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ガールズバーで働いてみた

今日はこちらの記事の続き。
こちらの記事で「水商売なんかに関わったら人生終わる!という偏見をさらに無くすために、働いてみてもいいかな」と書きましたが、その後ガールズバーやキャバクラ中心に色んなお店を体験してきたので、その感想。

結論、私はやっぱり水商売で働くのは向いていない

水商売は感情労働なので、ある程度割り切ってお客さんをヨイショできるタイプであればいいのですが、私は無意識に感情移入してしまいます。つまり半分以上本当の気持ちで相手のことを「すごい!」とか「良い!」とか思って褒めたり話したり、とにかく自分のテンションや価値観を相手に合わせていく。そのためお客さんの反応は上々なのですが、こちらのメンタルが削れてしまいます。メンタルが削れた結果、自分の核が揺らいでしまう感じもした。
お酒を貰って楽しく飲むだけとしても、やっぱりそこには多少なりとも疑似恋愛要素が入っています。お客さんは性愛を満たしにお店に来て、こちらはそれを提供することでお金を貰う。それはやはり健康的な青春とは程遠い、お金を担保に成り立つ脆い関係性です。
そこに夢を求めに来る人が意外と多くて、びっくりします(提供する側が何言ってんだって感じだけど)。お店の外で会おうとしたりする方もいましたし。
そして体力的にも、意外と疲れる。
朝の5時くらいまで働いてお金は貯まるけれど、その後一歩も動けない。一日中ベッドで寝ている。これは働いたお店の、待機時間すら椅子に座れないという労働環境の悪さに由来する気がします。緩いところはそんなに疲れなかった気がする…どうだろう。

やはりあの環境で、自我を保って嫌なことはあっても仕事に愛着もってなんとか生きていける人間というのは凄いと思います。もしくは、ある程度サイコパス要素のある方であればやりやすいだろうなーと思いました。

偏見はなくなったのか

あんなに嫌だったあの言葉、これだけ苦労と適正の求められる仕事だとわかってからは、悲しいも悔しいも何も感じなくなったので結果としては良かったと思います。どんな世界にもそれぞれの辛さや苦しさがあり、それは水商売でも変わりません。
その経営者にとっては水商売は軽蔑していい職業で、そういった世界で一生懸命働いている方々の姿が想像できない人だったんだなと、今はただそう感じるだけです。
苦しみや辛さがなるべくなくない、それぞれが心地の良い環境で働けたらいいなと思います。

最後に

風俗とかどうなんだろう…という無駄な興味関心が沸いてきてしまいました。まともな精神じゃやっていられなさそう。感情労働+肉体労働の組み合わせですからね。きっとガールズバーやキャバクラあたりとはまた別の何かしらの適合条件が必要そうです。働いてみることは多分ない。面接くらいなら行ってもいいかも。


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