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【ホルスヘレシー】ATTACK ON KYTAN 【バトルレポート】
日本全国から集うヘレシスト達
ーその日人類は思い出した。〈歪み〉の悪魔と対峙する恐怖を。奴らが生み出す超兵器にもたらされる絶望をー
ごきげんよう、日本全国の親愛なるヘレシーファンの皆様。今回は先日行われた変則タッグバトルの模様をお伝えしよう。ホルスヘレシーには無限の遊び方がある。たとえアーミーが揃っていなくとも、強敵(とも)と手を取り合って一軍を編成し、壮大な物語を生み出すことができるのだ。
その日、情熱の国文京区千石にあるホルスヘレシーの聖地ジャイアントホビーには10人のハリキリ⭐︎ボーイが日本全国(東京千葉埼玉神奈川岡山)から集って、開戦を待ち侘びていた。原因は俺だ。家庭の事情とはいえ、遅刻して申し訳ないです。
今回のレギュは3500ポイント。昨年新たに発売された拡張ルールブックの「Siege of Cthonia」からミッションを選択することになったついでに、新兵であるインダクティもしくはコマンドスカッド(理由はカッコいいから)を編成に入れることが条件になっている。そしてドレッドノート拡散防止条約(ユニットタイプ: ドレッドノートは1000ポイントにつき1体までの制限を設けるハウスルール)を批准することだ。
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変身フルグリムはつい最近発売されて話題になったやつだ。塗り上げてくるなんて素敵💓
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しかしここで緊急事態発覚(まぁどう見ても最初から明らかだが)。主催者のタンケンさんの軍勢の大半が《歪み》の嵐に見舞われ、一部戦力しか到着できなかった(訳: 松屋にケースごと忘れた)ため、ナーグルディーモン(ハガさん)+アイアンウォリアー(タンケンさん)vsインペリアルフィスト(darutoneさん)+ウルトラマリーン(muro)の変則タッグマッチの形式となった。
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王者の間へ
説明しよう。王者の間とは、ジャイアントホビーの奥の方にある豪華なテーブルのことで、雰囲気抜群のバトルが楽しめる王者のみに許された特別な空間のことだ。料金を払えば普通に使えるから予約しよう。対戦相手も決まったことだし、パートナーになったインペリアルフィストのdarutoneさんと軍を統合し再編成した。敵軍はハガさんのナーグルディーモンにアイアンウォリアーのいいとこを足した感じの編成となった。
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アイアンウォリアーにはあのカイタンが、ナーグルディーモンには複数のグレーターディーモンがいて何が何だかわからない。というわけでこのゲームは敵の巨人の進撃を止め、なんとかポイントを守って勝つかなり防御的なゲームになりそうな展開になっていったのである・・・しかもタンケンさんはプライマーク・パーチュラーボをしれっと編入していてかなり強力な突破力と耐久力を持つ。それもそのはず、彼は歩兵の全てを松屋に置いてきたので、ショートケーキに例えるならスポンジを忘れてイチゴだけ持ってきてるようなものなのだ。さすが大逆派汚い。ここで討ち果たしてくれる。
当面の作戦は盤面中央へと敵を誘い込み、十字砲火で壊滅させることに決まった。そのためには両翼の巨獣を沈めねばならない。思う存分写真は撮ったので今日の目的の7割は達成されている。先攻はロイヤリスト。いざ尋常に!
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ハッ!甘いな!俺たち先攻は揺るがないZE⭐︎
1ターン目
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まずは浸透戦術でスナイパーとシーカーを前に展開し、敵の動きを阻害しつつデカモノを削る。これだけの火砲だ。耐えられまい。
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というわけで全てのユニットで撃ちまくった結果・・・
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成仏してクレメンス・・・
1ターン目表終了でロイヤリストチームは2点獲得+ユニット撃破で1点獲得。そして1ターン目裏、ナーグル&アイアンウォリアーの進撃が始まる。敵の狙いは全身制圧、大量のポックスウォーカー的なやつらで目標を確保することだ。
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敵軍の前衛による苛烈な突撃により中央部隊にそれなりの被害が出るも、右翼は複数からの突撃に対して敢闘。拠点確保とユニット撃破で2点を返したが、点数の上ではこちらがリードしている。
2ターン目
カイタンが前線に到着してしまえば崩壊は必至。ここでカイタンを倒さねば勝利は無い。ついでにいうとカイタンは今日の日のためにタンケンさんが丹精込めて塗ってきたミニチュアだ。それなりの敬意を払いつつ必ず駆逐しなくてはならない。
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ききき気に入った。こここ殺すのは最後にしてやる。
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ナーグルが硬すぎるのと、敵の足が思ったより速いのと、ウチの射撃がショボいのと色々な予想外が重なりてんやわんやしてきた。カイタンを撃ち漏らしてしまったため、次のターンにパー様が修理するとか言ってるしもう無理かと思ったその時、俺は大事なことを思い出した。そう。俺は1人じゃないのだ。
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デレデオのプラズマキャノネードが火を吹く!サーベラスの恐るべき主砲が唸りを上げる!!眩しい黄色でペイントされたdarutoneさんのインペリアルフィストもお美事にございまする!
重火力がカイタンに向けて放たれ、次々と命中。ウルトラマリーンの攻撃で既に死に体だったところに止めの猛攻を受けた。背が高過ぎてどこからでも見えるので撃ち放題だったことが敗因だろう。次からはキャタピラに乗るといい。
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最後に殺すと言ったな?アレはウソだ。
ウォーハンマーの伝統である、「塗ったばっかりのミニチュアは特に活躍せず退場する」の実績を見事解除したカイタン。我々が大喜びしたことは言うまでもないし、ハガさんも大喜びだったので最高の花火だった。なんもせずに退場したのに当のタンケンさんもなんか嬉しそうだったが、その理由はこの瞬間アイアンウォリアーが張り巡らせた罠に、我々がかかってしまっていることを確信したからだろう・・・2ポイント獲得してターン終了。
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ここでプライマーク・パーチュラーボ単騎駆けだぁっ!
2ターン目裏は猛烈な前進でスタート。スペシャルセーブでロイヤリストの猛攻を耐えきり、ついに汚い人海戦術が始まった。
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あちこちで白兵戦が勃発し、ついにこの世の地獄が顕現する。そして運命の瞬間が訪れた。
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パーチュラーボがついにウルトラマリーンの全戦に突入した。悪魔の鉄槌を浴びて次々と立っていくインヴィクタルス達。しかしこちらにも漢はいる。タルタロスアーマーでその身を鎧う我らがプラエトール(薙刀めいた武器を持った限定品だ!)が仲間を鼓舞し、戦線を維持した。
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猛烈な突撃を受けてロイヤリスト側の前線が瓦解。ラスキャノン部隊が潰走してしまい射撃まで封じられてしまう。次のターンが正念場だ。こうなってはもう高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処するより他はない。
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控えに回していたプラエトリアン・ブリーチャーを投入。ここで決めねば敗北必至だ。
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各所で奮闘するも、次々と倒れていく勇士たち。中央はインペリアルフィストの活躍で熾烈な争奪戦が継続しているが、左翼でなんとも情けない事態が発生する。
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そしてプラエトールもインヴィクタラスも撃破され、作戦目標を喪失してしまった。
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こうして拠点を強奪されてしまったため逆転の目が無くなってしまったロイヤリストチーム。3ターン目裏は更なる泥試合が起こったが結局巻き返すことはできず、家庭の事情による時間切れもあり撤退、大逆側が勝利した。
かなり変則的な編成のゲームとなったが、いつものクセでマリーンを念頭にした戦術を用いてしまい、ディーモンの耐久力を甘く見ていたことと、カイタンに気を取られ過ぎたことが敗因だったと言えるだろう。デカいやつは撃ちたくなるのがヘレシストのSAGAではあるが、気をつけよう(戒め)。パパ業のためその後すぐにジャイホビを撤退してしまったので仲間と語らう時間が取れなかったことが残念だ。しかし、残ったみんなは最高の時間を過ごしたことだろう!
今回は以上だ。