台湾有事は本当に起こるのか?
台湾有事が起こる可能性は、5分5分
台湾有事とは:
台湾有事とは、台湾と中国の政治的・国際的な対立に起因する紛争や緊張を指します。
この対立は、台湾が中華人民共和国(中国本土)と一体化せず、独自の政治的・経済的体制を維持していることに由来しています。
台湾は国際社会からも一定の承認を受ける独立国家と見なされていますが、中国は台湾を自国の一部と主張しており、両者の対立が台湾有事の背景となっています
関係国の立場
中華人民共和国(中国): 中国は台湾を自国の領土とみなし、台湾への統一を強く主張しています。有事の際には、軍事的な手段を用いて台湾を統一しようとする可能性があります。
台湾(中華民国): 台湾は独自の主権を維持し、国際社会での地位を求めています。有事の場合、自衛のために抵抗する姿勢を取る可能性があります。
アメリカ合衆国: アメリカは台湾との歴史的な友好関係を持ち、台湾の安全保障を支援しています。有事の際には、台湾への支援を示す可能性があります。
台湾の状況
台湾は来年の1月に大統領選挙を控えています。
この選挙により、台湾は2つに分断されるのではないかと考えられています。
「台湾は独立国家」を主張する派閥と「中国統一」の中国寄りの派閥です。
「台湾独立派」が勝てば、中国は武力行使にでる可能性が一気に高くなります。
「中国統一派」が勝てば、台湾は民主主義から共産主義国家に変わる可能性が出てきます。その場合は「香港」と同じ道を辿ると考えられます。共産主義に反対した国民によるデモと中国の武力衝突が予測されます。
この場合は、アメリカの参入があるか、ないかで事態は変わるものと思います。
しかしながら、台湾国民の緊張感は低い
台湾を2分するような、大きな選挙ですが残念ながら台湾国民の緊張感は低いです。
なぜなら、政治的、意図的に隠されているからでしょう。
「台湾独立派」も「中国統一派」も台湾有事については触れたくありません
「台湾独立派」が選挙に勝てば[戦争になる]
「中国統一派」が勝てば[共産主義国家になる]
どちらも、嫌ですよね
だから、台湾メディアは「台湾有事」には触れないようにしています。
中国もこの選挙に注目していて、選挙が終わるまでは大きな行動には出てこないでしょう。
そのため、台湾国民の緊張感は感じられません。
台湾有事が起こる時期
上記にも書いたように、有事が起こるなら、早ければ来年の初頭でしょう。
選挙結果後の中国の動きは迅速だと考えられます。
なぜなら、武力行使の準備が出来ているからです。
もし「台湾独立派」が勝てば、すぐにでも攻めてくるでしょう。
もちろん選挙前から中国は「中国統一派」が勝てるよう動きを見せる(暗躍する)と思いますが、「デモ」は起こると予想されます。
その場合では、来年後半~再来年に起こり長い間続くと思います。
台湾有事は起きない
「中国統一派」が勝ち、中国が台湾の「民主主義」を認めたら
正直、この可能性が一番高いと思います。
今まで最悪のシナリオを書いてきました。
しかしながら、このパターンが一番可能性が高いです。
「中国統一派」が勝ち、中国が台湾の「民主主義」一時的に認める。
中国も香港のデモを経験しているので、いきなり「共産主義国家」を押し付ける事はしないでしょう
しかも、台湾にはアメリカが後ろに付いている
少しずつ「共産主義国家」に変えていく道を選ぶと考えます。
台湾有事が起こるにしろ、起こらないにしろ
台湾から避難する方々はいると思います。
一番近くの日本は、私たちは台湾から避難してきた方々を迎え入れる心構えを!!
強くお願いしたい