【WRC Rd.6 ラリーイタリア・サルディニア🇮🇹Day2ハイライト🚗💨】
8ステージ149.00kmを走破したDay2、長い1日を終えて総合首位に立つのはセバスチャン・オジェ🇫🇷(TGR)。午前中はタナックと入れ替わり立ち替わりで首位争いを演じてましたが午後ループに入ってからは圧倒的な走りで引き離し、最終的には2位に対し17秒ものギャップを築きました。
2位にはオィット・タナック🇪🇪(ヒョンデ)。先ほど述べた通り午前はオジェと首位争いを演じましたが午後に引き離されてしまいました。Day3は4ステージしかないので再度攻めるのは難しいかもしれませんが最後まで狙ってほしいところです。
3位にはダニエル・ソルド🇪🇸(ヒョンデ)。なかなかタイムが上がらず上位から引き離されてしまい一時は5番手まで後退しましたが他車のデイリタイアによって巡り巡ってDay2も3番手でフィニッシュ。Day3はこの3番手のポジションをしっかり保って終えたいですね。
Day2は波乱の展開。SS5の段階からどのドライバーもフィニッシュ後のインタビューでグリップの声が上がり、そのくせグラベル路面が削れて岩盤石も現れてパンクチャーリスクも非常に高く慎重な走りが要求されました。
先に述べた通りオジェとタナックが入れ替わりながらトップを争い、一方で3番手争いはソルド、勝田、ヌービル🇧🇪(ヒョンデ)の争い。しかしソルドはDay1の速さを失い後退、逆にヌービルがかっ飛ばしてSS7終了時点で3番手に浮上します。
しかし午前最後のSS8、なんとヌービルがコースオフを喫しクラッシュ!コース脇の法面に天を仰ぐような形で止まってしまいました。当然抜け出すことは叶わず、ヌービルここでデイリタイア。
これにより勝田が3番手へ。
その勝田🇯🇵(TGR)は表彰台を確固たるものにすべく午後ループへ突入。しかし午後最初のSS9で悲運にもミッショントラブルに見舞われ、それ以上は走ることができず。敢えなくデイリタイアを喫してしまいました。
それまではヌービルのデイリタイアがなくても4番手につける速さを見せてはいたのでDay3はスーパーサンデーポイントとパワーステージポイントを狙っていきたいところです。
このDay2土曜日を終えての暫定獲得ポイントはこちら。
今回走りがいまひとつなエヴァンス🇬🇧(TGR)ですがヌービルやエヴァンスのリタイアにも助けられ4位10ptを暫定獲得。チャンピオンシップのことを考えればこれは非常に貴重なポイントになるでしょう。
さて、明日Day3はいよいよ最終日。残すは4ステージ39.30kmとなりました。そしてDay3は通常の順位ではなく日曜日だけの順位に応じてポイントが割り振られるスーパーサンデーでもあります。Day2までで敢えなくデイリタイアとなったドライバーも、パワーステージも含めてまだまだポイント獲得のチャンスはあります。
最後は一体どんな1日になっていくのか?目が離せません。