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GPT-4 o1雑感✍️

2024年9月12日、OpenAIから、GPT-4oの新しいやつ、o1とo1-miniのプレビュー版がリリースされました。

Open AI Blogより
Open AI Blogより

私のChatGPT Plusでも早速使えるようになっていました。

ChatGPT iOSアプリのモデル選択画面


GPT-4 o1は何がうれしいの?

ナナメ読みですが…

  • o1内でプロンプトを保持しながら何回か推論して答えを返す

  • モデルの学習データより、複数回の推論によって得られる答えを重視

  • Gregパイセンは、モデルがシステムⅠ思考で推論がシステムⅡの思考みたいなもんだ、と言っている。

  • Jim Fanパイセンは、これは学習に膨大なリソースを使うのではなく、推論にリソースを使うというパラダイムシフトだ、と言っている

OpenAI APIのドキュメントより
Greg Brockman氏のX投稿より
Jim Fan氏のX投稿より

個人的には、

  • ❶学習されたモデルの頭の良さももちろん大事だけど、それより構造化された推論プロセスの中でコンテキストを維持し続けること、
    それでAIを操作する私のコンテキストと、推論するAIのコンテキストが対話できることが重要だと考えていて、

  • ❷複雑なプロンプトを考えるよりも、単一タスクに取り組むAIの出力を次の入力に使ったり、複数AIアプリケーション内に共通のコンテクストを持たせたり、出力を変数に代入して、次の推論で呼び出して利用できるようにする、みたいなアプローチをやってきたんですが、

  • ❸(思考プロセスの構造化はお任せになっちゃうけど)GPT-4o1は自分でコンテストを維持しながら考えてくれるってことですよね。

なので、❷でやっていたような思考プロセスの構造化とか、推論プロセスの構造化、それをアプリケーション化するための方策みたいなものを一緒に考えてくれるアシスタントができる、みたいなイメージかな。

助かります🙏

第2回AIアートグランプリの作品コンセプト
第2回生成AIなんでもLT回のスライドより
生成AIなんでも展示会のスライドより
生成AIなんでも展示会のスライドより
生成AIなんでも展示会のスライドより


GPT-4 o1のAPIでの使用

APIでの使用については、npaka大先生が早速まとめてくださっている。
ありがたい🙏


自分でも使ってみよう✍️


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