【FIA F2 Rd.8 イギリス🇬🇧スプリントレースハイライト🏎💨】
優勝:アンドレア・キミ・アントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)
2位:ゼイン・マローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)
3位:クシュ・マイーニ🇮🇳(Invicta/アルピーヌ育成)
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10位:宮田莉朋🇯🇵(Rodin)
21周のスプリントレースで優勝を飾ったのはアントネリ!世界が注目するメルセデスの秘蔵っ子F2ルーキー、ここまでチーム力の問題もあってなかなか掴めなかったボディウムでしたが嬉しい初表彰台初優勝となりました。
レースはスタート前からの雨によりスタンディングではなくセーフティカー先導からのローリングスタート。
雨降りしきる中でも各所でバトルもありベアマン🇬🇧(Prema/フェラーリ育成)も接触でいきなりフロントウィングの翼端板を失います。
そしてスタートから僅か3周で一気に雨量が増し4周目でレースは赤旗中断となります。
しばらく待って雨が落ち着いたところでレース再開。アントネリはSCが外れてリスタートとなったところから非常に速いペースで後続を引き離して行き、最終的には2位のマローニに対してなんと8.6秒ものギャップを築く圧倒的な走りを披露しました。
思い返せば昨年のフォーミュラリージョナルヨーロピアンでも初優勝を飾ったのは第4戦雨のスパでした。F2は今季から新型マシンになって常勝プレマもセットアップが決まらず未だに探り探りの感じがしますが、マシンよりもドライバーの腕が試される雨のレースで示したこの速さは世に彼の才能をアピールするものになったのではないでしょうか。
一方でその後方では各所でバトルが勃発。8周目にはアロン🇪🇪(Hitech)、マルティ🇪🇸(Campos/レッドブル育成)が接触し、さらにハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)も単独でコースオフしSCとなります。
16周目にはマルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)とオサリバン🇬🇧(ART/ウィリアムズ育成)のチームメイト接触、両者リタイア。
さらにファイナルラップではボルトレトとマイーニのInvictaチームメイトバトルも勃発。この時にボルトレトはコース外からポジションを上げたためレース後にタイム加算ペナルティを受けることになりました。
宮田はポイント圏の8位を狙って争い、ダークセン🇵🇾(AIX)とも非常に良いバトルを披露してましたが最終的には10位でポイント獲得とはなりませんでした。
今回のレースでアントネリが初優勝を上げたことにより、今年のF2はここまで15レースで13人のウィナーが生まれたことになりました。今のF2がどれだけ戦国時代なのかを表してますね。
さて、今回は雨に翻弄されましたが日曜日の現地は今のところフィーチャーレースの時間帯であれば雨が降らない予報にはなっています。
個人的には雨きてほしい(^◇^;)
今度はいったいどんな戦いになるのか?見逃せません!