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全国一ノ宮巡り 栃木県 day1
5/10~12二泊三日で下野國一之宮の「日光二荒山神社、宇都宮二荒山神社」を巡る。
今回は全てかみさん任せの電車旅、車窓の景色を眺めながら酒が飲める。
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名古屋駅を7:00前の新幹線で東京に向かい、東武鉄道浅草駅から日光まで移動、現地ではバスと徒歩での移動。
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8:50
東武鉄道浅草駅 特急スペーシアに乗り込む。
かみさん、これに乗りたかったらしい。
金色の新幹線もどきだが、座席間隔にとても余裕があり快適だった。
車内販売はないので乗車前に飲食物の購入が必要。
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11:00
東武日光駅到着、ここからバスに乗り換える、GWを終え一時の賑わいはなく行列を覚悟していたがそれはなく嬉しい誤算。
駅前の日光軌道線車輛、少し前までは日光駅と馬返までの市内を結ぶ路面電車として活躍、今は動輪が外されここで展示されていた。
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11:30いろは坂
二日間フリーチケットを駅で買い求め、現地での移動はバスと徒歩。
いろは坂、休日や日中には絶対に踏み入れてはいけない、国道でありながらひたすら渋滞のイメージしかない道。
この日は全く車列はなく、渋滞のイメージは皆無、それでもここを車で通るなら夜中か早朝だろう。
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明智平バス停で降車、目の前の明智平ロープウエイ。
男体山や中禅寺湖、華厳の滝を一望できる5分間の空中散歩を楽しみ展望台へ。
明智平・・・どこまでが真実なのかねぇ。
ここで団子と大きな焼き鳥を食べ昼食とする。
フリーチケットを提示するとロープウェイの往復料金1000円が100円引きになります。
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12:30展望台からの眺望。
目の前の男体山、噴いてはいないが、嘗ての活動の痕跡を見ると怖い物がある。
フライフィシッグ発祥の地と言っても過言ではない中禅寺湖と落差97㍍の華厳の滝。
僅かな期間しか楽しめない鮮やかな新緑に包まれた青い中禅寺湖と白く流れ落ちる滝。
長期予報では期待していなかった眺望をこうして見られるのはラッキーだ。
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13:15
ザ・リッツ・カールトン日光バス停で降車、下野國一之宮二荒山神社中宮祠に向かう。
多少歩くが中禅寺湖湖畔や周囲の新緑、名残の桜を眺めながらの時間は苦にならない。
二荒山神社中宮祠社頭。
日光二荒山神社は男体山山頂に奥宮、ここ中禅寺湖畔に鎮座する中宮祠、東照宮の西に鎮座する本社の三社で構成されています。
下野國一之宮はここ二荒山神社と宇都宮の二荒山神社の二社があり、識別化のために日光二荒山神社と宇都宮二荒山神社として区別している。
湖畔沿いを伸びる国道沿いに社標と鳥居が立ち、緩やかな石段の先に神門が見える。
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神門。
正面に伽藍が広がる。
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拝殿・本殿全景
祭神 二荒山大神。(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の親子三神を祀る)
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奥宮登拝口
拝殿右方向にあり、霊峰男体山(標高2,486㍍)の頂に鎮座する奥宮に繋がる。
古くより、霊峰二荒山(ふたらさん)として神の鎮まる山として尊崇され、御神体山と仰ぐ神社で、日光の氏神様。
石楠花の名残がチラホラと。
ここから奥宮は山支度の装備でしか辿り着けません。
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中禅寺湖と脇参道。
境内右側の参道を進むと湖畔沿いの国道に交わる。
所在地 / 栃木県日光市中宮祠2484
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中宮から日光自然博物館方向へ20分程歩き華厳の滝観瀑台に向かう。
上
14:15
二荒山神社境外末社「華厳神社」到着
祭神 / 二荒山大神、水波能売命
観瀑台に続く有料EVはこのエリアにあります。
下
華厳の滝 落差97㍍の滝、観瀑台までは有料EVで降りる。
観光バスの連なる姿も戻り、復活した修学旅行生達に遭遇、子供達の騒がしさも戻ってきた。
所在地 / 栃木県日光市中宮祠2479-2
ここからバスで東照宮近くの西参道バス停まで約40分の移動時間。
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15:50
良い縁坂の石畳を上り大猷院入口左と二荒山神社本社社頭到着。
今日は二荒山神社本社を参拝し、家光公霊廟がある大猷院や日光東照宮は明日一日かけて参拝する。
日光二荒山神社、日光東照宮、日光山輪王寺は世界遺産にも認定されています。
日光二荒山神社の始まりは、767年に勝道上人が男体山の神を祭る祠を建立したことがが起源とされ、
男体山の頂上の二荒山神社奥宮は782年に建てられ、本社と奥宮の中間に位置する中宮祠は784年に建立されたという。祭神は二荒山大神 大己貴命、田心姫命、味耜高彦。
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上
常高寺 常行堂 法華堂
下
輪王寺 大猷院 仁王門。
参拝したいところですが神社は17時にはクローズされます。
明日朝でいいだろう、そもそもここ二荒山神社本社すら明日の予定でいただけに初日に参拝で来ただけでで十分だ。
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下野國一之宮 二荒山神社本社社頭。
神門へは緩やかな石段が続く、途中に縁結びの御神木がある。
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上
拝殿及び本殿の社殿全景。
下
絢爛豪華な本殿と左に化灯籠。
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朋友神社
祭神は少彦名命を祀る、創建は不明ですが手水鉢に1753年(宝暦3)と刻まれている。
遠くから見るとガマガエルのような個性的な狛犬は1832年(天保3)と刻まれている、しっかり角を持ち、おめめパッチリの印象に残る姿。
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創建1745年(延享2)とされる大国殿、資料館的な位置づけの建物だ。
朋友神社、大国殿より奥は商魂逞しさを感じる賽銭、御朱印大量発行エリア。
下
栃木県文化財 宝刀 大太刀 太郎丸
南北朝時代(14世紀)の作とされ神社に奉納されたもの。
総長2.655㍍、刀長1.792㍍、重さ7.2㌔の太刀。
この辺りで巫女さんが賽銭箱を回収して周る姿を盛んに目にする、時計を見ていたつもりはないが営業終了時間17:00が近づいて来たようだ。
何か閉店間際の飲み屋に来たような気分になった、せめて参拝者が立ち去ってから回収してもいいような気がする。
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ニノ鳥居から楼門、東照宮五重塔方向の眺め。
営業終了時間も間近、蛍の光が流れる前にホテルに向かおう。
所在地 / 栃木県日光市山内2307
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17:00
今夜の宿日光千姫物語に到着。
明日はここを拠点に日光東照宮を参拝します。
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ロビーからホールの眺め、緑が綺麗な時期だ。
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日光温泉 日光千姫物語
所在地 / 栃木県日光市安川町6-48
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下野國一之宮 日光二荒山神社
参拝日 / 2022/05/10