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日記、の、ようなもの9/25-9/27

9月25日(水)

連休を挟んですっかりお休みしていた。だいたい朝、顔にパックを貼り付けて5分間日記をかくのだけど、野球の準備やらなんやらしていると、大抵休日は書くタイミングを失ってしまう。昨日は平日だったけれど、後回しにしていた昔の論文を検分していたら書くタイミングをうし(以下同文)。何故そんなことをしているかというと、今から15年以上前、アメリカで研究をしていた際の論文を見た日本のメーカーさんが話を聞きたいとわざわざ私の職場までお越しになったのだ。ちょうど半年前に持っていたポスターやらなんやらを破棄してしまったし、なんせ15年前のことなんて、鳥頭のわたしは覚えてないので、本当に申し訳なく思いながら小一時間お話をした。面白いもので、話していると当時のことをどんどん思い出してきて、あとは自分の臨床力をあわせて、それなりの話ができたと思う…といいのだけど(自信ない)。話している間に脳みそがギュンギュン搾られている感じがして、すごく楽しかった。そうだよ、わたしこういうの好きだったよね。今でも、スライドとか作ると楽しいもんね。アカデミックポジションには残れなかったけれど、こういった楽しみを忘れてはいけないから、学会でも研究系の演題も今度はちゃんと聞こうと思う。

9月26日(木)

気がつくと、今年もあと3ヶ月になってしまった。本当に時が経つのは早いねぇ。最近、色々なことが継続できているなと思う。筋トレは2年半近く続けているし、Duolingoも250日(時々スキップするけど)連続記録はキープできている。腹筋もなんだかなんだで2ヶ月欠かさずやっている。以前の私ならば考えられなかったのだけど、歳をとるにつれて継続する力がついてきているように思う。継続の理由のひとつは生活が単調になったことにある。若い時は夜遅くまで食事に出かけたり、寝る時間もまちまちだったりしたけれど、今や9時半過ぎにはベッドに入り、4時半に起きるという朝型生活。朝のうちにルーティンをこなすことができるようになったことが大きい。規則正しい生活は子育てとリンクしているのだけど、じゃあ子供が巣立った時にまた不規則な生活にもどれるかというと、もう体がついていかないと思うのでこれからも続けられそう…。もう一つは「効果を見つけるのが上手になったこと、待てるようになったこと」にある。成功体験がないと続かないけれど、腹筋はあきらかに変わったし、Duolingoもスペイン語が少しずつわかるようになってきた。昔は焦れて辞めてしまうことでも、とりあえず2週間・2ヶ月…と待てるようになった。歳をとると時間のながれを早く感じるようになることも関係しているかも。
そんなこんなで日記もお休みしつつ3ヶ月続いている。日記がつづかない私にとっては大記録。これは5分で書くという縛りが効いていて、5分なら捻出できるかも、で続いているのである(今日はは5分以上書いているけど)。

9月27日(金)

昨日、何気なくamazonを見ていたら、セクシー田中さんの最終話が出ていたので読んだ。 芦原妃名子先生のBread and Butterが好きで、セクシー田中さんもとても楽しみにしていたので、お亡くなりになったときいて心が痛む余りしばらく読めなくなっていた。久しぶりに読んだセクシー田中さんは、主人公が息づいていて魅力的で、この続きが読めないのかと思うと本当に寂しい。好きだったアーティストが、この世の中にいないと気づくと少しだけ世界から色が褪せたような感覚になる。坂本龍一も、高橋幸宏もいない世の中って、ちょっと解像度が落ちたような気がする。作品は今も残っていて、いつでも触れることができるし、彼らがあの頃のような大きなmovementを作れるかというと、それはまた別の話なのだけど。

今回の画像:久しぶりに六本木ヒルズ。Cinnabonも食べた。Seattleに行きたいなぁ。

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