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粟島神社
厳島神社境外末社 栗島神社
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大聖院仁王門に伸びる緩やか坂「滝小路」、この小路を筋違橋方向に歩き始めて直ぐ左に、鮮やかな朱の鳥居を構えた粟島神社が現れます。
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大聖院に向かう参拝者が行き交う「滝小路」に沿って佇む小さな神社。
切妻平入瓦葺の平入の社殿は、外陣と本殿を祀る内陣に分かれ、内部の粟島大明神、滝町と書かれた朱色の大きな奉納提灯に視線が行く。
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社殿正面、朱も鮮やかな鳥居と社殿、左に手水舎の配置で社標は見当たらなかった。
神仏分離以前、厳島神社の別当寺だった大聖院の一坊のひとつ東泉坊の鎮守として祀られていたもので、神仏分離にともない、東泉坊は破却となり鎮守の粟島神社だけが残りここに遷されたもの。
新しく綺麗な社殿から想像できないが、創建はかなり古いものと思われます。
参拝は扉を開けて賽銭箱に賽銭を入れ、扉を閉めてから参拝します。
扉を閉め忘れると鹿が入り込みエライ事になるようです。
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社頭の概説。
「粟島神社
祭神 少彦名命
例祭日 5月3日
少彦名命は大国主命(大黒様)に協力して国土開発、殖産興業、社会福祉等に大きな功績を遺された神様です。
商業、産業、醸造、医薬等の守護神として篤い尊敬を受けておられます。
殊に病気平癒、安産、家内安全、福徳開運の霊験あらたかな神様として女性の方々の信仰を受けておられます」
少彦名命は一寸法師のモデルともされ、大国主命の国造りに際し、波の彼方より植物の実(天乃羅摩船)に乗って現れたと伝えられ、こぢんまりとした社殿も似合っている。
おやじの大好物酒の神さまなので日頃の感謝を込め参拝。
粟島神社について広島県神社庁、広島県史など目を通しました詳細は分からなかった。
粟島神社
創建 / 不明
祭神 / 少名彦命
所在地 / 広島県廿日市市宮島町瀧
大聖院仁王門から滝小路を北に2分程
参拝日 / 2023/03/03
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