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【F1 Rd.21 サンパウロGP🇧🇷スプリントレースハイライト🏎💨】

大接戦となったF1スプリント。24周のレースを制しトップでチェッカーを受けたのはランド・ノリス🇬🇧(マクラーレン)。終始チームメイトのピアストリ🇦🇺(マクラーレン)がレースをリードするもチームオーダーでポジションを入れ替え。ノリスはドライバーズタイトルにおいて僅かですがフェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)に差を詰めることが出来ました。

2位にはピアストリ、3位にはルクレールが入るトップ3となりました。
※フェルスタッペンが3番手でチェッカーを受けましたがレース後の審議で5秒ペナルティが課せられ4位へ交代、ルクレールが3位となりました。

スタートはポールポジションを獲得したピアストリがホールショットを奪い、接触の起きやすいインテルラゴスのターン1ですがこのスプリントでは全車特に目立つ接触などはなくクリーンに1周目を終えます。

レースは終始ピアストリ、ノリス、ルクレール🇲🇨(フェラーリ)、フェルスタッペンの4台がトップグループを形成。ノリスはチームに対して「俺の方がピアストリより速いよ!」と前に行かせるよう呼びかけますが、ノリスの真後ろにルクレールが迫っていたこともあってかマクラーレンはなかなかスイッチの指示を出しません。ノリスにとってはもどかしい時間だったでしょう。

そうこうしているうちにマクラーレン1-2の後ろではフェルスタッペンがルクレールに大接近。そして18周目ターン4でフェルスタッペンが3番手へ浮上します。

そしてレースは残り5周となったところでヒュルケンベルグ🇩🇪(ハース)がコースサイドにマシンをストップ。少し前から煙を吹いて走っていたのでPUかギアボックスが壊れたのかもしれません。
これを見たマクラーレンはVSCやSCが出るかもしれないと読んで22周目にノリスとピアストリのポジションを入れ替えます。ここでノリスがトップに立ちました。

そして案の定23周目にVSCが発動。ヒュルケンベルグのマシン撤去に取り掛かります。

残り周回数も少なかったのでこれでフィニッシュまで迎えるかと思いましたが、レースはなんとトップのノリスがファイナルラップのターン4に差し掛かったところから再開。ピアストリは危うくフェルスタッペンに対してターン4でインを刺されそうになりますがなんとかポジションをキープ。フェルスタッペンは最後まで攻めましたがそれ以降はチャンスが巡って来ず、ノリスがトップでチェッカーを受けるレースとなりました。

フェルスタッペンは3番手でチェッカーを受けましたが、実はレース再開時に2番手のピアストリに対してVSCが解除される前にやや並びかける場面がありました。現在のF1ではSCやVSCでリスタート前に他車へ並ぶことは許されておらず、グリーンになるのを待たないといけません。案の定レース後の審議でフェルスタッペンには5秒加算のペナルティが課せられ、最終的には4位へ。これによりルクレールが3位へ繰り上がりとなりました。

このスプリントレースを踏まえて、この後に続く通常予選と決勝はどんな戦いになるのか?角田🇯🇵(RB)はスプリント予選もスプリントレースも思い通りに行かない不調に見舞われましたが、データと睨めっこしてアジャストしてくることを期待。ここからのセッションも、目が離せません。


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