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【WRC Rd.8 ラリーラトビア🇱🇻Day3ハイライト🚗💨】

Day3は8ステージ104.00kmを走破。ここまでを終えて総合首位に立つのは、カッレ・ロバンペラ🇫🇮(TGR)。危なげない走りでなんと6ステージでステージウィンをマーク。さらにSS10では通算200ステージウィンの大台に到達。今シーズンはフル参戦ではないものの、この記録がさらにどこまで伸びるのか注目ですね。

2番手にはポジションを上げてきたオジェ🇫🇷(TGR)、そして3番手には大注目のラリー1参戦2戦目のセスク🇱🇻(Mスポーツフォード)が続きます。オジェとセスクはSS11で順位が入れ替わったもののその差は最終的には4.7秒までにしか広がっておらず、セスクには逆転のチャンスはまだ残ってると言えます。最終日Day4での戦いが非常に楽しみです。

このDay3も配信に映る範囲ではリタイアのない非常にハイレベルな戦い。
しかし細かいところで各車Day2に比べミスが目立ち「あわやリタイア」といった場面がいくつかありました。

オジェはSS10で法面へコースオフ!危うく転倒するところでした。

勝田🇯🇵(TGR)はSS12のシケインでコントロールを誤り木を真正面からヒット。それによりパワーステアリングが故障し以後のステージはパワステなしでの戦いを強いられました。勝田は最終的にDay3を総合7番手で終えてますがSS11やSS16ではステージ2位をマークするなど他のステージでは速さを示しており、それだけに非常に悔しいSS12でした。スーパーサンデーでのポイント加算に期待です。

SS13ではミュンスター🇱🇺(Mスポーツフォード)がジャンプで横っ飛びし過ぎてしまい着地でコースオフ。こちらも危うく転倒しかねない着地でしたが無理にコースに留まらずに草むらへ逃げることで難を逃れます。

SS14では今度はエヴァンス🇬🇧(TGR)が90度の右コーナーでリアが流れてしまいこちらもコースオフ!なんとか姿勢を保って横転を免れるとTOYOTAのバルーンゲートの外側まで回り込んでコースに戻るセルフシケインでなんとかクリアします。

しかし今度はタナック🇪🇪(ヒョンデ)がこのTOYOTAバルーンを引っ掛けてしまいます。バルーンはそのまま破れてしまいただの布になって…タナック車を見事に覆ってしまいました(笑)。タナック、ここでまさかのタイムロスです。

そんなこんなで様々アクシデントもありましたが、ラリー1は全車完走し戦いを最終の日曜日へ繋ぎました。
この土曜日までを終えて総合の順位と暫定ポイントはこちら。

チャンピオン争いを演じるヌービル👓(ヒョンデ)は8位で3pt、エヴァンスは6位で6ptを獲得。2人の差は暫定的ではありますが12ptまで縮まりました。
2人とも上位で大量ポイントが欲しかったところではありますが今回はDay3も出走順が最初の方になってコースクリーナー役となったので思うようにポジションを上げることが出来ませんでした。スーパーサンデーで2人がどれだけポイントを伸ばしてくるのか?注目です。

さて、初開催のラリーラトビアも残すはDay4の4ステージのみとなりました。最終日は各車どんなアグレッシブな戦いを見せてくれるのか?初優勝は誰の手に?チャンピオンシップの行方は?最後まで見逃せません!


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