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【今週末のモタスポプレビュー🏎🏍💨10/25-27】

今週末は主に以下のカテゴリーが開催予定です。

🏎️F1 Rd.20 メキシコシティGP🇲🇽
🏍️MotoGP Rd.18 タイGP🇹🇭
🏍️全日本ロードレース Rd.8 鈴鹿🇯🇵(最終戦)
🚗スーパー耐久 Rd.6 岡山3時間🇯🇵


F1

アメリカ大陸ラウンド3連戦の2戦目はメキシコシティGP🇲🇽。舞台はお馴染みのエルマノス・ロドリゲス・サーキット。様々特徴はありますがなんといっても標高の高さ!首都メキシコシティの街中にあるので映像では伝わりませんが、この街じたいがそもそも標高2300mもあります。富士山の5合目に相当し他のサーキットに比べて空気が薄くダウンフォース量も減り、そのくせ全開率が高くPUへの負担も大きいです。今でこそPUの耐久性が上がりましたが以前はエンジントラブルによるリタイアも少なくはなかったですね。

1周は4.304kmと短くコーナー数は17(左7/右10)を数え、レース周回数は71周で行われます。セクター1はホームストレートからターン4手前までとなり、2本のDRSゾーンとなるロングストレートをターン1~3のシケインで繋いだセクションとなります。またDRSゾーンは2つありますが検知ポイントはターン15の1ヶ所だけとなりますのでなるべくホームストレートでオーバーテイクを済ませたいところです。
セクター2はターン4手前からターン12前までとなり、低速のコーナーが連続します。またターン11-12もDRSゾーンとなります。
セクター3はターン12前からフィニッシュラインまで。圧巻なのはターン13~16のスタジアムセクション。元々野球場だったスタジアムを利用しスタンドはそのまま残してます。なのでこのエリアは360度観客に囲まれており映像で見ていてもその光景は圧巻です。
通常であれば表彰台はピットビルに設けられますがメキシコシティGPだけはこのスタジアムセクションで表彰式が行われるのもここの特徴ですね。

現在のポイントスタンディングはこちら。
まずはドライバーズ。

フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)とノリス🇬🇧(マクラーレン)の差は57pt。アメリカGP🇺🇸で少し差を開けられてしまいましたね。ぱっと見る感じでは各者そこそこギャップがあるので今のところ一発で順位が逆転するところはなさそうですが、どれだけ近づけるか?サンパウロGP🇧🇷にどんな状態で向かうことができるか?が一つ注目になるかと思います。

続いてコンストラクターズ。

ドライバーズと違ってこちらは非常に面白くなってきました。前戦アメリカGP🇺🇸でフェラーリが決勝で1−2を決めたことで2位レッドブルと3位フェラーリの差は僅か8ptまで迫ってきました。レッドブルはタイトルどころかランキング2位も危うい状況になってきましたね。マクラーレンとフェラーリは2台とも揃って競争力があることがこの状況を生み出していると思います。
メキシコシティはペレス🇲🇽(レッドブル)の母国GP。パッとしないレースが続いてますがここは地元のファンの前で力強い走りを見せてほしいですね!

MotoGP

第18戦のタイGP🇹🇭、舞台はお馴染みチャーン・インターナショナル・サーキットです。1周は4.55km、コーナー数は12(左5/右7)を数え、決勝レース周回数はMotoGPで26周、Moto2が22周、Moto3は19周で行われます。
高低差がなく全体的にフラットなレイアウトで、グランドスタンドからはコース全体が一望できるレベル。ちなみにピットがオートポリス同様にコースの外側に位置しグランドスタンドがその真上なのでピット作業を拝むことが出来ないのは難点(⌒-⌒; )
前半は3本のロングストレートを低速で繋ぎ、後半は高速コーナーが連続するレイアウト。ブレーキングであるターン1やターン3、ターン5、ターン12が主なオーバーテイクポイントになるでしょう。

現在のポイントスタンディングはこちら。

初タイトルを狙うマルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)はバニャイヤ🇮🇹(Ducati)に対し20ptのリードを築きます。しかし2人ともここ数戦で転倒を喫したレースもあるのでF1などの4輪と違って2輪でこの差はまだ安心できるマージンとは思えません。一方で2人の差がレースごとに一進一退なのは観ている側にとってもハラハラだと思います。緊張感のある良いレースが続いているのでこのタイでも同様に手に汗握るレースを期待したいですね。

タイトルが決まるかもしれないMoto2のスタンディングスも見てみましょう。

小椋藍🇯🇵(MT Helmets)はカネット🇪🇸(Fantic)に対し65ptのリードを築きます。小椋はこのタイで5位以上でフィニッシュすれば自力でチャンピオンを決めることが出来ます。もちろん勝って決める、表彰台に上がって決めるに越したことはないですが、しっかりと確実にフィニッシュを目指して決めて欲しいですね。期待しましょう!

JSB1000

全日本ロードレースもいよいよ今季最終戦となりました。最後は鈴鹿サーキットでのMFJ GP、2レースが予定されてます。
注目されるのはタイトル争い。昨年までは中須賀(YAMAHA)が連勝街道で圧倒的なポイント差で早々とタイトルを決めてましたが今季はなんとこの最終戦までもつれ込みました。現在のポイントリーダーは192ptの中須賀ですが、それを僅か4pt差でチームメイトの岡本(YAMAHA)が追いかけます。シーズン序盤は中須賀が4連勝を飾ってましたが、実は5月のSUGO戦2レース目以降勝ち星なし。以降の5レースで岡本が4勝、水野(Team KAGAYAMA/Ducati)が1勝を挙げ、岡本は直近3連勝と勢いがあります。
さらにこの最終戦の2レースでは通常よりも各ポイントが3pt多く岡本の逆転チャンピオンの可能性も十分。
一体どんな最後の戦いになっていくのか?最後まで見逃せません!

スケジュール

金曜日

🏍️MotoGP FP 11:00-13:30
🏍️MotoGP FP 15:15-18:00
🏎️F1 FP1 3:30-4:30

土曜日

🏍️JSB1000 レース1 13:30-
🏎️F1 FP2 7:00-8:00
🏍️MotoGP FP~予選 10:40-13:30
🏍️MotoGP 予選~スプリント 14:50-17:30
🏎️F1 FP3 2:30-3:30

日曜日

🚗スーパー耐久 決勝 Gr.2 8:30-11:30
🚗スーパー耐久 決勝 Gr.1 13:30-16:30
🏍️JSB1000 レース2 13:35-
🏎️F1 予選 6:00-7:00
🏍️MotoGP 決勝 14:00-18:00

月曜日

🏎️F1 決勝 5:00-

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