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【SUPER FORMULA Rd.7 富士スピードウェイ🇯🇵決勝ハイライト🏎💨】


レースハイライト

優勝:坪井翔(TOM'S/TOYOTA)
2位:福住仁嶺(KCMG/TOYOTA)
3位:牧野任祐(DANCELION/HONDA)

優勝を飾ったのは坪井。前日の第6戦に続く優勝で今季3勝目、しかも全て富士スピードウェイ。ついにポイントリーダーに立ちました。

レースは坪井がスタートからホールショットを奪い序盤リード。牧野は4番グリッドから見事な蹴り出しで2番手へ浮上します。

一度セーフティカー(SC)を挟んだため各車の間隔が詰まり各所でバトルが勃発。福住がホームストレートで牧野をパスし、さらにトップの坪井を狙っていきます。この週末のKCMGは勢いがありますね。

この後に2度目のSCが入り再び各車のギャップは無くなります。リスタート後に勢いのある走りを見せたのは佐藤(NAKAJIMA/HONDA)。OTSもバッチリ使って福住を攻略し2番手へ浮上します。

SC時のピットアウトのタイミングでやや後退していた牧野でしたが、22周目に佐藤を攻略し3番手へ浮上。チャンピオン争いに向けて貴重なポイントを重ねるべくポジションを上げていきます。

前日の第6戦で久々の表彰台に登った小林(KCMG)はこの日も強さを見せます。ポイントリーダーの野尻をズバッとオーバーテイク。しかしその後に迎えたホームストレートでは野尻も負けじとOTSを使って抜き返します。WECチャンピオンとSFチャンピオンの見応えのあるバトルが繰り広げられます。

レースは残り9周となったところで再びSC導入。なんとターン1を回ったところで阪口(CERUMO・INGING/TOYOTA)のマシンが突如失速。そこに追いかけていた山本(NAKAJIMA/HONDA)が追突。山本のマシンは宙に浮き激しく叩きつけられました。山本は昨年SUPER GTでのクラッシュで首を怪我しているので誰もが心配したと思います。幸い両ドライバーともに目立つ外傷はなく、山本は後日改めて精密検査となってますがとりあえずは2人ともマシンから降りることが出来て一安心な出来事でした。

残り3周となったところでSC解除でレース再開。周回数が少なく各車間隔が詰まってましたので激しいバトルが起きる予感もありましたが、最終的には目立つ出来事はなく坪井がトップでチェッカー。前日の第6戦は一度もSCが入らないレースでしたが今回は3度も入る波乱のレースとなりました。

ポイントスタンディング

このレースを終えてのランキングはこちら。

坪井がこのダブルヘッダーで連勝を飾り大きくリード。逆に野尻は2レースとも失速してしまいポイントを稼げずかなり離されてしまいました。牧野も坪井から14.5pt離されているので、現状では坪井がチャンピオンに向けて一歩リードと言えるでしょう。しかし次の最終戦はHONDAのホームサーキットであるJAFGP 鈴鹿、第8戦と第9戦のダブルヘッダーイベントです。今回の坪井の連勝と同じように鈴鹿では野尻や牧野にも大きくポイントを稼いで逆転する可能性も十分にあります。果たして最後に栄冠を掴むのは誰なのか?最後まで見逃せません!


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