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【WRC Rd.12 セントラルヨーロピアンラリー🇪🇺Day3ハイライト🚗💨】

長い1日となったDay3。ドイツ🇩🇪とオーストリア🇦🇹の2ヵ国を跨いで6ステージが行われ、このDay3を終えて暫定総合首位に立つのはセバスチャン・オジェ🇫🇷(TGR)。その後ろでタナック🇪🇪(ヒョンデ)が5.2秒で追いかけ、2人ともチャンピオン争いを最終戦まで引っ張る気満々です。

一方で、Day2までトップだったヌービル👓(ヒョンデ)はどうした?というところ。SS10まではトップでチャンピオンまっしぐらでしたが、なんとSS11で濡れた路面に足を取られコースオフを喫する場面が。しかも2度も!これによりSS11はステージタイムでトップから35.8秒遅れ、総合ではその時点で33.8秒遅れの4番手へ転落。最終的には39.8秒差の4番手でDay3を終えることになりました。
スーパーサンデーの展開次第ではありますが、この調子ですとチャンピオン決定は最終戦の日本に持ち越されることになりそうですね。

勝田貴元🇯🇵(TGR)はトップから1分31秒遅れの総合5番手でDay3終了。ほとんどのSSでステージ4番手、5番手で終えタイムも各ステージトップから5秒前後の遅れでしたが、唯一ヌービルと同じSS11でコースオフを喫しタイムロス。濡れた芝生に一度足を踏み入れてしまうと制御が効かず減速を待つしかありません。ステージタイムではトップから23.7秒遅れてしまい、上位に浮上するチャンスをほぼ失ってしまいました。しかし幸運だったのは総合6位のパヤリ🇫🇮(TGR)との差も大きかったためコースオフしたものの順位は落とすことなくラリーを続けることができました。総合順位では余程上位にトラブルなどがない限りこれ以上浮上することはないので、切り替えてスーパーサンデーに挑んでほしいですね。

このDay3を終えての総合順位と暫定の獲得サタデーポイントはこちら。

ヌービルのチャンピオン決定を阻止したいオジェが18ptを稼ぎ、タナックも15ptを上げ現時点では望みを繋いでいる状況にあります。
この時点で暫定ではありますがヌービルは217pt、タナックが24pt差、オジェは33pt差で続いてます。ヌービルはスーパーサンデーとパワーステージのポイントでタナックに対し7pt以上を稼げばチャンピオンが決まります。オジェはヌービルより3pt以上稼がないとここで9度目のチャンピオンの可能性はなくなります。
この状況を踏まえて最終日Day4はどんな戦いになっていくのか?チャンピオンが決まるのか持ち越されるのか?見逃せません!


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