【MotoGP Rd.1 カタールGP🇶🇦スプリントレースハイライト】
いよいよ開幕のMotoGP。開幕レースを制したのはホルヘ・マルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)!昨年に続いて今年もスプリントでは強さを示します。初タイトル獲得に向けてまずは幸先の良い滑り出しとなりました。
2位にはブラッド・ビンダー🇿🇦(KTM)が入ります。マルティンを抜くことは出来なかったものの終始真後ろに付いてマルティンにプレッシャーをかけ続けました。
3位にはA.エスパルガロ🇪🇸(Aprillia)。M.マルケス🇪🇸(Gresini/Ducati)やバニャイヤ🇮🇹(Ducati)とのバトルを制し這い上がってきました。見事な走りでしたね。
今回のスプリントレースは僅か11周。巡ってくる攻め所もそれだけ少ないのでいかに正確にレースを組み立てるかが重要でした。
スタートは相変わらず混戦で激しいポジションの奪い合い。ビンだーが4番グリッドからスーッと伸びてきて2番手に割り込んでいきました。
その後は全体的に見ると少々大人しめのレース展開。多少順位の変動はあるもののグイグイと上げてくるライダーはおらず、各者様子見しながらバトルのようにも感じられました。
その中で今季Gresini Ducatiへ移籍したM.マルケス🇪🇸は水を得た魚のように気持ちよく走行。一時は4位までポジションを上げ開幕レース表彰台も目の前まで来てました。
最終的に5位でフィニッシュしましたが、レース後の表情は昨年までのRepsol HONDAではなかった笑顔を見せており、まだまだ改善する点もあるでしょうけれども、久々に思ったような走りが出来た感じだったのではないでしょうか。
注目のルーキーであるアコスタ🇪🇸(GASGAS/KTM)は終始先輩ライダーたちにバトルを挑んでいきますが、距離の詰め方や並び方は本当にお手のもの。ルーキーらしからぬ走りでポジションを確保し最終的には8番手でデビューレースを飾りました。
日本勢の結果は、YAMAHAクアルタラロ🇫🇷が12位、リンス🇪🇸が17位。HONDA勢はミル🇪🇸(Repsol)が15位、移籍のザルコ🇫🇷(LCR)が16位、中上貴晶🇯🇵(LCR)が19位、移籍のマリーニ🇮🇹(Repsol)が21位という結果に終わりました。
ザルコは終盤後退してはしまいましたが、序盤は11番手くらいを走行しておりポイント獲得も見えてました。最終的にポジションダウンとはなりましたが移籍初戦で力強く走ってくれました。
HONDAは今年開発をガンガン進めていく予定ですし、ここからどう伸びてくれるのかは楽しみなところです。
YAMAHAも同様に開発してくると思いますし、クアルタラロが再びチャンピオン争い出来るくらいまで復活してくれると嬉しいですね。
さて、次はいよいよ決勝。スプリントレースとは異なり長丁場なのでさらにドラマが起きることも想定されます。一体どんな戦いが待ち受けているのか?楽しみにしていきましょう!
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