北欧ツアー2019 October (5)〜10月24日〜

昨日のサウナのおかげか,かなり熟睡できて朝を迎えた。朝4時から相変わらずのtipToe.をBGMに科研費の調書をすべて脱稿。分担者の方々に配信。

こちら時間の午前5時から全線復旧した北陸新幹線の予約再開との情報を得て,アクセス集中で接続が難しい中なんとか27日の帰路の新幹線の手配を完了。12時半上野発なので,多少延着しても対応できるか。もし早着したら予約変更を行うか,あるいは上野動物園,美術館などで時間を潰してこの新幹線に乗る予定。通常週末に走っている(余っている車体を使った)臨時のかがやきがすべて運休になる以外は,ほぼ通常ダイヤでの運行となっていた。すごい。

着替えが足りなくなりそうだったので,朝7時を待ってランドリーで洗濯開始。昨日買って来ていたサラダに塩をかけすぎたので,あわてて茹で野菜に変更。これは正解だった。学生さんはハムを混ぜて茹でていた。明日はそうして食べよう(^_^)。

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ソーセージも買っていたので,これもフライパンで焼く。こちらも美味。

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打ち合わせは10時からなので,それまでに24時間営業のK-Supermarketにバスで行って,Yさんに頼まれたシャンプーを購入成功。1セットは頼まれもの,残り1セットは私からのお土産で2セット購入。

そこから歩ける距離にあった研究室はサイエンスパークビルのなかに。

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L教授のご専門,やれそうなことも確認できたので大収穫。歯学部の実習風景,大学病院も見学。昨日ロウリュウをぶちかましてた先生も,マジメに授業・実習指導やってた(苦笑)。

今日から始まるセミナー会場は,歯学部 の一角にあった。ステージが広すぎる。たぶんここをウロウロしながら演者は講演するのだろうなと。明日,人生初のOralの学会発表に挑む学生さんも下見。

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JSPSストックホルムさんと白石中研さんのブース展示?も。

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カフェテリアが併設されていて,ここがポスター会場ということで,ランチ食べていいよと言われたのでこんな感じで軽くランチ。

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定刻12時からPekka先生の進行で会がスタート。

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ざっと何件かのレクチャーが終わって,ポスターセッション+コーヒーブレイク。ポスターに人がいない…当初の予定ではここで学生さんがポスター発表する予定だったのだが,これにこれだけの旅費を使って…ということになったのだろうなと。Oralになってある意味やりがいがあると言うことだろうか。

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Hench先生のいたImperial College Londonの教授のプレゼン。みんな服装がカジュアル。ステージをウロウロする人,あるところでハナシをする人などいろいろ。演台あるのに誰も使っていない(苦笑)。

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会場内で少し内職モードでe-radから科研費調書を作成し,こちらも事務チェックに。なんとか間に合いそうだ。シンポジウム1日目が終わって簡単なレセプション。まずはゲストで呼ばれたピアニストが1曲披露。この後は食事やお酒を楽しみながら,ピアノ演奏を続けておられた。

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軽食といってもそこそこ食べれるものが並んでいる。ワインもたくさん。

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高知の地酒もバッチリ。海外の人に大ウケだった。

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Guest対象のディナーがあるということで,学生さんも一緒にAbo大学の敷地にあるレストランへ。前菜・メイン・デザートにそれぞれおすすめのワインが添えられるガチの3コースディナーだ。まずはカルパッチョから。

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サーモンのリゾット,サフラン風味。

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デザートワインとしてドイツのアイスワインを。

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デザート。

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来ている方々と話をしていて,参加している先生方ほぼすべては日本に住んでいた人,JSPS二国間事業や特別研究員事業で日本の大学に来たことのある人であることに気づいた。そもそもこの事業はJSPSの同窓会的な役割もあるとは聞いていたが。これはチュニジアでもそうなのだけど,日本の税金で日本に縁を得た方が母国に帰り,偉くなって日本の応援をしてくれる。ODA等に対してネガティブな意見もメディアやSNSで目にするが,このような風景を目にすると,ODAも日本のプレゼンス向上にはきちんと貢献しているのではないか?と改めて思わされる。

途中で学生さんに「ハナシに入ってこないの?」と声をかけてくれた先生がいた。それからしばらく,学生さんも交えていろいろなお話を。私が学生の頃,さらには富山で教員としての得た頃は国内外で英語で招待講演したり,海外でこんなネットワーキングができるとは想像もしていなかった。すごく経費はかかるのだけど,それを超える成長を学生さんがするのを見て,「機会の提供」は非常に重要なんだなぁと改めて実感した。科研費も頑張って取らねば(笑)。

食事の前後で学生さんとそんな話をしながらゲストハウスに帰還。結局ゲストハウスのオープンサウナの時間には間に合わず,学生さんのフィンランドサウナはお預けになりそう。ヘルシンキ空港のラウンジにはサウナがあるようだが,トゥルクは小さい空港なのでそれもないようだ。

ゲストハウス戻ったら,朝干しておいた洗濯物がほぼ乾いていた。明日は朝早いので,可能な限り荷物のパッキング。お土産やご飯を外した部分以上の体積をサウナ用に買ったムーミンタオルが占めてしまい,結局コンパクトにして帰国することは不可能になってしまった(苦笑)。NH*Gの権限で荷物多めに積み込んでもらおう。

夜遅いが,明日のプレゼンの練習を学生さんと。きちんと腕を上げてきている。私よりもしっかりとした通る声で英語を話す姿を見て明日が楽しみになってきた。問題はディスカッションなのだが,3パターン程度の対応策を共有して就寝。

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