【WRC Rd.12 セントラルヨーロピアンラリー🇪🇺Day1ハイライト】
Day1はSS2までを消化。総合をリードするのはティエリー・ヌービル🇧🇪(ヒョンデ)。その後ろ2番手をオィット・タナック🇪🇪(Mスポーツフォード)が1.2秒差で追います。3番手にはセバスチャン・オジェ🇫🇷(TGR)が続きますが、トップから5.8秒と少し離されてしまいました。
WRC2をリードするのはヨハン・ロッセル🇫🇷(PH Sport/シトロエン)。アンドレアス・ミケルセン🇳🇴(Toksport/シュコダ)が3.2秒差の2番手、ニコライ・グリヤジン🇷🇺(Toksport/シュコダ)が4.7秒差の3番手で続きます。
前日のシェイクダウンでは綺麗な青空が伺えましたがDay1は曇り空。SS2では雨の予報も出ており各車タイヤチョイスもソフトを持ちつつ、ウェット4本でスタートするマシンがほとんどとなりました。
そんな中SS1ではソフト4本装着でスタートしたタナックがステージを制します。競馬場を利用した2.55kmのスーパーSSでタイム差はまだ大きくないですが、幸先の良いスタートとなりました。
陽がしっかり沈んでから始まったSS2は8.92kmのこちらもスーパーSS。そして、天気は小雨。しかし路面は濡れているもののガッツリというわけではなく、レインタイヤとソフトスリックタイヤどちらを選ぶのか判断が難しいコンディション。
結果的にはソフト3本を履いたヌービルがステージウィン、オールソフトのタナックが2番手と続き、オールレインタイヤのTGR勢はロバンペラ🇫🇮こそステージ2.9秒遅れの3番手でしたが他はオジェですら6.1秒離されました。
結果論ですがDay1はソフトタイヤ選択が今回は正解だったようですね。
チャンピオン争いをするロバンペラ🇫🇮(TGR)はトップから5.9秒遅れの総合4番手、エヴァンス🇬🇧(TGR)はトップから10.7秒遅れの総合8番手。
エヴァンスはちょっと出遅れてしまった感じですね。明日以降巻き返しが出来るか注目です。
勝田貴元🇯🇵(TGR)はSS1を7番手、SS2を8番手で終え、総合ではトップから10.1秒遅れの6番手でDay1を終えてます。SS2後のインタビューでは「感触が悪くて慎重になった」とコメント。明日以降の走りに期待したいところです。
ただ、この日一番過酷なのは…ステージよりもリエゾン区間のような気がします(^_^;)
WRCは1イベントでの総SS距離がだいたい300km超なのですが、この僅か2ステージしかないDay1で総リエゾン距離がなんと305km(゚д゚lll)
SS1からリグループの1Aまで135km、SS2からパルクフェルメの2Aまでが139km…(軽く旅行やん…博多から熊本まで行けるばい…)
そりゃ渋滞にも引っ掛かります(^^;;
Day2はSS3からSS8まで6ステージ、日本時間16:50から始まり深夜0:45まで行われます。Day2も引き続き雨の予報。一体どんな1日になるのか?
目が離せません。
※サムネイル写真はティエリー・ヌービルのXより引用※
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?