夏休み自由研究の助けになりそう!調べる学習ワークショップに子どもと参加しました。
みなさん、「調べる学習コンクール」って知っていますか?
私はこのワークショップに参加して知ったのですが...🫣
このワークショップに参加したことで、子どもの学習にも、自分自身にも非常に有益だと感じたため、noteにまとめたいと思います。
調べる学習の進め方
【1】どんな作品にするか考える
- 自由(趣味のもの、日常で不思議に思ったことなどなんでも)
- 学校やコンクールで決められているテーマ
【2】テーマを決めるための役立つツール
今回のワークショップは決まったテーマはなく、各自興味があるものの中からピックアップしました。
今回のワークショップで使用したツールはこちら。
- ウェビングマップ
- ドーナツチャート
STEP1 ウェビングマップ
1)真ん中に好きなものを書く
2)関連するアイデアなどをその外に書き出す
3)書いたキーワードの中から1つを抜き出す
STEP2 ドーナツチャート
4)真ん中にSTEP1-3で決めたキーワードを書く
5)疑問に思ったことを周りに書く
6)5)の疑問の予想を考えてみる。他人の意見も聞くとアイデアが広がったり、別の視点でも見ることができる
【3】計画を立てる
テーマ、何を調べるかなど全て書き出してみる。必要ないものは削除するなど整理をする。
【4】情報を集める
1)まず基本的なことを知る(百科事典、国語辞典) -> NDC 日本十進分類法
2)同じ内容を違う方法でも調べてみる(本とインターネット、本と新聞など)
3)自分でも確かめる(実験/見学/インタビュー)
4)予想、調べたこと、わかったことを書き出す
5)参考文献をメモする
・本の場合
著者、題名、出版社、出版年、ページ、借りた場合図書館名など(日本十進分類法も)
・新聞の場合
記事を書いた人の名前、新聞記事の見出し、新聞紙の名前、日付、朝刊or夕刊、ページ、借りた場合は図書館名など
・Webの場合
webページを作った人の名前、記事の名前、サイト名、作られた日付(わかれば)、URL、そのページを見た日付
【5】まとめの書き方とコツ
前提
- 誰かに見せるものである。
- 読む気になるか?わかりやすいか?面白そう?など考える。
まとめるもの
- 量が少ない -> 用紙1枚にまとめる
- 量が多い -> ノートやファイルにまとめる。内容をページごとに分けるとわかりやすくなる。
・何を書く?項目一覧
- 題名
- 名前
- 調べる理由
- 自分の予想
- 調べたこと・わかったこと
- まとめ
- 調べた時に使った資料(参考文献)
【6】さらに情報設計&デザインをして、より見たくなるようにしよう
・テキストに大きさや色をつけて、メリハリをつける
・基本情報を入れる
詳しくない人もいるので、基本的な情報を書く。
・自分を主人公にしよう
調べたことを書きがちだが、自分の考えや感想を書くと読む気になる。
読んでいる人にも面白いと思ってもらえる。
何を書くと見たくなるか?
1)「調べた結果」だけでなく、「自分の気持ちや感想」 も書く
こまめにメモしたりすると忘れない。失敗だってOK。むしろ良い🙆
2)自分の予想とその理由についても書く
3) 方法(やり方)、使った道具、途中経過のことも書くと良い🙆
4)調べたこと以外で学んだことを書く
5)周りの人の意見も書くと楽しい、広がる
学びと気付き
子供が低学年のうちは、親が一緒に調べたりすることがあると思うんです。これらを知っていることでサポートができますし、参加してみてよかったです。
今回、「スイカ」について調べたのですが、「本」と「インターネット」を使い、進めました。
「本」では、スイカの基本的な情報を。
「インターネット」では、スイカの「より詳しく」「なるべく最新な情報」を。
インターネットで調べる時に気をつけたポイント
一次情報、二次情報、三次情報かを見て、信頼性も確認する。
一次情報...自分の体験に基づく情報
例)インタビュー、研究論文
二次情報…一次情報をもとにして分析や解釈を加えた情報
例)学術論文、新聞、教科書、公的機関が発表している情報
三次情報…情報源がわからない情報
例)誰かのブログ、噂、今の時代AIの回答もそうかもしれません
実際にインターネットで「スイカ 種類」と調べると、上位に出てくるのはブログ記事だったりするので信用性が高いとは言えないです。(SEOなどで上に出てきたりする)
こうした情報の取捨選択をしていく、情報が膨大なこの時代では大切なことです。これはコロナ禍でも痛感しました。
このような事も子供に教えていくべきなんだ、大切なことなんだと改めて思いました。
以上、夏休み自由研究に悩んでいるお母さん、お父さんの助けになれば幸いです😃