【MotoGP Rd.11カタルーニャGP🇪🇸ハイライト ~Moto2決勝~】

大接戦の優勝争いを制したのはジェイク・ディクソン🇬🇧(GASGAS Asper)!
2位は惜しくも初優勝に届かなかったものの最後まで勝利を目指して攻め続けたアロン・カネット🇪🇸(Pons)
そして3位にはやっとMoto2初表彰台に登ることができた2020年Moto3チャンピオンのアルバート・アレナス🇪🇸(KTM Ajo)というトップ3となりました

カネットは最後本当に惜しかったですね
最終コーナーまでディクソンと素晴らしいバトルを演じてくれました

Moto3と違ってMoto2はオーバーテイクが少なく、最初の2−3周で上位陣は順位が膠着しがちなところがあります
実際今回も隊列になってはいるものの各車のギャップがそこそこあり、なかなかオーバーテイクには至りません
それが故にワンミスが致命傷にもなり得るのでオーバーテイクが少ないと言えど気が抜けない展開

実際残り周回数も少なくなってきたところで上位グループが動きカネット、アコスタ🇪🇸(KTM)、ディクソンの3台で抜きつ抜かれつのバトルが始まり、そこに後方からアレナスも追いつき、隙を突かれたアコスタは後方へ転落する場面があり、Moto2の難しさを実感します
抜きつ抜かれつのレースも面白いですが、相手の隙を伺いチャンスを探り攻めていくレベルの高いMoto2も、めちゃくちゃ面白い!

日本人勢は小椋藍(Team Asia)が7位、野佐根航汰(VR46)は24位でフィニッシュしました
野佐根はチームメイトのゴンザレスがトップグループへ絡んでいく中、悔しいレースが続きますね
ゴンザレスの走りを見ていてもマシンの出来は悪くないはずなので、どこかで浮上のキッカケを掴んで欲しいところ
小椋は今回FP1でトップタイムを出し、予選も3番手で終えるなど1発の速さはありましたが、レースとなると上位グループになかなかついて行くことが出来ずズルズルとポジションを落としてしまいました
とは言え怪我からの復帰後この数レースは速さを取り戻してきているので次戦も上位での戦いを期待できるでしょう

さて、今回のレースを終えランキングは以下の通り

アコスタは表彰台には登れなかったものの、2位アルボリーノ🇮🇹(VDS)がポイント圏外の17位でフィニッシュしたためギャップを広げることに成功、ディクソンが今回の優勝でアルボリーノに迫ってきましたね
6位ヴィエッティ🇮🇹(Fantic)から9位チャントラ(Team Asia)まで僅差なのでここの争いも今後面白くなりそうですね
また上の順位表には載ってませんが小椋藍も12位に位置しており着々とランキングを上げてきてます

次戦は連戦で今週末のサンマリノGP🇸🇲ミサノサーキット
激化するランキング争いに注目です!


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