKUです!

以下、ネタバレ注意です!








早速先日の続きから!バンドメンバーが一旦ステージから捌けてライブ前半戦が終了。ステージ上方に巨大なスクリーンが登場する中、後半戦の開始を告げた楽曲は、

11. FRIENDS

とセットリストに記載されているのを多く見かけました。

ただ、初回でも少し触れましたが、僕はここに少々違和感を持っています。

なぜなら、2回し目からのストリングスアレンジが、いわゆる「FRIENDS」に収録のそれとは大きく異なっていたからです。そして、スクリーンに映し出されていたのは「FRIENDSⅢ」のジャケット。

・・・これって、実はアルバム「FRIENDSⅢ」に収録のバージョン、すなわち「FRIENDSⅢ」(楽曲タイトル)なんじゃないの?と思ったりする訳なんです。現時点で公式からのアナウンスはありませんが、今後公式からの発表を楽しみにしています。

新アレンジだったとしてもそれはそれで嬉しいし、あるいは僕の予想が外れていたとしたら、「FRIENDSⅢ」は恐らくストリングスアレンジでもギターアレンジでもない、また異なる楽器で演奏される可能性が出てくるからです。ピアノ?オルゴール?パイプオルガン?楽しい想像がつきません♫

そしてここからは、今回のライブで初披露となる「FRIENDSⅢ」からの楽曲が続けて演奏されます!

12. シーズンエンド
13. Butterfly
14. こんな時だけあなたが恋しい
15. ミダレチル
16. GROW&GLOW

さすがに現場で聴いたのが一度切りのため、個々の楽曲を解説するのは正直厳しい状況ですが、全般的に「FRIENDSⅡ」からの流れを踏襲するAOR、すなわちAdult-Oriented Rockの雰囲気を更に推し進めた感じでした。

中には「ミダレチル」だったかと思いますが、がっつりギターリフがフィーチャーされた、されど所謂ハードロックではない、また新しいB'zが感じられる曲もありました!

一方、「GROW&GLOW」は一聴して綺麗で素敵なバラードだなと感じました。この曲をCD音源で聴くのが、僕にとっては今一番の楽しみです♫

この日ライブが開催できたことに対する感謝のMCが稲葉さんよりあった後、演奏が始まったのは、

17. どうしても君を失いたくない

・・・ライブ冒頭に引き続き、この曲が始まった時はもうダメでしたね。。。この楽曲を初めてライブで聴けた喜びももちろんあるのですが、この曲と共にある思い出が数限りなく思い出されてきて、ダメでしたw

昨年のZepp HANEDAで「SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1」で突如演奏されたことで、これでまたいつかライブで聴ける可能性が出てきた!と喜びましたが、そこからまさか一年ちょっとで聴けることになるとは思ってもみませんでした!それこそ35周年の「LIVE-GYM Pleasure 2023」(現状開催は未定ですが)あたりで聴けることを予想してたので。

そういえばこの曲、かつてかなり長期間に渡ってミュージックステーションのエンディングテーマだったのですが、キーもオリジナルより高く、かつボーカルラインがギターで演奏されている未発表の音源なんですよね。そろそろ音源化しませんか?ずっと待ってますw

続いてはこの曲。

18. Seasons

この曲が僕は本当に大好きで、大好き過ぎて今年秋のM3イベント向けに制作したMSGEXの新譜「CHRONICLE Vol.Ⅴ」の中にもこの曲を意識して制作したアコースティックギターインスト「11. White Snow」を収録したのですが、制作していた今夏の時点では「FRIENDSⅢ」や「LIVE FRIENDS」の話は全く出ていなかったため、まさかのリンクに非常に驚いた覚えがあります💦

ただもう一点驚いたのが、今回のライブでは「どうしても君を失いたくない」と次の曲を繋ぐ意味合いがあったからかもしれませんが、松本さんがアコースティックギターではなくエレキギターでこの曲を演奏したこと!

確かに甘いクリーントーンでの演奏にさほど違和感はなかったのですが、できたらアコースティックギターでこの曲を演奏してほしかったなと思いました。

続いてはこの曲。

19. いつかのメリークリスマス

この曲をライブで聴いたのは、「LIVE-GYM 2003 "BIG MACHINE"」の東京ドーム公演以来なのですが、この年のライブとしては台風当日に車で静岡・浜名湖渚園に駆け付けた「LIVE-GYM Pleasure 2003 ”The Final Pleasure"」の記憶の方が強く、僕としては「アラクレ」でバイクが宙を舞った記憶ぐらいしかありません💦

このため、ほぼ初めてライブで聴いたような感覚で演奏を聴いていました。

この曲ではこの日唯一、松本さんが椅子に座ってアコースティックギターを演奏されていました。その特別感を演出するためにも、あえて「Seasons」はエレキギターで演奏されたのかもしれません。

CDでは途中でフェードアウトされてしまうアウトロのアコースティックギターソロも、今回のライブでは最後まで綺麗に弾き切っていたのが聴けて嬉しかったです♫

12/24(金)のライブ信、あるいは来年以降になるであろう今後のBlu-ray化が楽しみです♫

20. FRIENDSⅡ

本編のラストは、この楽曲が流れて終了となります。聴いた限り、新録のようでした。

そう、こちらも新録なので、「FRIENDSⅢ」がどのような状態で収録されるのか、更によくわからないのですw


会場が再度暗転し、アンコールを求める拍手の熱が次第に高まってきた頃、それほど間をおかずに流れ始めたイントロは・・・な、なんぞこれ!?

21. 結晶

前述の通り、さすがにシングルを一曲も演奏しないことはないだろうと、聴き慣れたイントロが流れてくると信じて疑わなかった僕にとって、完全な不意打ち。

えっ?なっ、なんだ!?どの曲だっ!!!!!?

一瞬、軽くパニックを起こして固まってしまいましたw

「FRIENDS」って冬の曲だから「HOLY NIGHTにくちづけを」(アルバム「RISKY」に収録)とか演奏してくれたら懐かしいな~♫くらいには思ってたのですが、これまでもライブで未演奏だった「結晶」(シングル「衝動」に収録)が演奏されるとは思ってもみませんでした。予想を的中させた方、さすがです!

演奏終了後、稲葉さんから「皆さん座り続けて体も固まって来たでしょうから、立っちゃいましょうか」的な呼びかけがあり、アンコールのみ(政府からの?)許可が出ているとの説明も踏まえて、次に演奏されたのは

22. JOY

アンコールで立たせるくらいだから次こそシングル、などと予想していた僕を簡単に裏切り、これまたライブ未演奏、かつシングル「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」に収録の「JOY」を持ってくる、B'zのお二人の遊び心に感服しました。負けましたw

ちなみにCD音源ではギターソロはアコースティックギターでしたが、今回のライブではエレキギターで演奏されていました。そのあたりもライブならではですね!


約2時間に及んだ久々のフルセットライブもいよいよ最後の1曲!演奏されたのは

23. TONIGHT (Is The Night)

稲葉さんが山下達郎さんみたいになることを目指した、という本楽曲。歌詞に登場するサラ・ヴォーン(Sarah Vaughan)さんは、アメリカの著名な女性ジャズ・ボーカリストです。

程良いノリと大人な雰囲気。そして知名度もあり、これまでにもPleasureツアーなどで数多く演奏され、観客側も慣れ親しんでいるこの曲は、この日のライブを締め括るのに絶妙な楽曲だと感じました!

バンド側からも手拍子や両手を左右に振るのを求めるなどして、声は出せなくても会場中が一体となる雰囲気が醸造されていくのが、非常に心地良かったです♫


演奏が終了し、サポートメンバーがステージを降りた後、松本さん、稲葉さんそれぞれより感謝の気持ちを伝えるご挨拶があり、ライブは滞りなく終了しました!


今回、特に入退場のところを心配していたのですが、入場時の身分証明書やコロナワクチン接種証明書の確認なども非常にスムーズでした。

また、退場時の規制退場も、初日は会場を出るまで1時間なんて内容もSNS上で拝見しましたが、2日目はアリーナ最後部の僕が20分足らずで会場から出られたので、様々な改善が図られたものと思われます。

規制のないコロナ禍以前のようなライブ形態に戻れるまでには、まだまだ時間がかかるかもしれません。地道に一つ一つ、今回のライブのような確かな実績を積み重ねていくことにより、政府や世間からの捉え方の是正に必ず繋がっていきます。

今後またB'zの新しいライブが企画された時には、今回同様気を緩めることなく、節度をもって行動の上、ライブを楽しみたいと思います!もちろん、B'z以外のミュージシャンでも!


「B'z presents LIVE FRIENDS」の感想、いかがでしたでしょうか? とりとめのない文章ですみませんが、少しでも楽しんでもらえたら幸いです!

という訳で、MSGEXのGAKUでしたー!


PS. 明日はまた別のミュージシャンのライブに行くので、また感想書きますね♫





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