初めての心霊?体験の話

小学生の頃の話。
近くのばあちゃんの家に休みの日によく泊まりに行っていた。
だいたい机を移動させて、リビングで寝るのだが、その日は2階で布団をひいてもらい寝た。

夜中、目が覚めた。
端っこで寝ていた私が寝返りをすると、目の前に襖があった。
下の方に松の木が描かれている襖だった。
ぼーっと襖を見ていると、人影のような小人のような影がある。

え?と思って一度布団の中に潜った。

少しして恐る恐る見てみると、さっきより影が近づいてきてる。
さっきより人影っぽい。

怖くてまた布団に潜った。

怖いもの見たさでもう一度見た。


こんなやつがニヤっと笑った。

(画力のなさ申し訳ありません)
(怖い話です)

お地蔵さんが被るような昔ながらの藁のような帽子を被った小人のようなものでした。
立体ではなく、襖の中にいた絵です。
絵がだんだん近づいてきたのです。
そしてニヤっと笑いかけてきました。

ここで怖くてばあちゃんを起こして、私はこの話をして、怖くて襖を布でかくしてもらいました。寝る場所も変えて、ぐっすり寝ました。

次の日襖を見ました。

小人はいません。
小人のようなものも襖には描かれていませんでした。
夢だったのか。
本当に見たのか。


私が小学生の時に初めて体験した、心霊?体験のお話でした。


おわり

いいなと思ったら応援しよう!