【今週末のモタスポプレビュー🏎🏍💨11/1-3】
今週末は主に以下のカテゴリーが開催予定です。
🏎️F1 Rd.21 サンパウロGP🇧🇷
🏍️MotoGP Rd.19 マレーシアGP🇲🇾
🏎️WEC Rd.8 バーレーン8時間🇧🇭(最終戦)
🏎️SUPER GT Rd.8 もてぎ🇯🇵
F1
今回の舞台はサンパウロGP🇧🇷、サーキットはお馴染みインテルラゴス。正式名称は"アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ"ですが、地理的に2つの大きな湖に挟まれていることからポルトガル語で「湖の間」の意味を持つインテルラゴスと呼ぶことが一般的となりました。
1周は4.309kmと短く、コーナー数は15(左10/右5)を数え決勝レース周回数は71周で行われます。全体的にアップダウンが激しく短いながらも非常にバラエティに富んだレイアウトです。
セクター1は2本のストレートを3つのコーナーで繋いだ高速セクション。ホームストレートから飛び込むターン1-2のS字はブラジルの英雄アイルトン・セナに因み"エス・ド・セナ"と呼ばれ、かなりの下り勾配で駆け抜けます。ターン3は土地が低いため雨になるとレコードライン上に川が出来てしまいアクアプレーニングが起きやすくなります。
セクター2は低速のインフィールドセクション。ターン4はDRSのバックストレートエンドのため大きなオーバーテイクポイントです。ターン6-7は登りの高速コーナーでF1の中でも最大級の5Gもの負荷がドライバーを襲います。
低速のターン8~11を抜けるとターン12からはセクター3に入ります。セクター3は4つのコーナーが設定されてますが実際にはターン12を回ると登りの全開区間となりほぼストレートと言って良いでしょう。ターン14を過ぎたところからはターン1までDRSゾーンにもなります。近年はこのセクター3でサイドバイサイドの手に汗握るドラッグレースも珍しくなくシンプルなセクションですが見応えは抜群です。
現在のポイントスタンディングはこちら。
まずはドライバーズ。
フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)のリードは変わらないもののノリス🇬🇧(マクラーレン)との差は47pt。ここ最近のマクラーレンの強さとレッドブルの不調を考えれば決して安泰と言える差ではありません。万が一にでもフェルスタッペンがリタイアなどでノーポイントに終わるレースが1つでもあればノリス逆転の可能性は十分に高くなってくるでしょう。特に今週末はスプリントレースフォーマットのため獲得できるポイントは普段よりも多いです。フェルスタッペンにとっても気が抜けないレースになりそうですね。
続いてコンストラクターズ。
ドライバーズよりも大変なことになっているのがこのコンストラクターズ争い。このアメリカ大陸ラウンドに入る前からマクラーレンがトップに立ってましたが、さらにフェラーリがアメリカGP🇺🇸とメキシコシティGP🇲🇽で連続ダブル表彰台を獲得しスタンディングで2位へ浮上。今まで最強を誇ったレッドブルは3位へ後退してます。レッドブルがキッカケを掴んで巻き返してくるのか、それともマクラーレンとフェラーリがタイトルに向けてさらにポイントを重ねるのか?この戦いも目が離せません!
MotoGP
今週末は第19戦マレーシアGP🇲🇾、以前はF1も開催されたお馴染みセパン・インターナショナル・サーキットが舞台です。9月末から続いたアジアラウンドもこれが最後ですね。ほぼ赤道直下に位置するため年間を通じて高温多湿で突然の雨に襲われることも珍しくありません。ライダーたちへの身体的負担も大きいサーキットですね。
セパンは1周が5.54km、コーナー数は15(左5/右10)を数え決勝レース周回数はMotoGPが20周、Moto2で17周、Moto3は15周で行われます。1周が長いのでその分周回数が少なめですね。これはつまりパッシングポイントが巡ってくる回数も少なくなるのでその分勝負の正確さがいつも以上に求められます。
レイアウトは2本のロングストレート以外は常にコーナーが連続しておりセッティングをどこに合わせるのか非常に難しいです。
また最終コーナーを回ってからフィニッシュラインまで距離があるのでファイナルラップでバトルをしているとこの最後の直線でドラッグレースになることも珍しくありません。最後の最後まで気が抜けない、それがセパンのMotoGPです。
現在のMotoGPクラスのポイントスタンディングスはこちら。
ご覧の通りチャンピオン争いはトップを行くマルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)に対しバニャイヤ🇮🇹(Ducati)が17pt差で追いかけます。今季も残すはこのマレーシアGPを含めて2戦。1戦で獲得出来る最大は37ptのため、このマレーシアGPで2人の差が38pt以上に広がるとマルティンのチャンピオンが決まります。それを考えるとバニャイヤは絶対にリタイアは許されません。もちろん、マルティンも決勝でリタイアを喫することがあれば逆転される可能性もあるので、この点差は意外と2人に緊張感を与える展開となってます。
一体どんな戦いに発展していくのか?注目です。
SUPER GT
今週末のSUPER GTは第8戦モビリティリゾートもてぎ、300kmでのレースになります。本来は最終戦でしたが第5戦鈴鹿が12月へ延期となったことでこのもてぎでは獲得ポイントと同じ重さのサクセスウェイトを搭載してのレースになります。
現在のドライバーズランキングはこちら。
まずはGT500。
現在トップを行くのは53ptで36号車au TOM'Sの坪井/山下の2人。しかし2pt差で37号車Deloitte TOM'Sの笹原/アレジと100号車STANLEYの山本/牧野が追いかけ、さらに3号車Nitteraの高星/三宅も46ptで続いておりトップから10pt圏内に4台8人が並ぶ状況になってます。この中で36号車、37号車、100号車はサクセスウェイトが50kgを超えるため燃料リストリクターを絞っての戦いになります。それを考えると3号車や41ptの38号車KeePer CERUMO(石浦/大湯)、40ptの23号車MOTUL(千代/クインタレッリ)あたりがレースで上位に食い込んでくる可能性も。いったいどんな戦いに発展していくのか?注目ですね。
続いてGT300。
こちらのトップは65号車LEONの蒲生/篠原で69pt、それを2号車mutaの堤/平良が64ptで追いかけます。少し離れて88号車VENTENYの小暮/元嶋が53ptで続く状況。サクセスウェイトの上限に達しているためこの3台は50kgのウェイトを積んでの戦いになります。搭載するウェイトとチーム力を考えれば7号車Studieや56号車リアライズ、4号車グッドスマイルあたりがレースで上位に上がってくる可能性もありますが、チャンピオン争いは上位3台に絞られていると言っていいでしょう。GT300ではどんなドラマが待っているのか?こちらも目が離せません。
スケジュール
金曜日
🏍️MotoGP FP 10:00-12:30
🏍️MotoGP FP 14:15-17:00
🏎️F1 FP 23:30-0:30
🏎️F1 スプリント予選 3:30-4:14
土曜日
🏎️SGT FP 9:10-10:55
🏍️MotoGP FP~予選 9:40-12:30
🏍️MotoGP 予選~スプリント 13:50-16:30
🏎️SGT 予選 14:00-15:34
🏎️WEC 決勝 20:00-4:00
🏎️F1 スプリント 23:00-
🏎️F1 予選 3:00-4:00
日曜日
🏍️MotoGP 決勝 13:00-17:00
🏎️SGT 決勝 13:00-
🏎️F1 決勝 2:00-
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