日記、の、ようなもの9/8-9/10
9月8日(日)
今朝は足立区のどこかで野球があるらしく、おにぎりを作って車で送ってきた。わたしは11時から勉強会に参加するので野球は不参加。それまで束の間のおひとり様タイムを楽しむ所存である。朝、おにぎりを作りながら、偶然流れてきた矢野顕子と忌野清志郎のひとつだけを聴いてしまった。清志郎の良さって若い頃は全然わからなかったのだけれど、ひとつだけを清志郎が歌うとこんなに切なくなるのか…!と驚いた。清志郎も、ユキヒロも教授もいない世の中にいるなんて誰が想像しただろうか…お願いだからアッコちゃんは長生きしてほしい。私の思春期の半分はアッコちゃんとYMOと大貫妙子でできているのだ。
しばしひとつだけに聞き入っていると、これは息子に対する気持ちに似ているなぁと思って、朝から泣く。無償の愛には涙腺がすぐに緩んでしまうまったくのおばさんである。
9月9日(月)
昨日は息子の所属する野球チームの高学年チームの試合の応援に。前日に同じマンションにすむ高学年チームの御一家と会って、「明日負けたら最後の試合なの」と言われたら、応援に行かないわけにはいかない。息子たちは炎天下の練習後、私は勉強会後に合流して応援に向かった。相手は強豪、これまで一回も勝ったことがないチーム。善戦しているけれど、途中で満塁ホームランを打たれ、後続にも打たれて5点差に。ああ、頑張れ!取り返せ!チャンスを作ってコツコツ点を重ね、そして最終回の攻撃。ベンチから「絶対逆転するぞ!」との声。そして…大逆転!!!その裏の守りで満塁のピンチも迎えつつ、全力プレーの結果、見事勝利!!!スタンドで見守るお母さんがた号泣、選手も泣いて笑って、私も感動で涙ポロポロ(今も思い出しながら泣いているw)。子どもたちってすごいなぁ、大人が諦めちゃいそうになる時も、頑張って頑張って、少しずつ運を手繰り寄せて、勝利の女神を振り向かせて。子供達は野球を通じて色々なことを学んでいるんだな…。これまでは、子供の部活にハマる親の気持ちなんてわからなかったし、入ってからも日焼けしたくない、体力が心配、などと少し及び腰だったけれど、子供達のこんな姿を見せられたら、協力するしかないよねぇ。というわけで私ももうちょっと野球ママとして頑張ろうと思う。
9月10日(火)
一時期、食事を作ることに対するモチベーションが全く上がらなかったのだけど、最近また少しずつ料理の楽しさを思い出しているように思う。筋トレを頑張っているので、前より色々なものを食べても罪悪感に囚われなくなったことが大きいかな。
昨日はオレンジページで見た、甘酒を使った生姜焼きを作った。甘酒大さじ2、お酢大匙2に塩を小さじ半分。すごく美味しくできて、息子もたくさん食べた。発酵調味料を使っているだけで、体にいい気がする不思議。0カロリー理論で言うところの「体にいいから0カロリー」ってやつではないかと思う。体脂肪率はちょっと上がってしまったけれど、そこはおいおい調整したくなればすればいいかな。いまは色々なことに楽しみをおぼえたい、そんな気もち。
そういえば、前よりも書くことがより楽しくなってきて、と同時に読むことも楽しくなってきた。産後、本当に本が読めなくなって悲しい気持ちでいたのだけれど、若松英輔さんの本を読めなくなった人のための読書論に「読書とは孤独な作業であるので、ひとりの時間が確保できないとなかなか難しい」というようなことが書いてあって、腑に落ちた。確かに産後初めて読書の楽しさを思い出したのは、出張で神戸に向かう新幹線の中で読んだ「蜜蜂と遠雷」だったなぁ。時間を作ってまた静かなホテルで読書に没入したいな。
今回の画像:夏が終わったと思ったのは嘘でした。
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