【FIA F2 Rd.7 オーストリア🇦🇹フィーチャーレースハイライト🏎💨】
40周を駆け抜けたF2フィーチャーレース。この戦いを制したのはガブリエル・ボルトレト🇧🇷(Invicta/マクラーレン育成)。昨年のFIA F3チャンピオン、今季F2をルーキーとして戦いますが嬉しい初優勝となりました。
表彰台ではなんとボルトレトの母国であるブラジルの英雄の1人、エマーソン・フィッティパルディがトロフィープレゼンターとして登場。お互いに非常に嬉しい場面でしたね。
レースはスタート”前”から波乱。フォーメーションラップに向かおうとしたところでなんとポールポジションのハウガー🇳🇴(MP)がストールし発進できず。さらにハウガー以外にも3台のマシンが走り出せずにピットレーンに戻されることになりました。
ハウガーはスプリントレースでも速さを示してましたし、これは残念でしたね…
今回のレースは40周の中で1度もセーフティカーが出動しないクリーンなレース展開、しかしその中でも様々激しいバトルが展開されました。
スタートでは2番グリッドからダークセン🇵🇾(AIX)がホールショットを奪いますが、ボルトレトがそれに続き4周目にはリードを奪います。
コラピント🇦🇷(MP/ウィリアムズ育成)は4番手スタートからやや後退をしたもののそこから1台また1台とクリアしていき、最後はCamposのチームメイトいざこざに乗じて2位を獲得。見事な追い上げでした。
フィッティパルディ🇧🇷(VAR/ザウバー育成)は15番手スタートからコース上だけでなくピットのタイミングも上手く活かして11ポジションアップ、最終的に4位でフィニッシュ。見事な走りでしたね。
宮田莉朋🇯🇵(Rodin)はこのレースも21番手スタートから上手く追い上げることが出来ず、最終的にはマシントラブルでピットに入り34周でリタイアとなりました。この週末は予選もレースも速さを示せず苦しいものになりましたが、次戦に繋いでいってほしいですね。
宮田もそうなのですが、今回のレースはやたらとマシントラブルが多かったように思えます。フォーメーションスタート時の4台ストールもそうですし、レース中もアントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)がピットアウト時にストールしたり、ベアマン🇬🇧(Prema/フェラーリ育成)も失速してメカニカルトラブルによるリタイア、宮田のチームメイトのマローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)もトラブルでリタイアとなってました。
現在F2で使用されているマシンは今季から導入された新型なのでまだまだマシンに問題点を抱えているのかもしれないですね。これからマシンが良い方向に成長していければと願うところです。
この週末を終えてのランキングはこちら。
アロン🇪🇪(Hitech)とハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)の差は僅かに広がり11pt差となりました。一方で3位以下はポイント差が詰まっているのでやはり順位が大きく変動。ハウガーはフィーチャーレースノーポイントに終わったのが非常に痛い。この中段の戦いはまだまだ激しくなりそうですね!
さて、次戦はF1と同じく3連戦の3戦目、イギリス🇬🇧シルバーストン。
高速テクニカルのサーキットで一体どんなバトルが生まれるのか?
チャンピオンシップはどう動いていくのか?次戦も見逃せません!
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