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事故に遭いました

 昨日の夕方、帰り道で事故に遭いました。
自転車同士の交差点? での衝突となります。

おおげさに交差点と書いていますが、実態は一方通行の生活道路にある丁字路です。
直進進行中に丁字路に差し掛かったので減速したところ、左前方から減速せずにアウトインアウトの軌道で突っ込んできた自転車と激突しました。
そこは三方に建物があるため見通しの悪い丁字路交差点なんですよね。
自動車やバイク、自転車や歩行者も頻繁に通る通勤通学路です。

相手は19歳の専門学校生でした。

衝突後、うずくまってしまい痛がっていたので、救急車を呼ぼうか?
と尋ねると、大丈夫です、との返事だったので警察に通報。
重傷者がいなかったせいか、のんびりとバイクでブロロロロンと到着。

現着まで30分近く待たされました。

で、事故状況の説明になるのですが、その学生さん
「きちんとミラーを見て自動車が来ていないことを確認して進入しました。 この丁字路は一旦停止の標識がありませんから。」
と正当化を始めます。
こちらは、お~い・・・と思いましたが、その後のセリフ
「一方通行を逆走してきたから・・・」
というのは聞き捨てならず、反論しました。
「この道路は一方通行だけど、全線自転車は除くとなっている。」
と。
警察官もあわてて標識を見て、ここだけが自転車除くになっていないかどうか確認してきます、として現場を後にしました。

気まずい空気やなあ・・・

と思いつつ10分ぐらいして戻ってきた警察官が
「お兄さんの言う通り、全線自転車除くになってました。」
ということで、学生さんの逆走の主張は無効になりました。

そのあと事故調査の警察官が到着。
それぞれの自転車の損傷具合や、両者のケガの具合を確認し、写真撮影と聞き取りを始めました。

学生さんの自転車は、前輪部分がやや変形している感じです。
一応車輪は回るけど少し動きが悪い感じでした。
私の自転車は、前輪が完全大破です。
ピクリとも動かせません。

なお。衝突時の状況ですが
丁字路に対し私が本線側の道路左端を徐行運転で直進しつつ進入。
そこに側道側からアウトインアウトの軌道で学生が私の目の前に突っ込んできます。
両者急ブレーキ。
私は徐行なので、少し進んだ段階で停止。
相手はノンブレーキで交差点を曲がろうとしていたので止まり切れず。
左側より私の前輪側部を強打、私の自転車が進行方向の右に流されつつハンドルがカクンと右に切られ、学生の自転車の衝撃を前輪で受け止めることになりました。
学生の自転車が私の自転車の前輪に乗り上げる格好で停止。
後輪側が勢い余って学生を持ち上げたため、学生が私の左腕と衝突。
とっさにラグビーの感覚でブロックしていたので私は飛ばされず、
学生が私の左側に崩れ落ちるように転倒。
回転しつつ倒れ込んだため路肩の石に左足膝内部を強打しうずくまることに。

個人的には全面的に学生が悪いと思うのですが・・・

警察の判定は、どちらも道交違反なし、というものでした。

え? そうなの??? と驚きました。

民事で争うとなった場合の過失割合は
丁字路直進側:丁字路右折側=10:90
で、右折側が圧倒的に悪いとなります。
一方通行逆走も自転車除くの標識があること。
日常的に大量の自転車が逆走通行しており
頻繁に通行量があることから
順行側だけの安全確認では
明らかに右折側の安全注意義務違反です。

しかも、こちらは徐行していて衝突直前は停止状態に近い。
学生さんはノーブレーキ進入。
実際、私の自転車側の損傷が圧倒的に激しいことや
相手側の車輪が私の自転車の車輪に乗り上げている点。
これらを突き詰めていけば
裁判で戦えば100:0で私が勝つかもしれません。

ただまあ、
その相手の父親と電話でやり取りすることになりまして・・・
平身低頭謝ってきたこと
お互いに民事でやり取りしても労力がかかり過ぎること
私のケガが擦過傷と打撲程度で全治1~2週間ぐらいで済みそう
ということもあり穏便に済まそうということで折り合いをつけました。

万が一、示談がもつれそうになった時のことを考慮し
メモ書き代わりにnoteで保存です。
それと、
読者の方々に、私のように一種のもらい事故みたいな痛い目に遭わないでくださいね、という注意喚起も込めて残しておきます。

しかし・・・
事故の衝撃でアドレナリンが分泌されたせいか昨夜は寝れませんでした。
今日は大破した自転車をもって買い替えに行かないといけません。
甥に軽トラを運転してもらって自転車屋に行く予定です。




しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。