ミステリと言う勿れ
こんばんは。
今日は僕が最近読んだ漫画を紹介したいと思います。
タイトルは「ミステリと言う勿れ(なかれ)」という漫画です。
〜あらすじ〜
一人暮らしの男の人が殺人事件の容疑者として、警察に連行されます。その男はとても観察力と記憶力がよく、人の服のしわひとつからその人の家の出来事を当てたりします。
男は自分が殺人は起こしてないと主張しつつ、警官の人の悩みなどを聞き自分の容疑を晴らしていく…という形で始まります。
この物語は短いストーリーが何個も詰まっていて、基本的には1~2巻でひとつの物語が完結します。
この漫画の面白いところは、人それぞれの価値観や考え方を変えてくれるところにあります。
固定概念を崩して思わずあ~なるほどねと口にしてしまうような内容や、普段の生活じゃ気づけないようなことが沢山あり、読んでて全然飽きない所もとても面白いです。
私がこの漫画で、特に印象に残っシーンを1つ紹介します。
それは子育てについての話しです。
警官の人と奥さんとの間に子供が出来て、奥さんが毎日ピリピリしており、大変だという内容でした。
この警官の人は警官なので家に帰ることが出来ない日があったりしたがなるべく育児には参加し、奥さんを手伝ってるつもりだと言いました。
それにたいして、主人公の男はメジャーリーガーの話をします。
メジャーリーガーや、監督は子供のイベントのために時々試合を休むそうです。
彼らは一生に一度の子供の成長記念日に立ち会いたいのです。しかし、その試合を中継している日本の解説者はそれについて「あぁ…奥さんが怖いんでしょうね…」と言うそうです。
彼らにはメジャーリーガーが行きたくて行ってることが理解できない。なぜなら自分はそう思ったことないから大切な仕事を休んでまで無理やり行かされると考える。
メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い、日本の解説者たちはそれを義務だと思っている。そこには天と地ほどの差がある。
確かに、義務と権利だとだいぶ違います。やらなければいけないとやることが出来る。それはそれぞれの人の価値観であり、子を持ってみないと分からない気持ちだと思います。
最後に、このミステリと言う勿れと言う漫画はとても面白く感動でき、時に考えさせられる漫画です。今回紹介した内容の他にも沢山興味深い話があるので、もし機会があれば読んでみてください。
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