【今週末のモタスポプレビュー🏎🏍💨9/20-22】
今週末は主に以下のカテゴリーが開催予定です。
🏎️F1 Rd.18 シンガポールGP🇸🇬
🏍️MotoGP Rd.14 エミリアロマーニャGP🇮🇹
🏍️World SBK Rd.9 イタリア🇮🇹
🏍️スーパーモトクロス プレーオフファイナル ラスベガス🇺🇸(最終戦)
🏎️SUPER GT Rd.6 SUGO🇯🇵
F1
第18戦はシンガポールGP🇸🇬、お馴染みのマリーナベイストリートサーキットが舞台です。前戦アゼルバイジャンに続いて市街地サーキットの連戦ですね。2008年からF1を開催しており、今となってはF1でのナイトレースがかなり増えましたが元祖はこのシンガポール。今回はどんなレースが観れるでしょう。
マリーナベイの1周は4.940km、コーナー数は19(左12/右7)を数え決勝レースは62周で行われます。市街地なので先日のバクーと同じように直角に近いコーナーが多いですが、全体的に高低差はなくフラットな印象。バクーのようなロングストレートはありませんが長めのストレート区間が何本かありDRSゾーンは昨年までの3本から4本に増やされました。しかしターン13-14と14-15のDRSは検知ポイントが共通でターン12過ぎにあるので、ターン14で抜かれてしまうと一気に逃げられてしまう可能性はあります。このセクションをどう使うかは一つポイントになるでしょう。
現在のスタンディングスはこちら。
まずはドライバーズ。
トップのフェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)に対してノリス🇬🇧(マクラーレン)が徐々にでは迫りつつあります。その差は59pt、決して逆転は簡単ではないと思いますがそれでもどこまで挑めるのかは非常に興味をそそります。
またランキング8位までが100ptを超えており今年のF1がいかにチームの差が小さくなっているかも伺えるでしょう。角田は22ptで現在12位。少しでもポイントを加算して再びこのトップ10に顔を出してほしいところ。
月曜日になってこの順位がどう動くか、楽しみにしましょう。
そしてコンストラクターズ。
いやぁついにレッドブルを超えるチームが出てきたと思うとワクワクします(笑)。一強ではなく複数チームがタイトルを争える状況というのはやはりレースに緊迫感を生みますし、よりレースが面白くなります。このシンガポールを終えてこのスタンディングがどう動くのか、注目です。
MotoGP
今週末のMotoGPはエミリアロマーニャGP、舞台は前戦サンマリノGPと同じくミサノワールドサーキットです。元々はインドGPが組まれていましたが諸事情によりキャンセルとなり、その後延期となっていたカザフスタンGPが組み込まれましたがこちらもキャンセルとなり、最終的にミサノを使用してエミリアロマーニャGPとして行われることになりました。
現在のスタンディングスはこちら。
マルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)がリードしますが2位のバニャイヤ🇮🇹(Ducati)との差は僅か7pt。マルティンは前戦サンマリノGP決勝での判断ミスが痛かったですね。しかしチャンピオンシップとしては面白くなってきました。
また3位争いもM.マルケス🇪🇸(Gresini/Ducati)とバスティアニーニ🇮🇹(Ducati)が9pt差なのでここの争いも注目どころ。
SuperMotocross Playoff
1月のスーパークロスから始まり、9ヶ月に及んだスーパーモトクロス。そのプレーオフラウンドもついにファイナルとなりました。
最終戦の舞台はラスベガス・モータースピードウェイ。前戦テキサスと同じくオーバルトラック内に設けた特設オフロードコースを走ります。
この最終戦は獲得ポイントも通常の3倍。実力はともかく、可能性としては250も450も多くのライダーにチャンスが残っていると言えるでしょう。
現在のスタンディングスはこちら。
250SMXをリードするのはディーガン(YAMAHA)。プレーオフ1, 2共に総合優勝を飾りここまでフルポイントを獲得しました。現状チャンピオンに最も近いと言えるでしょう。下田丈(HONDA)はプレーオフ1を総合4位、プレーオフ2を総合3位で終え現在ランキングは4位。チャンピオンを獲得するには下田が優勝し、ディーガンが6位以下で終わらないといけないので正直かなり厳しいところですが、最後まで力強い走りを期待しましょう。
450SMXはH.ローレンス(HONDA)がリードするも2位セクストン(KTM)との差は僅か1pt、さらに昨年チャンピオンのJ.ローレンス(HONDA)もトップから9pt差の3位につけており、戦いはこの3人に絞られたと言っていいでしょう。勝利の栄冠は誰が掴むのか?最後まで見逃せません!
SUPER GT
SUPER GTは第6戦SUGOラウンドにやってきました。第5戦鈴鹿が12月へ延期となり、第6戦なのは変わりませんがサクセスウェイトは第4戦終了時点のものが引き継がれます。
SUGOは1周が3.586kmで右回りのテクニカルサーキット。山の地形に合わせたアップダウンが特徴で、最終コーナーからホームストレートにかけては高低差73m、勾配は10%もありトルクが求められます。
今回のSUGOラウンドで特筆すべきは予選フォーマットの変更でしょう。
特にGT300は台数が多いことから今まではQ1をA組とB組に分けてましたが、Q1とQ2の合算タイムでグリッドが決まる現在の予選においてQ1を分けると不公平だという声が上がってました。それにより予選フォーマットが変更となりGT300のQ1は組分けをせず全27台が同時にアタックするシステムになりました。
本来第5戦鈴鹿ラウンドから採用する予定でしたが、台風で流れたため今回のSUGOラウンドからとなったわけです。
皆さん、よーく考えてください。先程も述べた通りSUGOは1周3.5kmです。そこに27台がタイムアタックに行くわけです。しかも今週末は雨の予報…
赤旗が出る予感しかしません(^◇^;)
どんなQ1になるか、注目しましょう。
他にもいくつか変更点がありますので是非以下のサイトからご確認ください。
現在のランキングはこちら。
GT500は36号車au TOM'Sがリードするも、100号車STANLEYが4pt差で続きます。2位と3位は少し離れてはいるものの3位以下は非常に僅差で並んでおり、また8号車ARTAも前戦の第4戦富士で優勝したことで一気に上位へ名を連ねてきました。サクセスウェイトのことを考えるとまだ燃料リストリクター制限のかかってない23号車MOTULや17号車ASTEMOなどは今回優勝を争う一角になってくるのではないかと思います。このランキングが日曜日を終えた後にどう動いているのか、注目です。
GT300もトップの2号車mutaに対して65号車LEONが僅か2ptで続いており接戦となってます。こちらも2位と3位の間には大きな差がありますが3位以下は連なっており誰がランキングを上げてきても不思議ではありません。GT300はサクセスウェイト上限が50kgに変更されたことで、BoPがどうかはわかりませんが搭載ウェイトでは差が出なくなったように見えます。この状況であればもう誰が優勝しても不思議ではないでしょう。日曜日表彰台のてっぺんには誰が登っているのか?見逃せません。
スケジュール
金曜日
🏍️MotoGP FP 13:00-16:30
🏍️MotoGP FP 17:15-20:40
🏎️F1 FP1 18:30-19:30
🏎️F1 FP2 22:00-23:00
土曜日
🏎️SGT FP 9:15-11:00
🏍️MotoGP FP~予選 12:40-15:30
🏎️SGT 予選 14:45-16:19
🏍️MotoGP 予選~スプリント 16:50-19:30
🏎️F1 FP3 18:30-19:30
🏍️WSBK レース1 21:00-
🏎️F1 予選 22:00-23:00
日曜日
🏍️SMX 11:00-15:00
🏎️SGT 決勝 13:30-
🏍️MotoGP 決勝 16:00-20:00
🏍️WSBK スーパーポール 16:00-
🏎️F1 決勝 21:00-
🏍️WSBK レース2 21:00-
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