
【FIA F2 Rd.5 モナコ🇲🇨フィーチャーレースハイライト🏎💨】
スプリントレースと打って変わって全体的にクリーンなバトルが展開されたフィーチャーレース。42周を戦ってレースを制したのはルーキーのザック・オサリバン🇬🇧(ART/ウィリアムズ育成)。ピットに入ったタイミングでVSCとなりまさかのトップ浮上、嬉しい初表彰台初優勝となりました。
Have you got any plans to celebrate then, Zak? 😂🛫@ZakOSullivan #F2 #MonacoGP pic.twitter.com/wqZW0D2CGF
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
2位にはアイザック・ハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)、3位にはポール・アロン🇪🇪(Hitech)が入る表彰台となりました。
アロンはこれで今季5度目の表彰台。ルーキーながら力強い走りを見せ続けてますね。
Podium number five! 🖐️@PaulAron16 #F2 #MonacoGP pic.twitter.com/Z2pOTK9fR5
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
レースは前日のスプリントレースから打って変わって落ち着いたスタート、各車大きな接触はなくスムーズにサン・デヴォーを駆け抜けていきます。
They say Monaco is all about the start... 😬
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
This wasn't the launch Victor would have wanted after an awesome performance in Qualifying 😫#F2 #MonacoGP pic.twitter.com/8hxBu2FQDS
そこからしばらくは落ち着いた展開でしたが22周目トップを快走するフェシュホー🇳🇱(Trident)から悲痛の無線。
「あー、壊れてる、壊れていってるよ…」「まるで俺のキャリアだよ…」
なんとか踏ん張って走行を続けますが最終的に28周でリタイアとなりました。モナコでポールを獲って勝ちが見えていただけに、非常に悔しい結果となりました。
Heartbreak for Richard Verschoor 💔#F2 #MonacoGP pic.twitter.com/YtEXtu8Vrg
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
ここからレースはテールトゥノーズにはなっても、ほぼオーバーテイクなく停滞。しかし終盤アントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)がセクター3のラスカスから最終コーナーのアントニーノーズにかけてコラピント🇦🇷(MP/ウィリアムズ育成)のインに飛び込みアグレッシブなオーバーテイクを披露。これは見事でした。
LAP 38 / 42
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
FINALLY! 😅
A lock-up from Colpainto into Rascasse gives Antonelli the opportunity to sneak through up the inside into the final corner.
He's up to 7th 🙌#F2 #MonacoGP pic.twitter.com/suYfchA8PC
さらに40周目にもうひと波乱。ピットアウトしてきたダークセン🇵🇾(AIX)がサン・デヴォーを曲がってきたマローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)と激しく接触。マローニの車は大きく宙を舞いならがもなんとか走行を続行するも、ダークセンはパンクして停車。これによりVSC発動。そしてこの終盤までピットを引っ張ってトップを走っていたオサリバンがこのタイミングにピットへ飛び込みトップのままレースに復帰、そしてそのままチェッカーを受けることになりました。まさに漁夫の利、しかしこれがあるのがモナコです。
When you're in Monaco, sometimes you just have to roll the dice 🎲
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
A late Virtual Safety Car came at exactly the right time for both @ZakOSullivan and @ARTGP ⏰#F2 #MonacoGP pic.twitter.com/pj6KwYJS13
勝利が見えていたはずのハジャーはこの結果が受け入れられないのかフィニッシュ後の無線で非常にヒートアップしてましたね。このモンテカルロでの勝利はF2といえど非常に特別なもの、それを逃したのは悔しかったでしょうね。
宮田莉朋🇯🇵(Rodin)は15位でフィニッシュ。やはり抜けないモナコで予選で良い位置を取れなかったのが痛かったですね。初モナコでしたし、トラブルも抱えていたようですので今回は経験値を積むレースだったと思いましょう。
We didn’t have much luck this weekend, but we took away some positives from the race. Thank @Rodinmotorsport for all your efforts.
— Ritomo Miyata 宮田莉朋 (@M_Ritmo) May 26, 2024
トラブルが起き、運が無い週末でした。
レースはポジティブな要素が多かったので、バルセロナに繋げます。
応援ありがとうございました。#f2#RodinMotorsport… pic.twitter.com/7QL57VTFde
このモナコラウンドを終えてのランキングはこちら。
🚨 NEW CHAMPIONSHIP LEADER @PaulAron16 takes charge of the driver standings as we leave Monaco 🇲🇨#F2 #MonacoGP pic.twitter.com/n6vTWkCHBw
— Formula 2 (@Formula2) May 26, 2024
マローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)は今回スプリントリタイア、フィーチャー10位1ptしか獲得出来ずランキングトップから3位へ。そしてルーキーのアロンが未勝利ながらも着実にポイントを重ねトップ、ハジャーが2位へ浮上しました。アントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)はこのトップ10で唯一表彰台がないにも関わらず6位に位置してるのは流石の安定感。今季はPremaじたいが苦労している中で奮闘していると言えるでしょう。
さて、次戦は少し間が空いて6月21-23日のスペイン🇪🇸カタルーニャラウンド。4月のインシーズンテストでも走り込んでいるサーキットなので各チームしっかりとセットアップも煮詰めて準備をして乗り込んでくるでしょう。
一体どんな戦いが待っているのか?次戦も期待です。