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【F1 Rd.23 カタールGP🇶🇦スプリントレースハイライト🏎💨】

19周で行われたスプリント、激しいバトルのレースを制したのはオスカー・ピアストリ🇦🇺(マクラーレン)。終始ラッセル🇬🇧(メルセデス)と2位争いを繰り広げ、最後はトップを走るノリスがポジションを譲りピアストリがトップチェッカー。
2位にはノリス、そして3位にはラッセルが入るトップ3となりました。

スタートはマクラーレンの2台が見事な蹴り出しを決めてノリスがトップ、ピアストリは2番グリッドスタートのラッセルを交わして2番手で1周目戻ってきてマクラーレンが1−2体制を築きます。

しかしラッセルはピアストリから離れずに着いて行きタイミングを見計らっては果敢にターン1で並びにいきます。しかしピアストリも巧みなライン取りとブロックでラッセルに先を譲りません。手に汗握るバトルです。

ノリスは本来もう少し速く走れるポテンシャルは恐らくありましたが、ピアストリにDRSを与えるために敢えてペースをコントロール。ラッセルとサインツ🇪🇸(フェラーリ)を引き離しきれないためピアストリを引っ張ります。

トップ4がトレインになってバトルを繰り広げますが後方ではハミルトン🇬🇧(メルセデス)とルクレール🇲🇨(フェラーリ)の2人が激しいバトルを展開。何周かテール・トゥ・ノーズで争いますが13周目ついにルクレールがハミルトンを捕らえ5番手へ浮上します。

ここから先は残り周回数も少なくなったためバトルも膠着。最後はノリスがトップでチェッカーを受けるかと思われましたが最終コーナーを回ったところでペースを落としてピアストリにトップの座を明け渡します。

フィニッシュ後のインタビューでノリスはサンパウロGP🇧🇷でピアストリがポジションをスワップしてくれたことへのお返しをしたかったと語り、今回はその借りを返す形でポジションを譲ったようでした。

注目のコンストラクターズタイトル争いではマクラーレンが15ptを加算したのに対しフェラーリは9ptの加算。差し引き6ptマクラーレンがリードを広げることになりました。残りのレースで獲れる最大ポイントは88pt、両者の差は30ptとなりました。決勝レースでは両チームの差が44pt以上に広がるような結果になるとマクラーレンの98年以来のコンストラクターズタイトルが決まります。

果たして最終戦に持ち込むのか、それともここでタイトルが決まるのか?カタールGP決勝レース、見逃せません。


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